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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

ほんとにあった!呪いのビデオ69レビュー

こんにちは!

今回も株式会社パル企画様の
「ほんとにあった!呪いのビデオ」
のレビューをします!

各映像を以下の基準でランク付けします。

非常に怖い…Sランク
怖い   …Aランク
普通   …Bランク
怖くない …Cランク

[火葬場] Bランク

深夜に、投稿者と友人がドライブをし、その際に見つけた廃火葬場に立ち寄った時の映像です。
火葬場を探索していると、近くの墓地を訪れていた別の友人から着信があります。
電話に出ると、友人の声の他に不気味な女性の声が聞こえたため、怖気付いた投稿者達が火葬場から立ち去ろうとすると、火葬炉の中から這って出てくる女性が現れます。

(感想)
お決まりの貞子系です。
まぁお手本のような作品ですね。
こっち系の映像を見慣れていない人は怖いと感じそうです。

[消える] Bランク

ゴミ捨て場で発見された8ミリテープの映像です。
酷いノイズの中、微動だにせずちゃぶ台を囲む4人家族の映像が映ったかと思うと、急に狂ったように4人が笑い出し、1人ずつ消えていきます。

(感想)
ホラー映画みたいで、リアリティ感が皆無です。
怖いというよりは、不気味とか気持ち悪い系の映像ですね。

[禁忌 後編] 取材のみ

「ほんとにあった!呪いのビデオ67レビュー」
「ほんとにあった!呪いのビデオ68レビュー」

にて紹介した「禁忌 前中編」の続きです。

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<前回までのあらすじ>

投稿者(戸松)らが八幡という女性の自宅で、パーティーをしている映像に、何者かの不気味な声と、襖の奥から出てくる男性の姿が映し出された。

それ以来、八幡は精神を病み、部屋中の隙間をガムテープや段ボールなどで塞ぐようになり、自殺未遂まで起こしてしまった。

八幡の自宅前にいた、勝手に八幡の婚約者と名乗る謎の男性。

また、八幡の通っていた美大の先輩が、下村という気持ち悪い要求をする写真家に、八幡の情報を勝手に渡していたという事実が判明する。

そんな中、過去の投稿映像にも、今回の事象と似たような現象が見られた。

調査の結果、今回の一連の出来事は、山形の風習である「ムサカリ絵馬」という冥婚の一種が関係しているのではないかとスタッフ達は推測した。

スタッフ達は下村に八幡の写真を要求した、平塚という人物に接触を図ることにした。
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スタッフ達は平塚の自宅へと向かいました。

玄関先には平塚の母と思われる高齢の女性が出てきて、平塚へ取材を行いたい旨を伝えましたが、断られてしまいました。

そこで近隣住人に話を伺うと、平塚は母と2人暮らしのようだが、平塚の姿を見た事はなく、また、平塚家から拝むような声が聞こえるとのことでした。

その後、スタッフ達が平塚についてさらに調査をしていくと、平塚家の次男の同級生であった人物(池内)という人物に取材を行うことができました。

・平塚家は、平塚母、平塚(長男)、次男(以下、平塚弟)の3人家族であった。

・平塚弟は3年前に交通事故で亡くなった。

・平塚の姿を見た事はない。

・今回の婚礼写真に映る男性と、平塚弟は雰囲気が似ている。

まさか、平塚弟が亡くなってしまったために、平塚が冥婚の儀式を行ったのでしょうか。

スタッフ達は真相を解明するため、再度、平塚宅を訪れることにしました。

そこで平塚母に顔バレしていないスタッフと池内が、かつての同級生が線香をあげに来たという形で平塚宅を訪れることになりました。

そして見事平塚母は2人を招き入れてくれました。

続く、、

(感想)
実は、平塚も死んでいて、全ての黒幕は平塚母ってオチなんじゃないのかな??
結末が気になります。

[砂浜] Cランク

投稿者の息子2人が、海辺で遊んでいる時の映像です。
誰もいないはずの砂浜に足跡がつき、息子の足の間に人の顔が映ります。

(感想)
文章では怖そうなんですけど、実際はパンチがなく、微妙な映像です。

[マンション] Cランク

投稿者が住むマンションの4箇所に設置された監視カメラの映像です。
外廊下の照明が点滅し、階段に半透明の女性が現れ消えていくと、外廊下の突き当たりに先の女性が再び現れ消えていきます。

(感想)
怖くないです。
でもはっきり映っている点は高評価です。

[雛人形] Aランク

投稿者の先輩夫婦が、防空壕を訪れた時の映像です。
防空壕の奥で、古びたひな壇と雛人形を発見すると、画面にノイズが入り、ひな壇の脇から不気味な女性がこちらを覗き込みます。

(感想)
これは良作です。
独特で不気味な雰囲気ですし、覗き込む女性の顔も目が見開かれていて怖いです。

[指輪] Aランク

投稿者と友人が、緑地を訪れた時の映像です。
道中友人が指輪を落としてしまい、指輪を探すため、近くにあった側溝をカメラで映すと、カメラを睨むような目が映ります。
しかし、投稿者達はその存在に気づかず、側溝内にカメラを入れ内部を確認しようとします。
すると、そこにはカメラを睨む男性の顔が映り込みました。

(感想)
怖い!
久しぶりのビックリ系+睨む系でした。
映画「It」で側溝にペニーワイズが現れるシーンに似ています。

[続・禁忌 後編] Sランク

スタッフと池内は平塚弟の仏壇に線香をあげました。

この時に平塚弟の遺影を確認すると、例の婚礼写真に映る男性とは別人であることが分かりました。

また、その後、平塚母に平塚の事を尋ねると、平塚は2階にいるとのことでした。

スタッフはトイレを借りるふりをして、2階へと向かいます。

そして、2階の一室で椅子に座る平塚らしき人影を発見します。

スタッフが声をかけ近づくと、それは平塚ではなく手作りの等身大人形でした。

また部屋には例の婚礼写真も飾られてありました。

ここで平塚母が2階に上がって来てしまい、スタッフは追い詰められてしまいます。

すると平塚母は、突如狂ったように笑い始め、等身大人形の元へ近づき平塚の名前を叫びました。

そこで池内が助けに来てくれて、何とか2人は平塚家を脱出することができました。

その後スタッフ達が調査を進めていくと、平塚母の従姉妹(高野)に取材を行うことができました。

・平塚母は息子達が小さい頃に離婚し、女手一つで息子達を育てた。

・不幸にも平塚は小学4年生の頃に小児がんで亡くなってしまった。

・しかし、平塚母は平塚の年齢に合わせ、制服や教科書を買い、平塚の等身大人形を手作りしていた。

・平塚弟が3年前に交通事故で亡くなったことで、平塚母の精神は完全に壊れてしまった。

・平塚が恨み言を言っているような気配がすると話していた。

ここでスタッフ達は下記の推論をしました。

・平塚母は和弘を供養するために、まるで生きているように扱っていた。

・しかし、平塚弟も亡くなったことで精神的におかしくなった。

・また、平塚を中途半端に生きているように扱ったため、平塚が怨霊化していると感じるようになった。

・冥婚により平塚を成仏させることを思い付くが、架空の人物では効力が足りないと思い、実在する女性を使うという禁忌を犯した。

・禁忌により、八幡に霊障が生じ、自殺未遂をしてしまったのではないか。

・八幡のアパートで目撃された人影は、怨霊となった平塚なのではないか。

ここで平塚家での映像が流れます。

発狂しながら笑う平塚母。
その傍にある等身大人形の首が平塚母の方に振り向きます。
また、スタッフ達が部屋から逃げ出す際にガラス戸に人影が映ります。

スタッフロール後、八幡が亡くなったとのテロップが表示されます。

完。

(感想)
八幡可哀想😢
完全なる被害者ですね。

そして私の予想通り、平塚は既に亡くなっていて、平塚母が黒幕でしたね。

平塚母の発狂が怖すぎて、ついSランクにしてしまいました。

めっちゃ気持ち悪いです。

[まとめ]

「禁忌」は個人的に好きなストーリーでした。
3部作は嫌いですが、今回は楽しめました。
平塚母の発狂は凄まじいです。

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