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2024/04/18の日経新聞を読んで

住信SBIネット銀行は17日、短期融資の基準となる短期プライムレートを0.1%引き上げて年1.775%にすると発表した。5月1日から適用する。短プラは変動型住宅ローン金利の基準で、同行で借りたローン金利は上がる可能性が高い。記事を要約すると共に所感を述べたい。

  • 日銀が3月にマイナス金利政策を解除してから短プラの引き上げが表面化するのは初めて。

  • 日銀が2016年2月にマイナス金利政策を導入した際、住信SBIは短プラを据え置いていた。

  • 住信SBIの4月時点の変動型住宅ローンの基準金利は2.775%で最優遇金利は0.298%。

  • 住信SBIは23年3月期の住宅ローン実行額が1兆4000億円超で、メガバンクを上回る。

  • 短プラは1年未満の短期融資の基準金利で同行が短プラを上げるのは08年11月以来、約16年ぶり。

そう簡単に上昇することはないだろうと思われていた短期プライムレートの引上げがついに実施された。今回は住信SBIのみが実施したが、マイナス金利解除の影響だと見るアナリストも多いだろう。実際のところ、金利が上がらない事はないだろうというのが、私の見解。今住信SBIは最優遇金利で0.298%だが、これがどこまで上昇するのだろうか。

住信SBIは住宅ローンの実行額が昨年で1兆4,000億でメガバンを上回っており、住宅ローン業界では巨人である。その巨人が舵を切ったのだから、auじぶんもpaypayもそしてメガバンもじゃあうちも。といった感じで上げてくるのではないだろうか。
とはいえ、まだまだ固定金利より変動金利の方が低いし、得策だろう。私も変動金利を選ぶ。

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