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日帰り紀伊半島一周ソロツーという名の苦行?荒行?完走の感想

話題はホットなうちに書け。と言うことわざはないですが、なんだかんだで明日で早1週間経ちますので、綴ります。

以前書いた『40歳になるまでにやりたい事 2つ目』を、2024/05/21にやってきました。

いつも通りまとまりのないものになりますが、これを読んでいただいた方に三重県や和歌山県の名所?や道路名、またアホな事してるってのをなるべくわかってもらいやすくする為、地名や時刻、距離を記入しようと思います。

僕同様、荒行をしたい方!
荒行するとこうなるってのを参考にしていただけたら幸いです。
ちなみに出発地は三重県伊賀市です。

さぁ、ダラダラ書いてみましょーう!

夜露がかかって見にくいですが18797kmでスタート。
時計は少し早いので無視して下さい。

朝5:12に自宅を出発し、せっかくなので国道ステッカーも収集しながら行こうと販売店を第一の目的地にしたのですが、早朝の道の空き具合を考慮すると、開店まで30分は待たなければならない事がわかり、全行程の時間・距離を考えるとロスしすぎるので、今回はパスしました。

カブでも行ける距離なので、後日カブで行くことにします(笑)

5:23
8.8km
自宅から10分のコンビニで早速停車
工程を考え直します。

と言うことでまずは国道165号〜国道23号〜国道42号を南下し、県道750号に入って、三重県鳥羽市のファミマを頻尿紳士タイム地(要はトイレ休憩)にしました。

7:28
89.7km
ファミマ 大明東町店

出発から2時間16分も経ってますが、まだ鳥羽…。
この時既に「これだけ走ってまだ鳥羽やん…」と思ってたのはここだけの話です(笑)
とは言え90km位は走ったので、下道で来たと思うと、妥当ですかね?

次は鳥羽まで来た感がないし、ツーリングしてる感が欲しくて、麻生の浦橋をバックにセローを撮ってみました。

7:52
麻生の浦橋
スペイン村まで19kmもあるらしい

次の停車中は三重県南伊勢町のローソン(国道260号)で頻尿紳士タイム。
走行距離も150キロを超え、時刻も9時半位になってました。

南伊勢町のローソンに向かう道中、パールロード(県道128号)と言う三重県南勢地区にある有名な道があるのですが、そこにある鳥羽展望台もスルーして先を急ぎます。
ご興味のある方は、是非調べてみて下さい。

ローソンから25km程走ると再び国道42号に当たり、道の駅紀伊長島マンボウ(三重県紀北町)があります。

10:07
191.3km
道の駅紀伊長島マンボウ

ここは休憩がてら寄った道の駅なのですが、休憩以上に寄りたい理由がありました。

久しぶりの国道ステッカー

そうです、国道ステッカーです!
なかなか来るところではないので是非ゲットしたかったところにはなるのですが、セローで来たのでカブには貼れません。

ここまで走って既に時間と距離感覚がバグってしまい「ここまでならカブで来れるな」と思ってしまったので、次は是非カブで…(笑)

旅を続けます。

次に停車したのは、新宮市のガソリンスタンド。

12:28
セルフ三輪崎SS
家から273.3km

尾鷲くらいから思ってたんですが、鳥羽か志摩辺りからガソリンスタンドのセルフがほぼないんですよね。

普段入れるスタンドは出光ばかりなのですが、出光は多いもののフルサービスばかり。

当方の地元もど田舎ですが、この辺りはもっと深刻なのかも知れないと、初めて知りました。

さて休憩した時点でお昼だったので、そろそろ楽しみにしてた海鮮丼を食べようとに走りながらキョロキョロお店を探してたんですが、道沿いにあるのは何故かうどん屋ばかり…。

「名物でもないのに何でうどん屋ばっかりなん?!」と思ってたんですが、高速ができつつあり、海側を見ても漁港らしいものがあまりないので、案外思っていた海辺の街のイメージではないようです。

前置き長くなりましたが、結局海鮮丼屋を道沿いでは見つけられず…

12:42
285.9km
ファミマ 那智勝浦店にて昼食

結局コンビニ飯になりました(笑)

昼飯買う前に初めてネットで海鮮丼屋を調べたのですが、ここから少し進んだ『道の駅たいじ』にはどうやらあったらしく…。
ただまもなく閉店と書いてあったんで、諦めました。

ま、これも観光地目的のツーリングでないので、仕方ないですし、こういうのも好きなんですよね。

ご飯食べ終わって出発したのは13:20。

やべ、まだ勝浦です(笑)

先を急いで走り出したのですが、29km程走ったところでツーリングブログやモトブログ、ブラタモリでも見た『橋杭岩』が左手に見えました。

これはもう寄るしかない…

14:00
314.8km
橋杭岩

不思議なところでしたねぇ。
タモさんが何か説明してたんですが、忘れました(笑)
気になる方は調べてみて下さい。

14:09、橋杭岩を離脱します。
はい、観光は最低限です。

次に向かったのはこのツーリング『紀伊半島一周』の第二の意味のような場所…

14:25
323.2km
本州最南端 潮岬

潮岬にやっと到着しました!
約9時間半、そして323km!

普段してるツーリングならば、自宅と目的地の往復の距離です。

事前に総走行距離が知れなかったのですが、潮岬時点では既に半分以上走ってたんですねぇ。

そんな事を知らずにGoogleマップ見て「まだ半分来てないんちゃうん…」と少し半べそになったのは秘密です(笑)

本州最南端の碑にセローを横付けできなかったのは残念ですが…

ツーリングと言えば…

しっかりライダーの義務?ソフトクリームをいただき、15:07に潮岬を出発しました。

次は一気に和歌山市内まで北上して給油、見慣れた景色の嫁の地元阪南市からいよいよ高速乗って帰るつもりでしたが…

16:09
373.6km
道の駅志原海岸
モンスター飲むと眠気飛ぶんですよね

潮岬を出発してから約1時間、ついに眠気がやってきました…。

起床したのが4時ですので、飯食ってソフトクリームも食ったら眠くなりますよね。

危うく道沿いの防波堤に突っ込みそうになったので、モンスターエナジー飲みながらしっかり休憩しました。

やはりこれくらいの距離、走行時間になってくると、焦りもあり疲れも顕著になります。

今度こそ和歌山市まで…!と思ってたのですが、道の駅志原海岸からでも相当な距離があるので、もう一発休憩挟んでしまいました。

17:32
421.3km
ファミマ 切目口店

夕日がかなり綺麗でした。
「もう日没かぁ」と思いましたが、和歌山の日没は地元と違い、なかなかしぶといのです。
完全に沈んだと思えたのは、19:45とかやった気がします。

もうここまで来たら無理して和歌山市まで行くのをやめようと思い、18:30広川IC付近のローソンで紳士タイム、その後『和歌山マリーナシティ』を横目にいよいよ和歌山市に入りました。
『和歌山城』を右手に見ながら通過したのは、19時半頃だったと思います。

そうなってきますと2回目の給油を念の為行いたいところでしたが、またもやスタンドがない問題が出てきました。

少しは土地勘あるものの、流石にどこにあるかまではわからないので、インカムで嫁に電話し聞いてみるものの、嫁も詳しくは知っておらず…。

家にいる嫁に現在地を教えてスマホで空いてるスタンドをナビしてもらい『イオンモール和歌山』の真ん前のエネオスで最後の給油をしました。

20:08
503.3km
Enejet ふじと台SS
すっかり暗くなりました

和歌山イオンまで来るともう家に帰ってきたような感覚になったのですが、まだここから自宅まで150km近くあるのです(笑)

ここからは国道26号BPと阪和道泉南ICから走り慣れた道になります。

本当は堺市位まで下道で上がって帰れば良いのですが、見慣れた景色になるとツーリング感がなくなるので、実質的なこの『日帰り紀伊半島ソロツーという名の苦行?荒行?』は阪南市で終了になります。

とは言え真の目的は家に帰る事。
遠足は帰るまでが遠足。
ツーリングは帰るまでがツーリング。

翌日職場の後輩達から「どうでしたか?」「ヤバいっすわ」とか言われましたが、そもそもがかなり遠回りして『家から家に帰る』が目的地なのです。
紀伊半島を一周して…。

20:54
541km
阪和道岸和田SA上り
あともうちょい!!

阪和道岸和田SAで最後の紳士タイムしました。

この頃になると疲れがピークになる…と思いきや、そうでもなかったんですよね。
でも『日帰り』とうたっている以上、その日中に帰りたいので、アドレナリンが出ていたのでしょうか?

21:48に名阪国道入りましたが、空気が変わります。
福住ICくらいまで登りますと、寒さがエグい…。
この時期昼間はとても走りやすいのですが、朝晩との寒暖差で服装選びが本当に難しい。

ガタガタ震えながら無事

22:19
635.5km
無事自宅に到着

自宅に到着しました。

『無我夢中』とはこの事ですね。
誰に聞いても「できるわけない」と言われましたが、「走るだけやん!」とわけのわからん自信一つでやりきりました。

無事一筆書きのログも完成して大喜び!

土地柄の生活感?とか、◯◯まで1◯◯kmの看板見てうろたえる感じとか、約17時間半バイクに乗る体の感覚、痛み、テンションとか。
本当になかなか体験・体感出来ないツーリングになったのではないかと思います。

帰ってから椅子に座ったら、お尻が痛すぎました。

嫁に見てもらったところ、青たんが出来てました(笑)

みなさん、セローで635.5km約17時間半走ると、お尻に青たん出来ますよ!(笑)

次回はこのシリーズ最終章
『初めての富士登山(仮)』

内容を詳しく書くと叩かれるかもなので、登山するまでに小出しで書けたら書きたいと思います。

最後に、いつも通りダラダラまとまりのない長文をお読みいただき、ありがとうございました。

自分の人生経験でかけがえのない一日になった事は間違いありません。

ご質問・ご意見ありましたから、コメントしていただけたら幸いです。

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