【お笑い】ミルクボーイの漫才、オチのオトンの台詞はちゃんと法則がある説
「ミルクボーイの漫才、オチのオトンの台詞はちゃんと法則がある説」
を提唱します。
ミルクボーイさんの漫才、面白いですね。なかでもM-1で披露された「コーンフレーク」と「もなか」はやっぱり人気です。
ミルクボーイさんの漫才の基本のオチは
「オトンが言うには〇〇ちゃうかって」
「ぜったいちゃうやろ!」
で終わりますよね。オトンの発言内容が一見脈絡ないように思えて、あっさり終わる印象です。
しかし、このオチのセリフ、オトンは全く脈絡ないことを言っているわけではなく、一定の法則があるのではないかと思いました。
その法則とは…
オチのオトンのセリフは
【題材】の特徴のなかで『【題材】あるあるではない方』の序盤2つ目まで
の内容に合致したものである
というものです。
以下、ミルクボーイさんの代表作である漫才「コーンフレーク」「もなか」のネタの中で、【題材】あるあるではない方の特徴・序盤2つを書き出してみました。
漫才「コーンフレーク」・「もなか」の『あるあるではない方の特徴』序盤2つ
「コーンフレーク」
1
死ぬ前の最後に食べるごはんがこれでもいい
2
晩ごはんに出てきても全然いい
→最後
オトンが言うには「サバの塩焼きちゃうか」
「もなか」
1
スーパーで子供がそれを欲しくて泣いていた
2
映画館の売店とかにもよく置いている
→最後
「オトンが言うにはピザポテトちゃうか」
まとめ
一見脈絡がないように感じるオトンのオチのセリフって
「その題材あるあるじゃない方の特徴二つ目」までの内容をもとに考えたとしたなら、すごく納得できるのではないでしょうか。
つまり、オカンの思い出せないことに対して、オトンはかなり序盤で考えることをやめているということがわかります。
ミルクボーイさんのネタは
オカンの思い出せないことを異様に粘り強く考えてあげるボケとツッコミ…という内容で面白いですが
コンビ二人の行動の対比として「めちゃくちゃ早い段階で思考停止してるオトン」というボケをオチにしているのではないかと思いました。