呪われた心霊映像xxx14 レビュー
こんにちは!
今回は「呪われた心霊映像xxx14」
のレビューをします!
各映像を以下の基準でランク付けします。
非常に怖い…Sランク
怖い …Aランク
普通 …Bランク
怖くない …Cランク
[鏡文字] Bランク
1、投稿者(土屋)が北陸地方へ一人旅に行き、八尾比丘尼※が入定(永遠の瞑想に入ること)したと言われるお寺へ行き、カメラを回したところ、奇妙なものが映り込んだ。
※人魚の肉を食べて八百歳まで生きたとされる尼僧。
全国を旅したという伝説が各地に残っており、投稿映像にある洞窟で入定したとされている。
ここで「1」の映像が流れます。
洞窟内の石碑を映した時、その上部にカメラを振り向く女性の顔が現れます。
(感想)
目元しか確認できませんが、綺麗な女性の霊だと思いますが、目を見開いており表情は怖めです。
2、以後、下記の出来事が起きた。
・恋人が鬱っぽくなった。
・両親が体調を崩し倒れてしまった。
・ノートやチラシに自身の字で左右反転した文字(鏡文字)が書かれるようになったが、書いた記憶がない。
[スピーカーフォン] Bランク
にて紹介したエピソード『上階の住人』の内容も含んだエピソードです。
1、投稿者(佐藤)、友人(池内)、もう一人の友人で、『自殺した女性の霊が出る橋』へ肝試しに行った。
2、普通に肝試しするのはつまらないと思い、一人一人がスピーカーフォンで実況しながら、橋の奥へと向かうことにし、最初は佐藤が行くことになった。
ここで「2」の映像が流れます。
不意に「のんちゃん、何でいるの?」と佐藤が呟き、その直後、佐藤の逃げ惑うかのような悲鳴が聞こえてきます。
しかし、池内達が振り返ると、目の前にキョトンとした佐藤がいます。
スピーカーフォンから聞こえる声は、誰の声なのでしょうか?
3、佐藤が言うには、橋の奥へ行った時に、スピーカーがノイズまみれになり電話が切れ、そのまま引き返したが、橋の入り口や車に池内達がおらず、再び、橋の入り口に戻ったところでようやく池内達に会えたとのことだった。
4、佐藤が教授から借りたデジカメを落としてきたため、皆で、橋の奥へと向かうことにした。
5、無事デジカメは見つかったが、なぜか、デジカメは録画状態になっており、電柱の足場ボルトに引っかかっていた。
ここで「5」の映像が流れます。
佐藤達がデジカメを見つけ、懐中電灯の光が逸れた直後、佐藤の背後に不気味な女性の顔が映ります。
また、それと同時に画面がフリーズし、叫び声と思わしき声がこだまします。
6、投稿映像内で発言していた『のんちゃん』とは、もともと肝試しに参加する予定であった友人の名前であり、当日は高熱を出したため来なかった。
実は、この『のんちゃん』という女性は、『xxx13 上階の住人』で登場した宮澤でした。
宮澤は熱を出し寝込んでいる時に、下記の夢を見ていたそうです。
①暗い森の中で歩いていると、白い光が現れた。
②白い光に近づくと、泣き叫ぶような声が聞こえた。
7、皆を肝試しに誘ったのは宮澤であり、この場所を選んだ理由は直感的なものであった。
(感想)
全体的に嘘っぽいですが、映像そのものは不気味で怖いです。
巻を跨ぐエピソードの割には、微妙な出来です。
[名前] Cランク
1、投稿者(田沢)が動画サイトで自分の名前を検索してみたところ、自分の名前が書かれた動画があった。
2、気になってその動画を見てみると、自身の部屋と自身が映っており、見に覚えのない行動をしていた。
3、盗撮されていると思い部屋の中を探したが、カメラはどこにもなかった。
ここで「2」の映像が流れます。
突然、田沢と思われる人物が服を脱ぎ、上半身裸になります。
そして、意味不明な言葉を叫んだ後、床に頭をこすりつけます。
すると、背中が割れ、目のようなものが現れます。
4、その後、サイトの管理者に依頼し動画を削除してもらい、部屋も引っ越した。
(感想)
怖くはないですが、背中から目が出てくるのは気持ち悪かったです。
自分の名前を検索するってあるあるなのかな?
私も何度か検索したことがあります笑
[雪国] Cランク
1、投稿者(岡村)の友人(田沢)から、田沢が彼女と福井県へ遊びに行った時の動画が何本か送られてきて、その中に、奇妙なものが映っているから確認してほしいとのLINEが来た。
2、確認してみると、奇妙な人影が映っており、とある一本の動画のみカット編集されていた。
3、田沢になぜカットをしているのか聞いたところ、「見ると危ないことが起こるから見ない方がいい」と言われた。
4、その後、田沢が恋人と交通事故を起こしてしまい、側壁に衝突し、死亡した。
5、交通事故を起こした時、田沢達は北陸地方へと向かっていた。
ここで「2」の映像が流れます。
恋人の背後にある窓のうつり込みに女性が現れ、廊下の奥にも同じ女性が背を向けて現れます。
更には、室内での映像で急に画面が切り替わり、カット編集された形跡が見られます。
また、田沢とその恋人はしきりに室内の様子を気にしているように見えます。
6、動画を見てから、岡村は下記の夢を見るようになってしまった。
①岡村、田沢、田沢の恋人の三人で車に乗り、高速道路を走っている。
②気づいたら山の中に到着し、車から降りる。
③すると、無数の見知らぬ人々が現れ、その中の一人は自分にそっくりであった。
④そして、自分にそっくりな人物が車に乗って去ってしまう。
(感想)
うーん。
よく分からないストーリーですけど、前巻のドッペルゲンガーの話がまだ続いている感じもしますね。
映像は怖くないです。
[空白の時間] Cランク
投稿映像は前エピソード『スピーカーフォン』と同じ心霊スポットで撮影された映像です。
1、投稿者(濱口)と友人(宇多川)が問題の橋やその付近の林道に行き、それぞれ映像を撮影した。
2、帰宅後、二本の映像を同期させたところ、宇多川の映像だけ尺が長くなっており、長くなった部分には黒っぽい祠が映り込んでいた。
3、宇多川は撮影時に、祠には気づかなかった。
ここで「1、2」の映像が流れます。
宇多川のカメラ映像が不自然に荒れ始めると、林道脇に祠と顔が黒く潰れた幾つもの人影が映ります。
この時、濱口のカメラも同じ方向を向いていますが、そこには祠も人影も映っていません。
(感想)
全く怖くないです。
宇多川の声がクロちゃん並みに高かったです笑
[無限リツイート] Cランク
下記のテロップから始まります。
とある男性から不可解なメッセージビデオと共に一本の動画が送られてきた。
男性の語る内容は信じがたいものであったが、問題の動画が存在しているのは確かであるため、そのまま収録させていただく。
メッセージビデオに入っている黒みは元からそうなっていたものである。
なお、住所や電話番号の記載は一切なく、今も投稿者と直接連絡はとれていない。
<以下、ビデオメッセージの内容>
1、投稿者(吉崎)がTwitter(現在はX)を見ていたところ、文字化けしている引用リツイートを見つけた。
2、引用元を辿るも、そのツイートも引用リツイートであり文字化けしていた。
3、一週間ほどして、ようやく最初のツイートに辿り着いたが、それも文字化けしており、一本の動画が添付されていた。
※ここらで画面が急にフリーズし、吉崎の肩に白っぽい手が現れます。
4、文字化けを独自に解読したところ「これを見ると呪われる」と書かれていた。
ここで、最初のツイートに添付されていた『見ると呪われる動画』が流れます。
これより問題の映像をお見せします。
何らかの霊障を引き起こす危険性もあるためくれぐれも自己責任でご鑑賞ください。
※前エピソード『雪国』の投稿映像内で、カットされていた箇所が流れます。
田沢やその恋人が宿の中でご飯を食べていると、急に映像が乱れ、画面に着物姿の女性が映ります。
そして、その女性の顔がどんどん溶けていき、最後には骨になります。
(感想)
うーん。
ただの気持ち悪い映像です。
食事中は見たくないですね。
[まとめ]
全体的に、前巻『xxx13』との繋がりがあるっぽいですが、まだまだ分からないことだらけです💦
怖い映像は少なめなので、苦手な人でも見れる巻だと思います。