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2023/02/10の日経を読んで
トヨタ自動車の稼ぐ力が資材高を受けて弱まっている。2022年4月〜12月期の原材料高の負担は前年同期から1兆1,100億円を増え、原価低減や車の値上げが追いつかない。一方でEV専業のテスラは純利益でトヨタを猛追。記事を要約すると共に所感を述べたい。
一台あたりの純利益ではトヨタがテスラの5分の1にとどまる
トヨタの取引先は400社以上あり、増えた燃料費の7-8割はトヨタが負担している
テスラはEV専業で4種類の高級車のみを手掛ける戦略である
半導体不足に対して半導体節約としてレクサスなどのリモコンキーを2つから1つに減らして10万台規模の増産を見込む
EV普及に向けて本格的な競争が始まっており、新しい収益モデルの確立が急務である
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時代はガソリンからEVへ移行している。PHVでもなくEVである。圧倒的に利益率が高いテスラはなぜここまで利益を出せるのかが不思議である。トヨタもEV戦略を打ち出してはいるものの実現可能には時間を要するだろう。我がJeepもPHVモデルを発表したが、EVでは無い。EVにするには技術面でも制度面でも壁があるのだろうか。日本がTOYOTAが生き残るにはEV戦略の徹底は必須であると考察する。