お酒を飲めないことに気が付いた朝。
誕生日を先日迎え、お酒を飲んだ。
私は20歳になるまでお酒を飲まないようにしよう主義だったので、この日までお酒はマジで飲まなかった。
20歳になるまで飲まない人は本当に少ない。うちの地域は治安が悪い上、自分の大学では未成年飲酒が蔓延っていないような大学だと思っていたのだが、大学生は全然法を犯しているのである。
こんな環境にいる中、俺みたいなやつは当然浮いていた。
未成年飲酒でイキるやつはだせえなって思っていたけど、こんなに飲酒している奴が多いと、そんな気持ちもなくなっていた。
それでもお酒を飲まなかったのは、自分の親が酒に弱いので自分も弱いことがわかっており、もし、未成年飲酒してぶっ倒れたらと考えると、くそだせえじゃねえかと思ったからである。
ついに先日迎えた誕生日、私はアルコール4%くらいのジュースみたいな酒を飲んだ。翌日は東京に出発するのでほどほどにしようと思っていたのだが、半缶くらいで体調が悪くなった。
いやマジかよ。もっと飲めるもんじゃねえのか。
次の日、朝6時くらいに目覚めてしまい、ひどい頭痛があった。段々治っていったが、かなりショックだった。
昨日、もう一度トライしようと思って再びお酒を口にした。流石に今日は飲めるだろと思って。
10口くらいで体に異変を感じ、コップ一杯も飲めなかった。
え、俺お酒飲めないんじゃね。
朝起きると絶望。お酒飲めないことがトラウマになった。
お酒を飲めないと、不利な点がたくさんある。
飲み会で一緒に酔えないし、素面だとついていけない。
仮にデートに行ったとき、居酒屋で一緒に飲めない。気を使って相手には全然飲んでほしいとか言いそうだけど、こんなこと言ったら下心があるって絶対思われるだろ。そもそもデートいけねえか。
はい、もう諦めます。
私は他の趣味で満足しているから。
強がるしかねえ。
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