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地方公務員(自治体職員)の仕事

簡単にですが、どんな仕事をしているのかおおまかにお伝えします。
部署によってだいぶ変わります。
そして、部署が変わると1から覚えなくてはならず、180度やることが変わります。
大げさ過ぎますが…本当にそのような感じになります。


始業前

・朝礼(私の勤めていたところは、始業前から始まりました)
・メールチェック
・前日までの仕事の確認
・来客対応、電話対応
  ※始業前でもお客様は来られます

始業後

・報告書の作成、起案
・日次処理
・受理した書類の審査、起案
・郵便物の発送の準備
・来客、電話、呼び出し対応
・ファイリング
・データ管理
・他部署との連携

就業後

・当日中に終えなければならない仕事の続き
・翌日の準備
・庁内メールの対応

その他の仕事

出張、研修、会議、イベント等あれば、そういった準備や行事の業務を合間にしています。

報告書締切日や申請書も多くあるので、スケジュールがタイトな日も多いです。
自分の担当の仕事は、自分でこなす必要があります。誰かがしてくれる…というようなことはないと思います。
他の方の仕事の手伝いや、補助も当然あります。

基本的に何かする場合は起案するため、誰が何をしているのかわからないという状況は、ほぼないと思います。

紙が減らない役所の事情

データ管理、ファイリングはどこの部署でも多いイメージです。
書庫はいつもパンパンです。
永久保管の書類も多くあります。

全ての仕事が、システム化できるわけではありません。
どんなによいシステムを入れても、システムエラーも出ますし、役所の仕事は多岐にわたるので、全体で一括で使えるシステムというものがありません。

国、県と連携している独自のシステムなどもあります。
そこに合わせて、データのやり取りをするシステムが必要な場合があります。

その都度、そのシステムの操作を覚えなくてはいけないという、大変さもあります。

閲覧や情報公開があるので、すべてデータでやり取りとはならないのが、悲しい役所の実情だと思います。

定時に帰りたい

定時に帰れるのはそんなに多くはなく、始業前や休憩時間も仕事をすることもあります。

部署によっては、始業前や就業後に現場に行くこともあります。

来客対応だけで1日が終わってしまい、他のことが何もできないこともあります。
その場合は、残業とは言えない範囲(1、2時間前後)で残って仕事をしていました。

スケジュールをきちんと決めて、書類の提出期限を守るように計画を立てておけば、休みは取りやすいと思います。

早めに準備できる仕事もあるので、何もない1日というのは…なかなかないかもしれませんね。

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