高校OB サッカー元日本代表の岡崎慎司氏引退を受けて
サッカー元日本代表でワールドカップ3大会に出場したFW岡崎慎司(37)が今季限りで現役引退すると26日、所属クラブのシントトロイデン(ベルギー)が発表した。クラブを通じ「今まで全力を尽くしてきたけど、気付いたら体がボロボロで、そして自然と自分に限界を感じました」とコメントした。私の偉大な高校の先輩でもあるので、想いを綴りたい。
「ダイビングヘッド」が代名詞のストライカーで、歴代3位の日本代表通算50得点。
今季は負傷の影響もあり、所属クラブで出場機会を減らしていた。
W杯は10年南アフリカ、14年ブラジル、18年ロシア大会のピッチに立った。日本代表通算119試合出場は史上5位。
兵庫・滝川二高から05年にJリーグの清水入り。11年からは欧州で活躍した。
ドイツのシュツットガルト、マインツを経て、15年に加入したイングランドのレスターではプレミアリーグ優勝に貢献した。
私は2011年3月に滝川第二高校を卒業した。母校の一番のレジェンドは間違いなく、岡崎慎司氏である。滝ニの誇りであり、レジェンド。日本代表ならびに日本サポーターは、ダイビングヘッドの勇姿に何度も救われてに間違いない。私自身も氏の勇姿に感動をもらった。やはり、氏がOBということは誇りである。
決して身長も高いわけでも、強靭なフィジカルを持つわけでもない。しかし、ゴールへの嗅覚に優れており、一生ダイビングヘッドが氏の持ち味である。泥臭くという言葉は氏から学んだと思う。
近年のサッカー日本代表は、個々の面々は久保建英や三笘薫や堂安律など、タレント揃いではあるものの、岡崎、本田、香川がいて、長谷部がいてと、約10年前の日本代表と比べると勢いが無いように思える。
今の面々は岡崎氏の一生ダイビングヘッド、その思いを受け継いで、明日のサッカー日本代表を築き上げてほしい。