今の世の中を歌ってるみたい

Jamiroquai 「virtual insanity」

藤井風くんの音楽ばかり聴いて、
jamiroquai「virtual insanity」を知り
曲も良いけど歌詞を聴いてシビれた。

MVのラストで床に血液らしものが流れる。
不穏なサインに歌詞を深追いする。
歪んで誤魔化した世界の中に慣れて
生きていく人間がいて、
ヘンテコな怪しいテクノロジー。
肌の色まで思い通りに選ぼうとする
そんな妙な感覚を求めて手に入れていく
人間のあさましさを
この曲の歌詞から感じる。

和訳されてる動画を見つけた。

今の世の中を歌っている歌詞!

jamiroquaiは知っていたが
こんなイカした曲を作っていたとは
知らなかった。
しかも1996年の曲。
時代は Windows95 がヒットし
インターネットが拡大して
クローン羊が誕生して遺伝子工学の
新たなる未来が開けたとき。


やっぱり 音楽ていいな

そして、ボーカル ジェイ・ケイ のダンスについても触れたい。
奇妙なようでとめどなく体がスウィングし踊る。
古来、人間が言葉を発する前は
ボディランゲージだった。
気持ちを伝えるに身体を動かしてる伝えた。
今でこそ わかりやすい体の動きは
定型的になってきているが、
体の発する感情の表現は
言葉や常識に支配されていない知的障害者の
動きも大切なボディランゲージの一つ。

常識は人間が作り上げた仮想…?
まあ、音楽にあわせてメロディになびくように
スウィングするようにしなる体は
自然なダンス…なんだ

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