香りのある花を楽しむ 〜梅〜大倉邦彦を知る
香りのある花が好きです。
原種ほど花は香りが強く改良されていくと香りが無くなっていきます。
スイートピーはピンクが
フリージアは黄色が一番香ります。
そして桜より前に花見をされていたという梅の花。今日は梅の花を見に行きました。
甘い香りと郷愁を感じたくなり、梅の名所
大倉山(横浜市)に行きました。
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これは咲き始めはピンクですが日が経つと次第に花が白くなっていく珍しい花です。幾重にもなる花びらが豪華で梅の女王と呼ばれています。
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これはガクが緑色であることから名付けられた梅でクールな雰囲気を漂わせています。
ほかにも大倉山公園には3ヘクタールの敷地に46種類220本の梅の木があります。
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昔から見事な梅林に多くの人が公園に訪れていたそうです。
梅は、花を楽しむ花梅、実を食す実梅とあります。
食べる梅といえば和歌山県の南高梅。
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梅の生産高の2位が群馬県とは知りませんでした。南高梅は大粒でふっくらしています。
群馬県では白加賀が主で、南高梅よりは小ぶりになりますが、やはり肉厚の梅で美味しいのだそうです。
公園には大倉山記念館もありました。
ギリシャ建築の洋館です。
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公園の主は実業家 大倉邦彦。
実業家ながら教育の重要性に気づき、人を育てることが良い社会を作ることになると教育界に貢献した方でした。
大倉精神文化研究所をつくり、研究にも力を注いでました。
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その精神には
「全ての人に宇宙心(神)から与えられた一生の間で成すべき使命(ライフワーク)がある」
というものでした。
たまたま知りましたが、なんとなくスピリチュアルぽくて夢を感じてしまいました。
記念館では写真展やサロンコンサートもあり、とても優雅な気分になります。
実は梅をわざわざ見に行くのは初めてです。
私の実家には27本の梅の木があり、寒い時期に梅の香りを感じながら、水仙が咲き始め、ヒヤシンスやチューリップが咲く環境でした。
なぜか思い出して、梅が何本もある場所に行きたくなったのです。
もう実家は他の人の家になってしまい、あまり見ることがなくなりましたが、花が懐かしくなりました。
よく木登りしたのも梅の木でした。
梅の木は寒さに強くて、雪にも耐えながら可憐な白い花を咲かせます。
だからでしょう。
花言葉に「上品」「気品」「忍耐」とあります。