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呪われた心霊映像xxx10 レビュー

こんにちは!

今回は「呪われた心霊映像xxx10」
のレビューをします!

各映像を以下の基準でランク付けします。

非常に怖い…Sランク
怖い   …Aランク
普通   …Bランク
怖くない …Cランク

[✖︎] Bランク

1、投稿者(安慶田)と先輩(美里)は、自主映画団体を旗揚げし、映画を制作している。

2、安慶田が監督兼メインカメラ担当で、美里がサブカメラ担当であった。

3、二台のカメラで撮影をしていたところ、メインカメラにだけ不可解なものが映り込んでしまった。

ここで「3」の映像が流れます。

メインカメラの映像にのみ、主演女優の背後に長い髪を前に垂らした女性の姿が映り込みます。

4、撮影の翌日、安慶田の腕にバツ印のミミズ腫れができていたが、痛みなどはなかった。

5、しかしその翌日になると、腕に激痛走り、病院に行ったところ骨折していた事が判明した。

6、その後、気がつくとミミズ腫れが消えていた。

このままインタビューを終えようとした時、突然、美里が「安慶田が骨折したのは、自分のせいである」と言い出しました。

美里が言うには、

・春頃、自主映画作成のため、花見の名所で桜を撮影していた。

・その際、たまたま急性アルコール中毒になった人を見かけ、思わずその様子を撮影してしまった。

・後日、その映像を見返したところ、喪服を着た女性が映っていたが、その桜の名所は霊園でもあるため、あまり気にしていなかった。

・しかし、今回の投稿映像に映った女性と、その女性が酷似していたため、何か関係があると思われる。

との事でした。

ここで、美里が撮影した映像が流れます。

救急車の方にカメラが振られた時、その前に長い髪の喪服を着た女性が映ります。
そして、その女性の右手がバツ印を描いているように動きます。

その後、安慶田は「骨折が治ったらまた二人で映画を撮ろう」と美里に話しかけ、和やかな雰囲気でインタビューは終わりました。

しかし、後日、スタッフ達はインタビュー映像を確認していて、気になる箇所を発見しました。

なんと、インタビュー終盤で、安慶田の指が美里に向かってバツ印を描くように動いていたのです。

まさか、安慶田は美里に今回の事で恨みを抱いているとでも言うのでしょうか。

語っていることだけが全てとは限りません。

(感想)
いやぁ〜良い終わり方ですね🙆
最高の後味の悪さです笑
映像自体は大したこと無いのですが、エピソードは最後も含めてかなり楽しめました。

[そこから見る景] Cランク

1、投稿者(山下)の友人(小川)が、夏休み前、学校の図書室から借りた怪談本の中に、気持ち悪い手紙が二枚挟まっていた。

2、放課後、山下がカメラを撮影しながらその手紙を確認すると、一枚目の手紙には「あなたの事が嫌いです」などと恨み言が書かれており、二枚目の手紙は中央に大きな穴があり、その周りに「死ね」「殺す」などの言葉が書かれていた。

3、その件があってから二週間後に小川が病気になってしまい入院してしまった。

4、山下がお見舞いに行くと、何故か、面会を拒否されてしまった。

5、夏休み明け、小川は専門の病院に移るため、高校を転校してしまった。

ここで「2」の映像が流れます。

手紙の中央に空いた穴から、小川の姿を映した時、小川の顔が黒ずみ、別人のように変化します。

6、後々になって、山下が映像を確認したところ、小川の筆跡と手紙の字が酷似している事に気がついた。

7、もしかしたら、山下に見せるために、小川が問題の手紙を書いたのかもしれない。

小川との間に何があったのか山下は教えてくれませんでしたが、山下は何か心当たりがある様子でした。

人を呪わば穴二つ。
小川は自らの念に押し潰されてしまったとでも言うのでしょうか。

その後、スタッフ達は、この話を聞いた後、改めて投稿映像を見返し、二人のやり取りこそが最も恐怖であることを悟るのでした。

(感想)
先のエピソード『✖︎』と似たようなどんでん返しパターンです。
結局、生身の人間が一番怖いって事ですね!

[樹海で起きたこと] Cランク

「呪われた心霊映像xxx5 レビュー」

にて紹介したエピソード『付着物』の後日談も含まれています。

1、夏休みに投稿者(田部)と友人(藤木)達らで、富士山近くのペンションへ泊まりに行く事になり、その道中で青木ヶ原樹海へと立ち寄った。

2、何枚かの写真を撮った後、すぐに、車に戻った。

3、夜中、藤木が樹海で撮った写真を見ていたところ、一枚だけ冬に撮られたかのような写真が混ざっており、その写真をよく観察してみたところ、樹木の背後から覗く男性が映り込んでいた。

4、その夜、気づくと藤木がいなくなっており、外へ探しに行くと、藤木が森の中で泣き叫んでいた。

5、藤木は写真を見たところから、全く記憶がない。

6、その後も藤木には同様の現象が度々起きた。

7、何かに取り憑かれていることを心配した田部や藤木は、霊感が強く除霊もできる先輩(平尾)に相談し、除霊の様子を二台のカメラで撮影することにした。

8、除霊後は身体の中から黒いモヤが抜けたような感覚になり、不可解なことは起きなくなった。

ここで「7」の映像が流れます。

除霊から20分ほど経過すると、突如、藤木が苦しみ始めます。
そして、除霊を行う平尾の口から奇妙な言葉※1が発せられると、画面に不可解な映像が出現し、その終わり際に不気味な顔が映ります。

※1
私は、死に場所を求めて、樹海の奥に進んだ。
何日も歩いた時、古い建物が現れた。
そこには、眼のない人達が暮らしていた。
そいつらに捕まって、私は生きたまま食い殺された。
痛い…痛い…痛い…痛い…

インタビューの後、スタッフ達は、平尾に話を聞こうとしましたが頑なに断られてしまいました。

また、除霊の様子を撮影した固定カメラの映像には、藤木が倒れるのと同時に、その場に出現する半透明の男性の姿が記録されていました。

ちなみに、田部達がxxxに投稿しようと思った背景には下記の理由がありました。

・かつて、同じ大学の先輩がxxxに映像を投稿しており、その先輩達も平尾に除霊してもらった。

・その先輩とはxxx5に収録されていた『付着物』の投稿者であった。

・『付着物』の投稿者は、平尾に除霊してもらい、現在は元気になっている。

(感想)
ほんとに失礼で下品なんですけど、、
除霊の始まり方がAVにしか見えません笑

一緒に頑張りましょうね♪
全然力抜いちゃって大丈夫なんで、肩の力抜いてリラックスして下さい♪
じゃあ始めていきます♪

この平尾と言う女性は何者なのでしょうか?
今後も出てきそうですね。

[窓] Aランク

1、残置物処理業の仕事をしている投稿者(豊田)のもとに、とあるビルの管理会社から連絡が入り、夜逃げ同然で出て行った会社の残置物処理を依頼された。

2、その会社跡地は整理されており、特に散らかった様子もなかったが、窓側にビデオカメラと三脚が倒れていた。

3、どうしてもビデオカメラが気になってしまい、その中の映像を見てしまった。

4、そこには、数週間にわたり、向かいのビルの窓を映したものが記録されていた。

ここで「4」の映像が流れます。

窓に佇む女性を映した映像が何日間にもわたり記録され続けます。
しかし、最後に記録されていた映像で、カメラがズームアウトされると、女性が映っていた窓がかなり細長い形状で、常人では窓に映らないことが判明します。
そして、ズームアウトした直後、こちら側の窓にその女性が張り付いたように映り込みます。

(感想)
これはシンプルに怖いです😱
睨んでいる訳ではないですけど、形容しがたい恐ろしい顔をしています。
若干ですが、びっくり要素もあるので注意です。

[七不思議の欠番] Cランク

1、二ヶ月前、投稿者(小関)の高校時代の友人(菅井)から急に「七番目の不思議が分かった。今度、教えてやるよ。」と言うLINEと、一本の動画が送られてきた。

2、菅井は高二の頃から急に暴力的言動をするようになり、それから小関は菅井と距離を取っていた。

3、しばらくすると、菅井は不登校になってしまい、その後は連絡が取れなくなった。

4、小関や菅井が通っていた高校には七不思議が存在していたが、七番目の不思議は誰も知っておらず、その不思議を知ると不幸になると噂されていた。

5、菅井から送られてきた動画には、菅井が高校の屋上に続く階段を上る映像が映っており、そこに、奇妙なものも映り込んでいた。

ここで「5」の映像が流れます。

菅井が段数を数えながら階段を上り、下の階から二十二段目で屋上に辿り着きます。
その後、再び、菅井が屋上に向かって階段を上り始めると、二十二段だったはずの段数が増え、三十段目まで上った時、女性の笑い声が聞こえてきます。
そして、その声に反応し、カメラが上を映すと、宙に浮かぶ女子高生の姿が映ります。

6、映像を確認した後、すぐに菅井に返信をしたが既読スルーされてしまい、その後、菅井のアカウントが消えてしまった。

7、それからしばらく経った頃、高校時の別の友人から「LINEが届く前日に菅井が自殺した」という事実を知らされた。

8、そして最近、ポストに一本のカセットテープと「約束」と書かれたメモが投函されていた。

これからカセットテープの音声をお聞かせします。
何らかの霊障を引き起こす危険性もあるためくれぐれも自己責任でお聞きください。

『浜辺の歌』と思わしきピアノの旋律と女性の鼻歌が聞こえます。
すると、突然、その途中に異質なノイズ音が入り込みます。
そして、そのノイズ音をスロー再生してみると、

ふふふ
ははは
そうなんだ
ふふふ
へぇー
私はねぇ
帽子が天敵なんだ
じゃあ行くね
ふふふ

その後、大きな衝撃音とともに、首吊り後にロープが揺れるような音が聞こえます。

(感想)
帽子が天敵ってなんだ?笑
理解不能です。。
謎が多いエピソードでしたね。

[まとめ]

帽子が天敵ってなんだ?
それだけで頭がいっぱいです笑

今作は生身の人間の怖さが分かるドロドロした結末が多かった印象です。
映像は『窓』以外、怖いものはありませんでした。

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