ほんとにあった!呪いのビデオ32レビュー
こんにちは!
今回も株式会社パル企画様の
「ほんとにあった!呪いのビデオ」
のレビューをします!
各映像を以下の基準でランク付けします。
非常に怖い…Sランク
怖い …Aランク
普通 …Bランク
怖くない …Cランク
[運動会] Cランク
体育館で行われた、小学校の運動会を様子を撮影した映像です。
皆と同じ体操着を着た、上半身のない子供が走り回っています。
(感想)
ちょっと作り物っぽさが出ています。
普通に走っている子供の、上半身だけを消してるのではないでしょうか?
怖くはないです。
[犬の散歩] Bランク
投稿者はいつもより遠出した犬の散歩を行い、とある公園で休憩していました。
すると突然犬が吠え出し、投稿者は犬が吠えた方向にカメラを向けます。
するとカメラに不気味な女性が映り、慌てて肉眼でも確認しますが女性はいませんでした。
翌日、この犬は亡くなってしまったそうです。
スタッフが公園の周囲で調査を始めると、女子高生達からとある噂を聞きます。
・とある女性が公園のベンチに自身の子供を捨てた。
・子供はその後無事保護された。
・女性は子供を捨てた事を後悔し、現場に戻るが子供は既に保護された後で、いなくなっていた。
・女性は、後悔して自殺してしまった。
・亡くなった後も、その女性は子供を探して公園内を彷徨っている。
噂の女性は投稿映像の女性と関係があるのだろうか。
ここで投稿映像が流れます。
犬が突然吠え出し、「返せ」という声が聞こえます。
その後再び大きな声で「返せぇ」という声が聞こえます。投稿者が声の方向にカメラを向けると、女性が映ります。
(感想)
女性の姿は画素が荒くてよく分かりません。
ただ、声は中々不気味です。
関係ない犬が死んでしまったのは納得できません。
[クラブ・イベント] Bランク
投稿者が友人のクラブイベントの様子を撮影した映像です。
イベントを終え、通路で投稿者と友人が話している最中に、奥の扉が開き人が入ってきます。
その扉の奥に軍帽を被った男性の姿が映ります。
(感想)
はっきり映っているんですけど、悪意を感じない映像なのでそこまで怖くはないです。
でも、明らかに異質な存在ではあります。
[不在] Cランク
大学のゼミの同窓会の映像です。
劇団員として活動している男性が手を上にあげた時に、手首から上が消えています。
この男性はその後、劇団の大道具を片付けている最中に、木材の下敷きになり、拳の骨を砕くという大怪我をしたそうです。
(感想)
何かが映るわけではなく、手首が消えるだけなので全然怖くないです。
[Twenty Seven 前編] 取材のみ
今作は菊池というスタッフが中心の話です。
そのため、まず、菊池が製作委員会に参加するようになった経緯が説明されます。
・菊池は元々、常連の投稿者であった。
・菊池が20歳になった誕生日から、毎年誕生日に同じテープが差出人不明で届き、それを製作委員会へ投稿していた。
・テープの消印は福井県であった。
・誕生日に届くテープには、山奥の廃墟が映されているだけで、心霊現象は見られなかった。
・菊池は気味が悪かったため、製作委員会へビデオを投稿したが、心霊現象が見られなかったため、採用されなかった。
・投稿を続けていく内に、製作委員会と仲良くなり最近になって製作陣に加わることになった。
しかし今回の投稿者から、菊池の映像と似たような映像が届きます。
しかもその映像は菊池のものでは確認できなかった、心霊映像が記録されていました。
菊池が気味悪がり、取材するのを躊躇ったため、菊池抜きのスタッフで投稿者(柏木)へ取材することにしました。
柏木は大学院生であり、今回の投稿映像は趣味である自主制作映画を作成中に、近所の住宅街で撮影した映像を編集しようとした際、全く関係のない山奥の廃墟の映像が紛れ込んでいたそうです。
また、その映像には、黒い女性の姿が映り込んでいたそうです。
スタッフは柏木が撮影時に訪れた住宅街で取材を行いますが、有力な情報は得られませんでした。
しかし、渡邊というスタッフが電柱などに、ビニールテープが付いていることに気づきます。
そのビニールテープは何かの印のようでした。
渡邊はもう1人のスタッフである岩澤に事情を伝えますが、岩澤は考えすぎと相手にしませんでした。
既に何箇所かで印を見つけていた渡邊は、どうしても気になってしまい1人でその印を調べます。
その後、渡辺は事務所へ帰り、地図上に印があった箇所をマークし線で結びます。
すると、マークによって現れた形が、住宅街にあった印の形と一致しました。
そして、そのマークの中心には柏木のアパートがありました。
スタッフは、このことを伝えるため、再度柏木に連絡を取ります。
続く、、
(感想)
イケメンスタッフの菊池回ですね。
印の件は出来過ぎな話だとは思いますが、ホラーフィクションだと思って楽しむことにします!
[ネットカフェ難民] Cランク
ネットカフェに設置された監視カメラの映像です。
無人のブースに下半身だけの人影が映ります。
(感想)
半透明な人影ですね。
インパクトも薄く、全く怖くないです。
[タクシー] Aランク
タクシー内の防犯カメラの映像です。
リアウインドウに這い上がる女性が映り、その後、落ちて消えていきます。
(感想)
暗めですが、かなり怖い映像です。
女性がはっきりと映っています。
夜中の運転って、後部座席とかミラーが気になりますよね💦
[赤い人] Cランク
渋滞に巻き込まれた時の映像です。
渋滞が解消された時に、歩道に赤い人影が映ります。
奇妙ですが、怖くはないです。
でも、確かに赤い何かが動いています。
[続 Twenty Seven 前編]
柏木と会う約束をしていたが、柏木は約束の時間を過ぎても待ち合わせ場所に現れませんでした。
すると柏木から岩澤に連絡があり、「もう来なくていい」と告げられ、電話を切られてしまいます。
スタッフ達は柏木の部屋に向かいますが、呼び鈴を鳴らしても柏木は出てきません。
しかし、渡邊は2階の部屋の窓から人影が見えると話します。
スタッフ達は取材を続けるべきなのか検討しますが、結局続行することとし、時間を空けてから再度柏木の部屋を訪れることとしました。
しばらく柏木の部屋の近くの公園で待機するスタッフ達でしたが、買い物から帰って来た渡邊が、駅に向かう柏木を見かけたと話します。
その後、岩澤が柏木を発見しました。
しかし、柏木の様子はおかしく、岩澤が手を触れたところ急に暴れ出してしまったそうです。
その後柏木は手に待っていた袋を落とし、逃げ出してしまいます。
袋の中身を確認すると、新品の包丁が2本入っていました。
スタッフ達は再度柏木の自宅へ向かいます。
柏木を刺激しないため、岩澤1人が部屋に行くことになりました。
すると、岩澤が叫びながら戻って来ます。
岩澤は「死んでいる」と喚きます。
他のスタッフ達が柏木の部屋に向かうと、そこには首を吊って亡くなっている柏木の遺体がありました。
ここで投稿映像が流れます。
廃墟の映像が定期的に紛れ込み、女性の姿も映り込みます。そして、最後には女性の顔が大きく映ります。
また、この映像を菊池のものと比べてみると、女性の姿以外は全く同じであることが判明しました。
これにはどういった意味があるのだろうか、、
次巻へ続く
(感想)
衝撃的な展開でしたね。
もしかしたら菊池も自殺してしまうのでしょうか?
次巻へ続くのは初めての展開ですね。
[まとめ]
長編が嘘くさい展開でありながらも面白かったです。
次巻での展開が非常に気になります。
その他の映像は「タクシー」が良かったくらいです。
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