いよいよ…

11月3日、同居している83歳の義理の母が倒れて救急搬送されました。
実際には、いつものように酔いつぶれてベッドから落ち、手すりに掴まったまま横向きに倒れている状態で朝を迎え、様子がおかしいと義理の父が呼びに来たことで発覚しました。
実は、当日の夜中の3時過ぎからこの状態だったのを、義父は‘’いつものこと‘’と気にしなかったらしいです…。

軽い嘔吐と失禁、小刻みな痙攣、小さな呻き声。
声を掛けても反応はなく、救急車を手配。救急隊の方はすぐに脳の障害だと判断し、近隣の脳神経外科へ搬送されました。
週末の土曜日にも関わらず、当直医がMRI検査を実施し、脳の右側に脳梗塞の白い影があること、その右脳に繋がる血管が詰まっていて、脳梗塞を発症したらしいこと、左半身麻痺の可能性が高いこと等を説明してくれました。ちなみに、発見と対応、搬送が早くても、脳梗塞という結果や症状には変わりはなかっただろうとのことでした。

そして、翌日の血液検査では、γ-GPTの値が500を超えており、これは急性アルコール中毒症によくみられる数値だということ、脂肪肝であることを聞かされました。
日常的に、早朝から寝るまで頻繁に発泡酒や焼酎を飲んでいた結果と考えれば不思議ではなく、やはりね…と納得。義理の両親で発泡酒のケース二箱(48本)、焼酎(いいちこ1.8L)、ウイスキー(角瓶)一本を一週間で空けてしまう酒好きで(依存性だと思っていますが)、毎週末に買い出しさせられていましたから。

SCU(脳卒中ケアユニット)で過ごすこと一週間、あれだけ毎日ギャンギャン騒いで妻(娘)と口喧嘩をし、目が据わるほど酔っていた義母は、小声で話す大人しいお婆さんになりました。
当面は、トイレに介助なく行ける状態まで回復することを目標に、半年間のリハビリを行なうそうです。この‘’半年間‘’というのは、病院に居られる最長期間でもあります。即ち、目標に届かなくても出されるということ。

とうとう来ました。やはり…という感じで。
同様に朝から飲んでいる義父も時間の問題かも知れないのに、当人は意に介さず、こちらが入院の手続きやら必要品の準備で忙しく動き回っている横で、座椅子を倒してテレビを観ながら発泡酒を飲む毎日。
お父さん、マイペース過ぎませんか?
というか、自分の配偶者が、多分日頃の飲み過ぎが原因で脳梗塞を発症して緊急入院している時に、人に任せきりで飲む神経が理解できません。

つづく

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