糸を紡ぐ人 ギリシャの運命3女神
童話「眠り姫」の中で
呪いの糸車 で お姫様は100年の眠りに落ちる。
なぜ
糸車なんだろう…
そして
「運命の糸」というもの。
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」にしても
「糸」は 重要な何かの象徴なんだろうと
思っていた。
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ギリシャ神話には
「運命の3女神」がいた。
この3人の女神たちが
人間個々の人の運命を割り当てて
紡いで、断ち切る、のだという。
糸巻き棒から紡ぐ クロートーは《現在》
長さを計る ラケシスは《過去》
割り当てられた糸を切るのはアトロポス《未来》
以上の意味がある。
あらためて「運命の人」までも考えてみた。
「運命の人」は
必ずしも 良い影響を与えるものではなく
その人の人生に影響を与える人のことを指す。
「忘れられない人」も
良い思い出とは限らないものね。苦笑