日経賞 2024
【簡単データ】
🟣前走データ 過去11年
前走G1 5.5.3.16
前走G2 5.4.6.54 この2組が中心
前走オープン特別組が0.0.0.9 ❌
有馬記念 4.4.3.8
日経新春杯 3.1.1.8
AJCC 2.2.2.17
レース間隔5週以下 1.1.2.43 ❌
芝2200m以上の重賞で3着以内無し 0.2.2.49 ❌
7歳以上 0.2.3.37 ❌
【過去ペース】
23年 不良 36.8 S
22年稍 34.7 S
21年 良 34.9 S
20年 良 36.6 S
19年 稍 35.4 S
18年 良 36.0 S
17年 良 36.2 S
16年 良 33.9 S
15年 良 35.1 S
14年 良 34.7 S
🟣過去10年では全レーススローペース。明確な逃げ候補は不在でホウオウリアリティ、サザンナイツ、マイネルウィルトス 、ミステリーウェイ辺りか。今回もスローペース必須で前目で運べる馬の評価は上げたい。
【各馬考察】
1.アドマイヤハレー 先行、差し 【D】重馬場-
【AJCC 中山外2200 不良 M 37.8 12着】
不良馬場が響いたか。全く歯が立たず。
【3勝 中山2200 良 M 35.5 1着】
メンバーレベルが低めで7頭立て。丹内Jの早仕掛けが決まっての内容で評価はしづらい。
🟣中山は得意舞台で、前走を見るに良馬場希望。基本的はペースが流れる展開、上がりがかかる展開が希望。距離実績は無し。重賞レベルになると厳しいか。
2.ウインエアフォルク 追い込み 【E】
距離はこなせるであろうが馬場が渋らないと厳しい上に後方有利展開にならないと厳しいだろう。
3.クロミナンス 先行、差し 【C】
【AJCC 中山外2200 不良 M 37.8 3着】
基本的には先行勢にいたこの馬に展開が向く形となった。ただ、重賞でも戦える2200mと馬場適性は見せた形に。
【3勝 東京 1800 良 S 33.7 1着】
骨折明けでインが伸びている中外から上がり最速で差す強い内容。
🟣瞬発力はある程度期待できる馬で好走条件はスロー瞬発戦と思っていたが、前走は重馬場を苦にせずAJCCで3着に好走。とはいえ4角では足が鈍っておりまだ2500となると適性面には疑問が残る。ただこのメンバー構成ならまた着内はあってもおかしくは無い。まだ11戦しかしておらず年齢はあまり関係なさそう。
4.サザンナイツ 逃げ、先行 【E】
正直重賞レベルは荷が重い。
5.シュトルーヴェ 差し 【C】
【3勝 東京2400 良 S 34.1 1着】
休養明け、去勢後初のレース。進路取りが多少手間取ったのを見るに2着のキングスレインとは0.1秒差以上の内容。上がりは最速の33.2。
🟣去勢後初のレースは重賞でも戦えるレベルに見えた良い内容で操縦性も高くなったか?距離はこなせそうだが懸念点は右回り初出走であるという事。左回りであれば期待を込めて軸でも良かったが軸に置くのは難しい一頭。
6. ヒートオンビート 差し 【B】重馬場でD
有馬記念…4角不利、メンバーレベル的にも厳しい。
【アル共 東京2500 良 S 35.2 3着】
59キロを背負ってこの内容は負けて強しの内容だろう。
🟣出来れば東京コースの方が良いタイプだが、、展開としてはスロー戦が理想。昨年の日経賞は馬場が渋ったのが敗因で、重馬場まで来ると割り引いた方が良さそう。有馬記念大敗後で年齢的にも7歳というのがどう響くかは分からないがこの相手関係なら着内は狙えるだろう。
7.ホウオウリアリティ 先行、差し 【D】雨で↑
前走と前々走を見比べるに不良まで来ると厳しいが、やはりある程度の道悪は走ってくれそう。内枠かつペースが流れた方が良いタイプ。そして雨と好走条件が非常に狭いがこのメンバー構成ならハマれば着内はあってもおかしくない。少し長い距離を試して欲しかったのでメンバーレベルは非常に高いが条件揃えば面白い。
8.ボッケリーニ 先行、差し 【A】 雨↑
【AJCC 中山外2200 不良 M 37.8 2着】
タイム差無しの2着。この2着も距離ロスの差と見たいがやはりこの馬は抜け出すと緩める。
【チャレンジC 阪神内2000 良 M 35.1 2着】
直線で内に切り替えるロスありながらもタイム差無しの2着。
【京都大賞典 2400 重 M 35.9 2着】
抜け出すとソラを使うというコメントがあったが、あのメンバーでタイム差無しの2着。
🟣上がりがかかるこの舞台は好走歴もありプラス。8歳になってもなおG2以下なら安定しており、軸でも良い。雨もこなせる。
9.マイネルウィルトス 先行、差し 【C】 雨で↑
【AJCC 中山外2200 不良 M 37.8 5着】
先行馬に有利な展開とはいえ、楽に行けなかったこの馬にとってはタフな展開。5着は検討。
【アル共 東京2500 良 S 35.2 2着】
アルゼンチン共和国杯では道中で外外を回されるロスの多い展開だったが2着に食い込む強い内容。
🟣2200以上であれば余程上がりが早くなく、ある程度前に付ければ好走は出来ている。ただ中山は好走歴はあるものの馬質的には右回り急坂よりかは京都などの方が向いてそう。とはいえAJCCより距離延長はこの馬にとっては好転材料になりそう。雨は歓迎。
10.マテンロウレオ 先行、差し 【D】
【京都記念 2200 外 良 M 35.7 9着】
この馬の進めたいように進めていたようにも見えたが、後半1ハロンで失速。距離が厳しいのか?
【中山金杯 2000 良 S 34.8 7着】
あの展開であのハンデで大外追い込みは厳しい。そもそも長距離輸送も全敗なので向いていない。
【チャレンジC 阪神2000 内 良 M35.1 5着】
道中外外を回され、直線も進路取りに手間取った。3着とは0.1差で見直しは効く
🟣前走得意な展開であそこまでの敗退は成長力、距離が敗因なのかと気になる点が多い負け方となった。中山は0.1秒差の5着があるものの長距離輸送は0.0.0.8と全敗。距離も普段ならこなせるはずだが今の状態だとどうか。人気するのであれば消し候補としたい。
11.ミステリーウェイ 逃げ、先行 【E】
重賞レベルでは厳しいだろう。
【まとめ】
A…ボッケリーニ
B…ヒートオンビート
C…クロミナンス、シュトルーヴェ、マイネルウィルトス
D…アドマイヤハレー、ホウオウリアリティ、マテンロウレオ
E…ウインエア、サザンナイツ、ミステリーウェイ
今回は魅力的な穴馬となるとおらず、強いていうならホウオウリアリティ辺り。しかし堅めの決着になりそう。3連系なら軸はボッケリーニが安牌。二列目はヒートオンビート、マイネルウィルトスで他小数点で流すのが理想だろう。
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