2023/06/26の日経新聞を読んで
政府は殺傷能力のある防衛装備について防衛装備移転三原則の運用指針に該当するなら輸出を認める案を自民党に提示した。
記事を要約すると共に所感を述べたい。
運用指針に「殺傷」の文言はない。
指針は輸出の目的を(1)救難(2)輸送(3)警戒(4)監視(5)掃海――の5類型に限ると定める。
政府は5類型に該当すれば殺傷能力のある装備も輸出できると明示する趣旨の文言を指針に加える案を自民党に示した。
機関砲を搭載した車両や輸送艦などを念頭に置く。
国民の理解を得れるか否かが最大の焦点になるだろう。殺傷能力を有する武器を輸出することは戦後史上最もインパクトのある出来事だと思う。野党は猛烈に反対するだろうし、公明党も首を縦には振らないだろう。防衛産業のためには殺傷能力の有無を問わずに輸出を拡大したい。今後も注視したい記事である。
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