黄金期オリオールズへ
ついにこの日が来た。2023年9月29日ホームスタジアムであるカムデンヤーズで地区優勝を決めた。これは実に9年ぶりのことである。9年前といえば現SD所属のマチャドや元オリックスのジョーンズ、さらにはクリス・デービス、ネルソンクルーズらの活躍により勝ち取った優勝であった。この時のチームの印象はやはり大砲が多かった印象である。ちなみに当時のリリーフにはブリットンやオデイといった好選手もいたが全体的なリリーフ層は今季よりは薄いだろう。私はこれらを踏まえて今季の飛躍の要因はやはりリリーフの層の厚さと考える。特にバティスタの活躍は印象深いものがあり、カノーの活躍を予想した人はあまりいなかっただろう。
私はここ数年の再建期から見始めていて見ていて決して楽しいものではなかった。アストロズからやってきたGMであるマイク・イライアスは以前アストロズの再建を成功させており長期的に戦うことのできるチームを作り上げた実績があり見ている側は信じるしかなかった。しかしそれらの再建を経て今やチームの顔であるラッチマンやヘンダーソンをドラフトで獲得することができた。さらには球界トップクラスのファームも構築することができた。
まだチームは始まったばかりだ。レギュラー陣は非常に若い。さらには藤浪らも今季途中から加入し世界一になる準備はできているはずだ。 「Lets go О's」