見出し画像

自己紹介~追伸~

私が生まれたのは、小倉北区井堀というところでした。
牛小屋を改造した場所だと聞きました。1DKで外にトイレ風呂なしでした。
母が、玄関でたらいにお湯入れてお風呂に入ってました。所謂行水ですね。
考えたらすごいことですよね。誰か来たらどうするのだろうって。
貧乏を話すとなんか自慢と言われることもあるのですが、自慢ではなく当時はみんな貧乏だったと思います。
私は小学校6年からバイトを始めました。初めてしたバイトが栗の選別でした。
大中小に分けるだけ、これってしていると何が中なのかわからなくなるので、私には向いてない仕事と思いました。
中学校になったら、新聞配達をしました。いつの間にか母が中心にやるようになっていました。よく、廃品回収で新聞とな雑誌とかあるところで、エロ本を持って帰りましたね。高校の時に飲み屋でバイトしていました。ここでは、お店の人に薬を打たれそうになりました。(泣)最後はラーメン屋でした。ここでは本当にお世話になりました。
ラーメンの配達時に、裸にバスタオル巻いた女性が出てきて、びっくりしたことを覚えています。また、違う女子高校生が告白してきたりして、舞い上がったことも。
18歳から博多に出てきて、1DKの古いアパート家賃23000円でした。
バイト代が56000円くらいだったので生活がギリギリでした。
そんな生活をしていた時、電報がきました。「至急連絡くれ 母」と。
当時は電話なんか持てないし、何かあったと公衆電話に行きました。
「かあさん、どうしたの?」「あんた行ったっきりで何も連絡ないから生きとるのか」
夏休みに戻ることを約束して、ほっと一安心。
ある日に、ドアに手紙が挟まっていました。
「連絡取りたいのですが、連絡もらえませんか?〇〇」??誰かも知らない。
電話をしたら、会いたいとのことでその場所に行きました。
ミニスカートの女性で、一生旅行代金が安くなるというものをキャンペーンで購入しないかという営業でした。当時はわからなくて、話を聞いて購入の意思まで出てきたのですが、友達に確認すると逃げて帰ったことも思い出します。今でいうとネットワークビジネスでした。
トントンとドアが。「はい」ドアを開けると、外人が「あなたは神様を信じますか?」「わかりません」と閉めました。
まだ面白いことあるのですが、そんな人生から27歳で起業し、どんどん突き進んできた人生でした。
セミナー講師をいろんなところでやってきましたが、30年近く会社やっていたので自信もプライドもありました。
でも私落ちたんです。沈んだんです。30年近くで前に2回沈んだ時がありました。
でも、今回のは、最大級でした。
2021年スタッフが突然いなくなってから、どん底でした。
人生いろいろ起こることだと思っています。
しかし、この2024年まで本当にいろいろありました。
スタッフだけではなく、去っていった人、応援してくれた人、それぞれに考えがあると思うので、誰も責めることもないし、それぞれに感謝しています。
また、取引先も去っていきました。
スタッフには、私を成長させてもらいました。ぜひ新しいところで成長してほしいと心から思っています。
去っていった人には、私がこれからまた成長したときは、また戻ってきてください。
信用がちゃんとつくように、再度信頼を得れるように頑張ります。
応援してくれた人には、本当に感謝しています。つらい時、一緒に飲んで一緒に泣いてくれたり、お金を貸してくれたり、長話をしてくれたり本当に感謝します。
取引先様は、数字が良くなれば、いづれは付き合ってもらえるものですので、再開することを楽しみに待っています。

本当にゼロからのスタートでした。
ただ、元気をもらえたのは新しくやってくるスタッフと、時々かかってくるお客様の声でした。
「大井さん、よく頑張ったね」まだまだなのに。と思っていましたがお客様から電話がかかってきます。元気をくれます。
スタッフも、「社長が頑張っているから私たちもついていきます」って。
成功していたら、こんなこと書く時間もないのでしょうけど、そうなっていないから書かせてもらいます。
よく言われたのは、別の会社にお金を蓄えて、会社つぶすだろうとか、たくさんの叱咤激励をされます。最近でも言われることがスタッフにあるそうです。
まず言えることは、会社はつぶしません。そして、スタッフが成長できれば、その先に私の引退と会社の拡大はあると思います。(笑)
実現できる可能性は、理念の共有とビジョンの実行です。

お店は、お店から見た視野でしかありません。
お店を開けたら、お客様が来店することを待っています。
考えないのです、もし誰も来なかったらどうする?
もし、売上ゼロだったらどうする?お客様が少ない時は、「天候悪かったかな?」関係ありません「明日は来るか」来ません。「なんとなく、売上減ってきたな」そんなことはありません。「売上上がってきた~」きのせいです。
腕には自信があるから、まさかって思わないのです。私もですが・・・。
でも、お店を客観的に見て、マーケット(商圏含む)を見たら、私たちが顧客情報、行動情報(購買履歴・対応履歴)を分析したら、お客様をリピータにできるかもしれません。
もしかしたら、お店で作っているものが、私たちのマーケット(薬局や専門店・飲食店)で販売できるかもしれません。
もしかしたら、来店客に私たちが勧める商品を提供すると、客単価が上がるかもしれません。
考えられることは、考える。単純なことですができないことです。
少しでも私たちが役に立つことができれば、幸いです。
遠慮なく相談ください。
そして最後に私みたいのについてきてくれるスタッフに感謝申し上げます。
もし、セミナーにも来れたら来てください。
                              つづく

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集