空いてる京都旅(続き)
知恩院にお参りした後、三条通まで歩いて三条京阪の駅前へ。三条大橋の東側には高山彦九郎の銅像があるが、これまたほとんどの観光客は注目していなさそうです。実はこちらの像は二代目だそうで、初代は戦時中に金属供出のために出征したそうです。
というわけで彦九郎が遥拝した御所方面に向けて三条大橋を渡り、人混みを避けて中町通にある誠光社さんへ。こちらは丸太町通渡って少し行ったところにあるのですが、こだわりのセレクトされた書籍を販売されてる書店さんです。
その前にお隣にあるアイタルガボンさんでお茶🫖をして休息‥するはずが、その日はお休みでした。
この辺りが、行き当たりばっ旅の辛いところですが、そのまま誠光社さんで本を物色。こちらはセレクトされた新刊本中心の品揃で、ジャンルごとに分かれており選びやすい。入口付近には様々なアート系イベントのチラシが置かれており、さまざまなアート、アーティストを応援したり、文化の中心を担おうとしている志を感じました。
以前から読みたいと思っていた『奇想の系譜』という本を発見したので購入しようかと思いましたが、お値段がかなりしたので、申し訳なく思いながらもそのまま退店。
その後、お腹がいたくなり、京都府立文化芸術会館のお手洗いを拝借。
こちらの会館には、前田珈琲さんが入っており、やや地味ながら ゆっくりと休憩出来そうです。この辺りが京都の味わい深いところで、わざわざ人気店に並ばなくても、満足できる場所があちこちにあるのです。
というわけで今回は、荒神橋のたもとを少し入ったところにあるカモガワカフェさんで休憩しました。
良いところとしては、窓際の席は明るくて気持ちがいい。漫画がたくさん置いてあり、自由に読める。(手塚漫画、へうげもの、稲中など、いろいろ) また珈琲も美味しく、ランチやケーキなどもお値段リーズナブルで一人でも年齢に関係なく入りやすいお店でした。今回、念願叶って初訪問しました。
その後、荒神橋付近から河原を歩いて出町の枡形商店街をウロウロ。ここにも書店が充実。
その後下鴨社の入口付近にある
Pâtisserie AVECAMOURさん、でお土産に焼き菓子を購入。これは結果的には大成功。非常に美味しくて、家人に喜ばれました。
そして出町柳から京阪で淀屋橋まで。座れたしピールも飲めたし、最高!とにかく河原町や京都駅周辺の喧騒に巻き込まれることなく帰阪できて良かったです。
というわけで工夫すれば人混みを避けて楽しめるのが京都の良いところで、暑さはありましたが改めて山紫水明の美しさを感じ、少しですが癒されることができました。