見出し画像

【顧客は突然いなくなる11】

今回はSNSなどのお店のネット戦略について話をしようと思います。皆さんのお店はどんなネット戦略を行われていますか?私がお店をしていたころは、ホームページは当たり前、エキテン、食べログ、グーグルマップなどへの投稿をしていました。それからFacebook、インスタへの定期的更新。そのときに思ったのは、他の店があまりにもしていないことです。ずっと私は書いていることはリピータ戦略なんですが、売上=顧客数(近隣のリピータ+近隣の新規+通りすがり+インバンド+離反したお客様)×頻度×客単価です。顧客数や購買頻度、客単価にも影響するネット戦略です。とても大事な戦略なので、他人任せにしないようにしていきましょう。

1)    ネット戦略の私の歴史

私は、まだモデムでインターネットができていた時がありました。その時に、提案書を作り、いいものができたと、ホームページがある企業に対して、メールアドレスを取得して、提案書を送っていました。おそらく、1997年あたりだったと思います。64KBps(ビットパーセコンド)のこの時代に大きなファイルを送っていたので、9600Bpsのところは1時間くらい受信にかかります。よく怒られたものです。二度と話を聞きたくないとかのクレームでした。それからホームページを作り、2001年からメルマガとブログをはじめました。どんなメルマガだと読んでくれるのか、どんなブログだと読んでくれるのか?毎月1回は必ず更新をするということで20年以上続いています。継続は力なりという言葉通りで、現在はスタッフが何を更新したらいいのかと言っていましたが、定期的に更新をしてくれるようになりました。ブログですが、当時は、いろんなブログサイトがありました。10サイトくらいコピペで行って、週1のブログ更新とメルマガを毎月1回、一時的には20000人を超えておりました。そして、そのメルマガで、これを見てくださいとサイトのアドレスをつけると、大体10%の人が見てくれていました。だからセミナーとかもどんどん人脈ができて、広がっていったことを覚えています。どんな内容を送ったのか?ネット上の面白い話を入れ込んでました。例ですが、下記を見てください。

―――――――みちのく太郎さんからコピーーーーーー

件名:ソフトの不具合について

送信者:みちのく太郎

 

ソフトのことでちょっとおたずねします。

昨年、ガールフレンド7.0からワイフ1.0にアップグレードしたところ、

思いがけないことが次々と起こり、困っています。

アップグレードして間もなく、チャイルドという名前のプログラムがいくつもでき、

容量をすごくとるので、お金をつぎ込んで環境を変えざるを得なくなりました。

 

そこで、ワイフ1.0をガールフレンド7.0に戻したいんですが、

このワイフ1.0のアンインストールがうまくできません。

強引にアンインストールしようとすると、システム全体を巻き込んでしまいそうです。

いい方法を教えてください。

 

件名:Re:ソフトの不具合について

送信者:サポートセンター

 

お世話になります。

ワイフ1.0の件ですが、同様のご質問をよくいただきます。

たいていの場合、原因は大きな誤解にあります。

ガールフレンド7.0からワイフ1.0にアップグレードするとき、

単なるユーティリティソフトと考えて何となくアップグレードする方が多くいらっしゃいます。

しかし、ワイフ1.0はユーティリティソフトではなく、OSです。

ガールフレンド7.0とは根本的に異なると考えてよいでしょう。

 

ですから、いったんワイフ1.0をインストールしてしまうと、

アンインストールしたりガールフレンド7.0に戻すというようなことは、

ほとんど不可能です。

ここで無理に、ワイフ2.0やガールフレンド8.0をインストールするようなことがあれば、

問題がいっそう大きくなり、回復不可能になります。

このあたりのことは、ヘルプファイルの「養育費」、「財産分与」に

詳しくかかれていますのでご一読ください。

全部読みたい場合は、ネット検索してみてください。

いまだにあります。

こんな風に、面白い話や、自分に起きたことなど、まず自然にスタートしたらいいと思います。材料はいくらでもあります。という感じでみんなに言いながらスタートしたのですが、よく続きました。その効果もあって、東京に進出した時も、大阪の時も、名古屋の時も人脈が増えて、セミナー展示会もたくさんできました。

2)    お店をスタートした時のネット戦略

ホームページとFacebook、インスタを主に、エキテン、食べログ、グーグルマップなどを更新しました。しかし、お店オープンしたときは誰も来ないという情けない状況でしたが、あきらめずに更新を行っていきました。ポスティングにも、QRを入れて、ホームページに飛ぶようにしたりして、徐々に知名度を上げていきました。当時はまだまだ口コミがなく、評価点だけでしたが、3から変わらず、上がってもいきませんでした。時々来店してくれる方から、SNS見ましたとかホームページ見ましたとか、反響が出てきたのがテレビに出演した後からでした。最初作った料理を表示していたら、今頃すぐに評価1になったことでしょう。やはり、写真も大事です。よく口コミを書きますから契約してくださいと電話営業が来ていました。今も口コミの書き込みだとか返信だとかを見ていると、これも店が行うことで味が出るものです。エモーショナルなことは、出来るだけ自分の心で行ったほうがお客様に伝わります。写真のクオリティも徐々に良くなってきます。自身のお店の動画も作るべきです。オーナーは大変ですよね。でも、仕組みを作るまで大変ですが、あとは日々の更新業務です。とにかく露出です。店は知ってもらってなんぼのもんと言いますよね。だから、ネットで無料はどんどん書き込みを行ったほうがいいと思います。じゃあそれは誰のためになんでしょうか?お客様とは、近隣のリピータ+近隣の新規+通りすがり+インバンド+離反したお客様です。ネット戦略とは、近隣の新規・インバンド・通りすがり・離反したお客様に対して、情報発信と、近隣のリピータへの客単価、来店頻度アップの情報発信なのです。

3)    まとめ

ネット戦略は、まずやってみる。動いてみる。撮ってみる。そして、上げてみる。失敗してわかることもあります。どんどん、うまくなっていくことだと思います。もし、最初に難しいなと思った場合は相談ください。我々でお手伝いをします。そして、継続的に出そうになったら引き継ぎます。お客様はお店のことを知りません。リピータも、まだ知らないことも多くあるのです。でも、今の時代は、ネットから調べてお店に行くことが多くなってきているのです。もし、動画とかあるとわかりやすいと思います。CRMというのはカスタマーリレーションシップマネージメントといいますが、顧客満足度をアップすることが目的です。お客様に移動中、在宅中、旅行中などに最新の情報がどこでも見えるように構築してあげるのもCRMの一環です。もしかしたら、そこからネット戦略は、リアル店舗からネット通販へ誘導に導けるのかもしれません。なぜならば、店があることで信頼を得られているという点とお客様が離反した理由はわからないが、思い出した時にはお店に近くにいなくて、お店の商品が欲しいかもしれません。利便性を高めていくことの事前の広告になるのでしょう。ネット戦略を無料でできる時代です。一緒にやっていきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?