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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

ほんとにあった!呪いのビデオ29レビュー

こんにちは!

今回も株式会社パル企画様の
「ほんとにあった!呪いのビデオ」
のレビューをします!

各映像を以下の基準でランク付けします。

非常に怖い…Sランク
怖い   …Aランク
普通   …Bランク
怖くない …Cランク

[白面の女] Sランク

投稿者のカップルが温泉旅行に行った際に、宿泊した旅館の裏側にあった廃墟を撮影した映像です。
ある一室の部屋の上部に、女性の顔が映ります。
それに気づいた投稿者は彼女を置き去りにし、叫びながら逃げ出します。

(感想)
静止画でようやく確認できましたが、顔自体はかなり怖いです。
あと、ナレーションでは触れられませんでしたが、2分5秒あたりに白い手が見えます。

それにしても、彼女を置き去りにして自分だけ逃げるなんてヘタレ彼氏ですね笑

[占い師 1] Aランク

インターネット上のアダルトサイトで配信されている映像です。
女性が部屋で生活している様子をリアルタイムで視聴者にストリーミングしています。
しかし、ここに映る部屋に異変が起きたそうです。

スタッフは投稿者(湯川)に取材をします。

湯川はアダルトサイトの会社で働いており、上記のような映像を管理しているそうです。

湯川は常に監視している訳ではないですが、何かあった時に対処していたそうです。

そんな中、ある部屋の映像(投稿映像)が急に止まったそうです。

湯川はその部屋にいる女性に連絡をしましたが、繋がらなかったので直接部屋に行くことにしました。

しかし、呼び出しても女性は出てこず、仕方なく会社に戻ったそうです。

会社に戻ると、カメラは正常に戻っていましたが、女性の姿が消えていたそうです。

カメラの内容を確認してみると、下記のような現象が起きていたそうです。

①部屋に女性が横たわっている
②黒い人影が現れる
③黒い人影が徐々に女性に近づく
④ベットの上に黒い人影が乗っかる
⑤映像が消える
⑥映像が再開されるが、女性が消える

この女性は行方不明になってしまったそうです。

スタッフ達は行方不明になった女性を仮に柴山咲子とし、柴山の身辺調査をすることにしました。

柴山の両親に取材を申し込みますが、娘が行方不明になったこと、娘がアダルトサイトで働いていたことがショックで取材は断られてしまいました。

また、柴山のアパートについても調査してみますが、特に因縁めいたものはない様子でした。

数週間後、湯川より、柴山の視聴者から届いたメールについて連絡がありました。その内容は、

「××(柴山)ちゃん、ベットの下に紙みたいな物を貼っているけど、あれは何?」

というものでした。

スタッフは湯川に頼み、そのメールが届いた時の映像を見せてもらいます。

映像を確認すると、確かに柴山はベットの裏に紙を貼り付けていました。

スタッフ達は、この行為が行方不明と関わっているのかもしれないと考えますが、中々調査は進展せず行き詰まってしまいました。

ここで、投稿映像が流れます。
内容は上記①から④のとおりでした。

まさか、この不可解な存在が柴山を何処かへと連れ去ったとでも言うのだろうか。

続く、、

(感想)
ナレーションでは語られていませんが、この人影、手に包丁のような物を握っています💦
中々怖い映像です。

それにしても、女性の生活してる様子だけを見るって何が面白いのでしょうか?
自分には全く理解できません。。

[お正月] Sランク

お正月に家族でおせちを食べている時の映像です。
お年玉をもらう子供の背後に、着物を来た女性が映ります。

(感想)
インパクト絶大で、隠れた名映像です。
最初はその場にいるリアルな人だと思いました。
髪、眉、目、鼻、口、輪郭、着物、帯全てが確認できます。
決して良い幽霊には見えず、恨めしさや寂しさを感じます。
怖さだけならAランクですが、インパクトが凄かったのでSランクにしました。

[送別会] Cランク

居酒屋で行われた、アルバイトの送別会の映像です。
テーブルの下に、黒ずんだ手が映り動きます。
この居酒屋では過去に、酔っ払い同士が喧嘩し、殺傷事件が起きたそうです。

(感想)
これは合成っぽさ全開で、怖くないです。
こんな都合よく、テーブルの下を映すことはまずないです。

[占い師 2] Aランク

調査が進展しない中、スタッフの岩澤が、1年くらい前にも、今回の投稿映像と似ている映像(以下、投稿映像2とします)が投稿されていたことに気づきます。

似ている部分としては、「黒い人影+長い何かを手に持っている」というものでした。

スタッフ達は、投稿映像2の投稿者(川崎)を取材します。

投稿映像2は、川崎の親友(鈴井)がアメリカに留学することになり、留学前に記念に公園で遊んだ時に撮影した映像であり、その映像を撮影した日の夜に、鈴井さんは失踪してしまったしまったそうです。

失踪前に、鈴井は、気になる男性と結ばれるために、とある路上の占い師を頼ったそうです。

その占い師からはお札を渡され、部屋の机やベットの下にお札を貼り、寝る前に何日間か呪文を唱えると、男性と上手くいくと伝えられたそうです。

その結果、鈴井は見事男性と結ばれたそうです。

柴山の行為と、鈴井の行為が似ていると感じたスタッフ達は占い師について川崎に聞きますが、川崎も知らないらしく情報を得ることはできませんでした。

川崎に鈴井が住んでいた部屋に行きたいと伝えますが、それは難しいだろうと断られてしまいます。

しかし、代わりに川崎が鈴井の部屋に行き、調査することは可能だと言います。

スタッフ達は川崎に調査を依頼し、後日報告に来るよう伝えました。

後日、川崎が調査報告をするため、製作委員会を訪れます。

鈴井の両親は、娘がいつ帰って来てもいいように部屋をそのままの状態にしていたそうです。

お札を見つける事はできませんでしたが、机の上にあった手帳とノートを両親に頼み、借りる事ができました。

ここで、投稿映像2が流れます。

公園で談笑する川崎と鈴井。
公園の奥から人の形をし、黒い何かを持った影がゆっくりと近づいて来ます。
そして、映像の最後には、影は、鈴井の背後にまで移動しています。

この人影が、鈴井さんを何処かへと連れ去ったとでも言うのだろうか。

続く、、

(感想)
投稿映像2も中々怖いです。
今回は影の顔まで分かります。
映像はいいのですが、ストーリーがイマイチです。
3で巻き返して欲しいです。

[市街地] Cランク

市街地に設置された監視カメラの映像です。
スーツ姿の男性が、赤信号を横断し、車に接触しますがすり抜け、そのまま消えてしまいます。

(感想)
不思議ですが、全く怖くないです。

[ダンス] Aランク

投稿者が、深夜の公園でダンス練習をしている時の映像です。
投稿者の背後にある、石台の影に、女性の頭部が映ります。

(感想)
シンプルに怖い映像です。
よくある感じの映像ですが、はっきりと映っている顔の映像はどれも怖いですね。

[サマーキャンプ] Cランク

海で行われたサマーキャンプの映像です。
磯で遊ぶ子供達の映像に、岩にしがみつくような白い手が映ります。

(感想)
海の映像といえば、お決まりの白い手です。
助けを求めているように見えますね。

[占い師 3] Aランク

投稿映像と投稿映像2には3つの共通点がありました。

・撮影後に映っていた女性が失踪している点
・黒い人影が映り、何か細長い物を持っている点
・失踪した女性達が、家具にお札を貼っていた点

鈴井さんの手帳とノートを確認するスタッフ達。

手帳には、基本的には日記のようなものが書かれていましたが、失踪前には「K氏に会う」「K氏に相談する」といった文言が記されていました。

スタッフ達は、柴山がお札を貼り付けていた映像が撮られていた時に、アダルトサイトを管理していた人物がカラギノという名前であったことを思い出し、K氏=カラギノではないかと考えます。

湯川に連絡を取り、カラギノについて話を聞きますが、湯川もカラギノについてほとんど知らないらしく、代わりに、小出というアダルトサイトで長い間アルバイトしている女性を紹介してくれました。

小出に話を伺うと、カラギノは占いが上手で、お札を使っていたそうです。

やはり、K氏とはカラギノなのだろうか?

スタッフ達は、カラギノという珍しい苗字と、アダルトサイトの面接時の資料から判明した出身地を手がかりに調査を進めます。

その結果、スタッフ達はカラギノと呼ばれる場所を見つけ、現地に向かいます。

しかし、その場所には山と沢があるだけでした。

町役場に連絡してみたところ、役場職員の1人が郷土史を研究しているらしく、取材に対応してくれるとのことでした。

役場職員であり、郷土史家である男性(斉藤)に話を伺うと、

・カラギノという土地の名前は、その土地に、カラギノ一族と呼ばれる人達が住んでいたことから名付けられた。

・カラギノ一族というのは、鎌倉時代の文献にも出てくる一族であった。

・カラギノ一帯は狩猟が盛んであり、カラギノ一族は占術師や祈祷師が多く、狩猟するにあたってそれらの力を活用していた。

・カラギノ一族は、山の生き物達を殺める事を許してもらい、呪術師としての能力を保つために、若い女性を生け贄として山の神に捧げていた。

・明治時代以降、カラギノ一族は姿を消してしまったが、もしかしたら、カラギノ一族の子孫が残っているかもしれない。

・カラギノ一族の呪術方法は、文献にも残っておらず不明である。

その後、役場を後にしたスタッフ達の足は、自然とカラギノへと向かっていました。

カラギノに着くと、女性の叫び声のようなものが聞こえました。

これはまさか、かつてこの山で、異界への捧げ物として犠牲になった女性の叫びであるとでも言うのだろうか?

ここで、下記のナレーションが入ります。

「ところで、我々取材班が今山道を歩いていた映像に、不可解な存在が映り込んでいたのにお気づきならなられただろうか?」

映像が巻戻り、スタッフ達が山道を登る映像が映し出されます。

岩陰から女性と思われる顔が覗き込んでいます。

(感想)
最後の演出怖いし、映像もめちゃ怖です。
最後まで胡散臭いストーリーでしたが、投稿映像だけは良作でした!

[まとめ]

「お正月」が凄かったです。
長編がつまらなくて、鑑賞するのに疲れました笑

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