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2024/08/29の日経新聞を読んで

米半導体大手エヌビディアが28日発表した2024年5~7月期決算は売上高が前年同期と比べ約2.2倍の300億4000万ドル(約4兆3500億円)、純利益が2.7倍の165億9900万ドルだった。ともに市場予想を上回った。AI向け半導体の需要の高さを示したが、決算発表後の米市場の時間外取引で株価は一時8%下落した。記事を要約すると共に所感を述べたい。

  • 売上高、純利益ともに四半期ベースで過去最高を更新した。

  • 5~7月期はデータセンター部門の売上高が前年同期比2.5倍の262億7200万ドルだった。売上高全体の約87%を占めた。

  • 生成AI開発を競う巨大テクノロジー企業がAI半導体への投資に巨額の資金を投じ、エヌビディアの収益が拡大する構図が続いている。

  • ジェンスン・ファンCEOは28日、決算説明会で現行の「H100」や「H200」について「需要は非常に強い」という見方を示した。

  • 株価は時間外取引で一時、28日終値比8%安になった。

  • 売上高や純利益は市場予想を上回ったが、これまでの株高で過熱感が出ていたこともあり、市場では当初売りが先行した。

【所感】
エヌビディアの5-7月期決算は好調であった。市場はエヌビディアへの期待の表れを数値でも示した。

一方で株価は8%安となっており、売上高、純利益共に好調なのに、株価が下落している。ここは株価上昇といきたいが、市場は逆の動きを見せた。これまでの過熱感から反転したという。

市場の期待が大きすぎて、思った程ではなかったなというところだろうか。十分に世界トップクラスの企業だからこその宿命。そして、AIへの加熱。AI関連はまだまだ伸び続けると信じている。伸びが来るか、AIバブル崩壊が来るか?

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