D進決意の理由(博士生活の予想)の答え合わせ
M2のときにD進を決意した理由をいつかの記事でまとめたけど、3年間を終えて、それらは実際どうだったのか、の答え合わせをしてみる。
① 3年で卒業できそう
⇒実際できた。ちゃんと学位も取れたのでめでたしめでたし。ここに関してはまあ書いた通り、なんやかんやで3本書けた。ただ、想定よりもかなりぎりぎりでアクロバティックな修了になったことは強調しておきたい。
② (民間企業への)就職は問題なさそう
⇒ハッキリ言って微妙。予測してたよりも、就職活動は厳しかった、というのが本音。結構何社もESで落ちた。もちろん自己分析やら文章やら、自身の能力が足りてなかった可能性は全く否定できないが、いろんな意味で「博士だから」落とされたってのはあると思う。思いたい。
いわゆるマッチング度合いってのが低いと、どうしても修士卒と比べると採用されにくいんやろうなってのが実感。
工学部でこれなので、ほかの学部やともっと厳しいと思う。ただ、それでもなんやかんや、内定は何社かもらえた。就職先の職種とか詳細については書くか迷っている。
③ 学振が貰えそう
⇒もらえた。貰えたは貰えたけど、「学振が貰える」=「経済的に安心できる」ではないことは強調しておきたい。自分は実家暮らしだったのでまだましだが、一人暮らしだと生活保護とトントン説もあるので、博士学生は経済的に残念なのは紛れもない事実。
④ M1の1月時点で行きたい企業ややりたい仕事がない
⑤ 学科の就活のシステムがまあまあくそだった
⇒このへんはまあそのまんま。
⑥ 教員の人間性
⇒これに関しては、本当に助かった。進学してから豹変するとかもなく、本当にお世話になりました。
⑦ 時間、スケジュール的な自由度
⇒D1とD2の時は正直遊びまくったので、これに関しても想定通りだったと言えると思う。モラトリアム延長を大いに楽しんだと言える。我ながらこんなにもモチベーションの低かった博士学生はなかなかいないと思う。
まあ、こう見てみると、博士進学を決意したポジティブな理由のほとんどは実際その通りだったと言えると思う。問題はネガティブな「後悔しそうだと思っていた点」のほうで、こっちは次書こうかな。