超初心者のPLの理解
上場企業で働いていて、「もっとBSとかPLとか決算書に使われるワードについいて理解しないといけないなぁ」と思うシーンが多いです。そのため、超初心者・超素人の私がYouTubeや本で読んだ内容をまとめたりしています。
まずはPLとは
ざっくりこれを見て学んだこと
黒字か赤字かどうかが分かる。
同業他社のPLを比較するならば、どこで利益を出しているのか損失を出しているのか差分が分かる。
当期純利益を見る +であれば黒字、-であれば赤字
売上総利益=粗利 売上-売上原価を示す
営業利益=本業利益とも言われる 売上総利益から販管費(家賃・広告宣伝費・人件費など)を差し引いたもの
営業利益➗売上高=営業利益率 →同業他社を比較する時には割合を
経常利益 営業利益に営業外収益を加えて営業外費用を差し引いたもの
営業収益=本業の儲け
経常利益=会社全体の儲け
特別利益と特別損失 臨時の儲けと損失 特別損失の例:災害などによる損失がでたなど
実際のPLを見てみる
動画で学んだことを順番に、自分に馴染み深い中古本買取販売のブックオフさんの決算書をみてみました。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9278/tdnet/2344595/00.pdf
四半期純利益が+つまりブックオフさんは黒字
2022年1Q営業利益率2.3% 2023年1Q1.56%
22年と比較すると23年の方が営業利益率が下がってますね!
2021年の経済産業省の調査によると主要産業の売上高営業利益率の平均は3.2%のため、ブックオフさんは平均より低いです。人件費や広告宣伝費が多そうですね。
実際決算書を見てみて、本業(ブックオフ以外)に自動販売機設置料と古紙等リサイクル収入での収益もあるのかな〜と初めて知った情報がありました。
比較的近しい業種のゲオさんの決算書も見てみます。
https://www.geonet.co.jp/geo_wp/wp-content/uploads/2023/08/2681_20230810_financial_results_1Q.pdf
最初に驚いたのが、売上高こんなに違うのかということ。首都圏だとブックオフよくみますがゲオは店舗数そんなに多い印象がなかったので驚きです。
実際に店舗数を比較すると、
ブックオフ 直営店423店 FC加盟店377店 合計800店舗
ゲオグループ 直営店1856店 FC加盟店172店舗 合計2028店舗
セカストを含めてゲオグループだとしても、ブックオフとゲオグループでここまで差があったとは、、、消費者として過ごしていると意外と知らないことが多いものですね・・・(余談でした)
店舗について ブックオフ ゲオグループ2P
四半期純利益+で黒字
営業利益率 2022年1Q4.9% 2023年1Q 5.4%
むむむ、同じことしていると思っていても、ゲオグループの方が営業利益率が高い!すごい!なんで!?!?
ブックオフが6~8月、ゲオ4~6月をみているからといって、時期要因でこんなにも差があるのだろうか疑問が深まるばかり。。。
「会計の地図」という本によると、PLは何にどれだけ費用がかかったのかを明確にしているとのことです。正直まだまだPLみただけでは分からないことも多いですが、少しずつ理解を深めていこうと思います。
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