ほんとにあった!呪いのビデオ34レビュー
こんにちは!
今回も株式会社パル企画様の
「ほんとにあった!呪いのビデオ」
のレビューをします!
各映像を以下の基準でランク付けします。
非常に怖い…Sランク
怖い …Aランク
普通 …Bランク
怖くない …Cランク
[団地] Cランク
団地の入り口に設置された監視カメラの映像です。
突如、お墓の映像が映り込み、お墓を横切る半透明の女性の姿が映ります。
(感想)
最近こういった映り込み系が多いですね。
女性の姿は薄すぎて怖くないです。
[動画サイト] Aランク
投稿者と友人2人で飲み会をしている時の映像です。
飲み会の中で、怖い話をする雰囲気になり、YouTubeに上がっていた不気味な動画を見ることになります。
その動画とは、不気味な女性が1人で意味不明なことを話す動画でした。
その動画を視聴し終えると、部屋の中にその動画で出てきた女性が現れ、カメラに迫ってきます。
(感想)
ビックリ系の動画です。
部屋に現れた女性の顔が急に巨大化し、カメラに迫って来るのでドキッとします💦
[雪祭り] Cランク
雪祭りの様子を、車の中から撮影した映像です。
宙に浮かぶ、首吊り死体の下半身のような人の足が映ります。
(感想)
近くではっきりと映ります。
足なので怖くはないです。
[念写] Bランク
投稿者夫婦が水族館を訪れた時の映像です。
イルカを撮影する投稿者夫婦の映像に、投稿者夫婦を背後から撮影したと思われる映像が重なります。
また、カメラが自動販売機の方を映した時に、妻の近くに女の子の姿が映ります。
(感想)
怖さと不思議さを兼ね備えた映像です。
良作だと思います。
[Twenty Seven 後編] 取材のみ
にて紹介した、「Twenty Seven 前編」、
「続 Twenty Seven 前編」
にて紹介した、「Twenty Seven 中編」、
「続 Twenty Seven 中編」 の続編です。
※この話は、上記4つの視聴が必須です!
これまでの簡単な登場人物紹介
菊池(製作委員会)
…今作の主人公的存在。20歳の誕生日から、毎年誕生日に不気味なビデオテープが届く。投稿映像を持ち出し、行方不明になってしまう。
岩澤(製作委員会)
…お猿顔のスタッフ。過去には取材者に暴行されたり、今作では柏木の遺体を発見したりと損な役回りが多い。
渡邊(製作委員会)
…勘の鋭い女性スタッフ。
柏木(投稿者)
…今作の映像の投稿者。菊池に届くビデオと似た映像を所有し、製作委員会に映像を投稿した。取材に応じていたが突如様子がおかしくなり、27歳の誕生日に自殺してしまう。
柏木と菊池が過去に、誘拐され監禁されていた山荘に向かうスタッフ達。
しかし、その山荘は、老朽化が激しく、7年前に取り壊されていました。
周辺を散策すると、岩澤がテントを発見します。
そのテントには、人がいた形跡があり、付近には祠のようなものがありました。
祠は土に埋まっており、何者かが慎重に掘り出そうとしていた形跡も発見しました。
祠の裏には住宅街で見つけた印が記されていました。
スタッフ達は、一旦山を降り、付近の住人に取材を行います。
しかし、山荘や菊池達の誘拐事件について手がかりを得ることは出来ませんでした。
図書館でこの地方の昔話を調査すると、
昔、この場所には鬼が出現し、村から女性をさらっては生きたまま食べていた。
しかし、ある日女性の残骸が集まり、阿修羅のような化け物になった。
その化け物は、鬼を引き裂いて殺すと、地面に潜って消えた。
という昔話を発見しました。
再び山荘跡地に戻り、テントの人物をスタッフ達は待ち構えようとしますが、渡邊というスタッフが体調不良を訴えますが、何とか行動を共にします。
山を登っていると、下山する何者かとすれ違いました。既に日は落ちており、真っ暗であったので、スタッフ達は不審に思い、その人物を追いかけますが、見失ってしまいます。
仕方なくテントを目指すと、岩澤と渡邊が山奥から、何か叫び声のようなものが聞こえると話します。
そして、渡邊はしゃがみ込んでしまい「もう行きたくない」「もう辞めます」と泣き始めます。
岩澤が怒鳴りながらも何とか渡邊を説得し、渡邊も一緒にテントがあった場所へ向かいます。
現場に着くと、テントと祠は無くなっていました。
途方に暮れるスタッフ達でしたが、岩澤と渡邊が菊池のような人影を見かけます。
岩澤は菊池に似ていたと話し、渡邊は菊池とは違うと話し、2人は言い合いになります。
言い合いの中、渡邊が急に固まってしまい、再びしゃがみ込み、叫びながら走り出してしまいます。
渡邊はテントがあった場所で倒れていました。
渡邊に話を聞くと、岩澤と言い合いになった時に、頭をゴムで叩かれたような感じがしたそうです。
続く、、
[バーベキュー] Bランク
河原でのバーベキューの様子を撮影した映像です。
コンロの下から、逆さになった人の顔が出てきます。
なんか人形みたいで、作り物っぽい感じです。
これがリアルな顔であれば、かなり怖い作品だと思います。
[出てはいけない] Cランク
投稿者達が、夜の公園で、演劇の練習をしている時の映像です。
公衆電話が鳴り響き、電話に出ると、電話ボックスの下側に不気味な顔が映ります。
(感想)
シチュエーション自体は怖いと思いますが、肝心の映像は怖くないです。
静止画になるまで、分かりませんでした。
[悪酔い] Bランク
投稿者と友人が、居酒屋で飲み会をしている時の映像です。
悪酔いする友人の横に、睨むような目が映ります。
(感想)
「酒は飲んでも飲まれるな」とナレーターに怒られるくらい、非常にお下劣な映像です。
画像が荒く分かりにくいですが、中々怖い映像だと思います。
[続 Twenty Seven 後編] Bランク
祠を調査していたスタッフは、町役場を介して、長らくその町で歴史学を研究していた男性(高山)を紹介してもらいます。
高山に取材をすると、
・祠についてはよく分からない。
・住宅街や柏木の家、祠の裏に記されていた印は、菊池達が監禁されていた山を含む土地一帯を支配していた武家の家紋である。
・その武家の長男が、精神に異常をきたし、相当多数の幼女を誘拐し虐殺するようになった。それが原因で、一揆が起こり、その一家は滅亡した。
・幼女を虐殺していた場所は、あの山荘であった。
・この話は化け物による伝説話として語り継がれ、スタッフ達が図書館で見つけた昔話はこの話であった。
・長男は幼女を足、胴、首の3つに切り、焼いて埋めてしまうという異常な殺害方法をしていた。
スタッフの1人である児玉が、例の印は縦棒が人を示し、3本の横棒は足、胴、首を切ることを示しているのではないかと考えます。
スタッフ達は高山の話から、今回の出来事について下記のような推測をします。
「例の誘拐事件で犯人と被害者の幼児を含む4人は、あの山か何かの前でなんらかの禁を犯してしまった。
そして、それが、ここで殺された幼女たちの怒りに触れた。
その呪いのために、27歳の犯人は錯乱し自殺した。
他の3人も27歳になったら呪い殺されてしまうことが、なんらかの形で知らされ、その事を1人記憶していたビデオテープの送り主は遠回しに残りの2人にその事を警告した。
なぜあれ程まで回りくどく警告してきたのかは謎である。
しかし20年以上もの間、記憶を隠蔽せずに、その呪いの恐怖と戦ってきていた、彼の心中は並大抵のものではなかっただろう。」
事態を重く見たスタッフ達は、信頼できる霊能力者に投稿映像を鑑定してもらうことにしました。
約1週間後に、霊能者から投稿映像が送り返されて来て、下記の内容の手紙が同封されてきました。
「流石にこういった映像を送ってくることは、ご遠慮いただきたい。
この映像は見ずとも、持っているだけで災いを引き起こすものである。」
ここで、スタッフ達は、今までスタッフルームで起きてきた怪奇現象が、この映像のせいなのではないかと考えます。
ここで、渡邊が倒れた時の取材映像が再度流れます。
渡邊を介抱する岩澤の背後に、男性の姿が映ります。
最後に、視聴者宛てに、菊池の姿を見かけたら製作委員会に連絡をいただくようお願いするナレーションが流れます。
また、岩澤は独自に菊池を探すため、製作委員会を辞めることを決意しました。
(感想)
大変よくできた長編でした!
かなり楽しめました。
それにしても、今までのスタッフルームでの怪現象を全てこの映像のせいにするのは無理がある気がすします。日本人形がなんちゃらみたいな感じの話もありませんでしたっけ?笑
渡邊の介抱シーンで現れた男性は不気味で、生身の人間でない事が明らかです。
[まとめ]
Twenty Seven 長かったですね〜。
岩澤と菊池の集大成って感じがしました。
「動画サイト」みたいなびっくり系も久しぶりの登場で楽しめました。