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不妊治療 私が最後にPRP療法を受けた理由

不妊ピア・カウンセラーのasamiです🐢
私はこれまで5個の胚盤胞を移植して、4個目の移植でPRP療法を受けました。
今回は私が悩んだ挙句、PRP療法を受けると決めた理由を書きます。

胚盤胞を3回移植しても着床しない現実

当時の私は30代前半。
1回の採卵で5個の胚盤胞ができました。
クリニックの先生には
「教科書に載るぐらいきれいな胚盤胞だ」と何回も言われていたのに、全く着床しない。
3回目の移植が陰性に終わったとき、先生にPRP療法を提案されました。
不妊の原因は見当たらない、着床の窓も合わせた。
先生も、もう成す術がなかったのでしょうね😂

でも、私が精神的に疲れてしまったので、PRP療法は受けずに、1年間の治療お休み期間に突入しました。

PRP療法を受けると決めるまで

そして治療お休みから1年後。
「そろそろ残りの2個を戻すぞ!」
復活した私はPRP療法のことをネットで調べ始めました。
「PRP 効果」
「PRP 妊娠率」
「PRP 費用」
PRPを本当に受けるのか。私たちに効果はあるのか。
PRPの全容はだいたい掴めてきたけど、一番大切なのは私たち夫婦がどう考えるかでした。
私たち夫婦は家族会議を開きました。

・5個移植したら不妊治療に一区切りつけよう

・後悔のない治療をしよう

・精神面を一番大切にしよう

そこでチャンスは2回という制約の中で、PRPを受けた場合と受けなかった場合の、私たち夫婦(未来)のストレス度を可視化してみました。

ストレスチェック方法

残り2個の移植のうち

・パターン1 1回目も2回目もPRPなし

・パターン2 1回目PRPなし2回目PRPあり

・パターン3 1回目PRPあり2回目PRPなし

・パターン4 1回目も2回目もPRPあり

さらに、それぞれのパターンで妊娠するorしないを分けてストレスを点数化し、絶望感が1番強いパターンはどれかを探ってみました。
絶望感が大きくなる選択を避けようという基準です。
今までいっぱい辛い思いしたからね。
家族会議での検討

結果

家族会議での結果


その結果、2回目のみPRPをして胚盤胞2個とも妊娠しないパターンが最も絶望感が強いという結果になりました。(個人による個人の気持ち調べ)

考察

・一度もPRPを受けずに治療を終えると
「PRPを受けていれば授かれたかも…」

・2回目のみPRPを受けると
「1回目にPRPを受けていたら授かれたかも…」
「1回目にPRPを受けていたら兄弟ができていたかも…」

というタラレバが付きまとい、後悔が残ることが想定されました。


なので、残り2個の胚盤胞移植のうち、1回目にPRP療法を受けて、ダメならまた少しお休みして、ラストもPRPをするのかは、その時考えるスタンスで移植に望みました。

PRP療法を受けると決めて病院へ

そして意を決して
「PRP療法を受けます」とクリニックの先生へ決意表明。
移植月をいつにするかを先生と相談していた時、
「PRPは2ヶ月ぐらい効果があるから、もし1回目ダメだったら次の月も続けて移植しよう」と、先生。
「そうなの????」と、私。
あの家族会議いらなかったの?
1回目PRP受けなかったらとか絶望感とかたらればとか考えて決めてきたよ?
それ知ってたら少し考え方違ったよ?
診察室で頭の中、ぐるぐるしていました。

PRP療法の効果は2ヶ月ぐらい続く。
(私が通っていたクリニックの見解です)

「1回のPRPで2個とも効果があるかもしれないならやっぱり受けよう」

そう決意しました。

2ヶ月連続で移植できるスケジュールが確保できるかも頭に入れておけば、PRP療法を受けるか、受けるならいつ受けるか、少し考えやすいと思います😊

次回はPRP療法を受ける前に知りたかったことを書きます😊

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