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エリア予選激覇調整日記
こんにちは。ゆゆゆです。
実に1年振りのnote執筆になります。
先日行われたエリア予選にて、激覇を使用して代表こそ取り逃しましたが、予選全勝・決勝戦まで勝ち進みました。
一番最後に負けてますので、誇れるものではありませんが、調整メンバーとの集大成がここまで爪痕を残せましたので記念に。そしてこれからエリア予選に挑戦する方の参考になればと思い、執筆させていただきます。
対面練習前の準備
エリア予選に臨むにあたって、大量に対面練習を重ねましたが、それと同じくらい使用デッキの選定と、環境予想は大事です。
調整メンバーと相談した内容について話していきます。
事前環境予想
結論から申し上げますと、生き物契約or激覇でした。
生き物契約の中でも、造契約・零契約・血契約の3デッキは特に強いと思っており、ここに激覇を加えてその強いデッキを使うか、あるいは対策できるようなデッキを使うかを決めなければなりませんでした。
造契約・零契約・血契約の3デッキは、他の契約山に比べて出力が高いと思っていました。
造契約はデッキ破棄と多シンボルという2方向で詰める出力の高さ。
零契約はウィズの実質的なアンブロとバースト破棄、フォーアンサーによる連続攻撃、トールのマジック無効という出力の高さ。
血契約は少ない使用コアで何度も蘇生を繰り返し、先2後手2の成功率の高さによる出力。
全てが違う方向性の出力の高さを有しており、生き物契約らしい速度で詰められます。
激覇は、XVたちの効果の豪快さ、それを支える契約弾とマザーコア、各種ドロソによるリソースの豊富さ。
序盤こそ弱いものの、ロングゲームになればなるほど激覇は強くなります。
激覇を使うようになった経緯
エリア予選では、制限改定によりホーリーサインが制限に、またトールキャッスルが実質的なデッキとして崩壊したことにより、何でも勝ち、何でも負けるような群雄割拠の環境になりました。
そのため、何を使うのが正解なのかが分からない状況でした。
そんな中で私が使える候補のデッキが、激覇・ハデス・零契約・血契約・プチフェニルGSの5つでした。
その中で、使う気があったのは、激覇・ハデス・零契約の3つでした。
特にハデスは、11月中にあった非公認である、児雷也杯・リュウジ杯3on3の両方にて結果を残しました。
児雷也杯では予選全勝、ベスト4。リュウジ杯では、決勝進出、4位入賞と、それなりに練度があり、かつ実績も伴っていたため、エリア予選で使うことも濃厚でした。
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しかし、使わなかった理由。それはレーヴと激覇の存在です。
直近の制限改定で何も規制されず、フルパワーのレーヴは、どうしてもハデスは不利が付きます。
テーマ内のスチームハイヴ、出張パーツのフラカンの爆音神殿、両方墓地の効果を封じる効果を持っており、自発的にネクサスを処理する手段の乏しいハデスで、明確な不利対面が環境上位にいる状況で使うのは、どうしても勇気が出ませんでした。
激覇対面も、相手のラグナロックXVの着地より先にヴァジュラムを着地できればゲームになりますが、1度通すと、増やされたコアを処理しきれず、こちらの攻めが激覇ウォール1枚で止まるようになり、辛いゲーム展開を強いられます。
更に、激覇にトールキャッスルが搭載され始めたのも逆風です。
自らどんどんデッキを削っていくので、破棄メタを搭載している余裕がなく、トールキャッスルをモロに受けなければなりません。
以上により、相性不利を背負いかねないので、ハデスを持ち込むのは、早々に断念しました。
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そうなれば零契約か激覇になるわけですが、零契約はどうしても上振れ下振れが激しいデッキです。
アンブロ連パンというアルテミスを彷彿とさせる動きが好きで、デッキ自体はかなり好きな部類ですが、圧倒的な下振れを引いたときが怖すぎて握る気が起きませんでした。
消去法にはなりますが、激覇であれば、C6に到達する前に激覇が欠損するという裏目こそありますが、契約にドローが付いているので、他の激覇系統カードさえ持っていれば最低保証の1ドローがあるので、安定感があり、エリア予選の場に持っていくにふさわしいと思い選択しました。
デッキ解説
ここからは、デッキの解説になります。
激覇というデッキはプレイ自体は簡単な部類ですが、構築段階で大きく差が出るデッキだと考えています。
激覇とはどういうデッキか
激覇は、ドロソが豊富なことから、何でも入りなんでも抜けるというのが激覇の面白いところであり、難しいところです。
何でも入るとはいえ、激覇ではないカードを多く入れれば、手札に激覇がなくなる、激覇欠損という激覇にとって最も避けなければならない状況が起き、かといって激覇の純度を増せば、欠損事故を避けることは出来るものの、ドローマジックを引き込む確率が下がるため、手札が詰まりやすくなります。
激覇の枚数が多すぎず少なすぎず。このいい塩梅を探すのが非常に難しく、人によって大きく差が出るところです。
この差を見ることも、その人がどういう視点で激覇を見ているのかが分かるので面白いところです。
しかしながら、巡るヒカリや全天の覇神出身の大型XV。
これを操るド派手なデッキであることも事実。
明確に強いスピリットたちが大量に並び、圧倒的なパワーで相手を追い詰めるのは圧巻です。
使用リスト
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内容自体はいたって普通の激覇だと思います。
デッキ枚数41枚。契約を除くデッキ内の激覇枚数は16枚です。
この構築で従来の激覇と違うのは、バーストの豊富さと、暗黒の塔でしょう。
暗黒の塔自体は、私のエリア予選の前日に優勝報告があり、好みの枠とはいえ、やはり1枚の影響力はとんでもないなぁと思った次第です。
そして、暗黒の塔以外でも、バジャーダレスはあまり見ないのではないのかなと思います。
発案は調整メンバーの中でも屈指の実力者。ゴッドゼクスデッキ大好きなこういちです。
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これを聞いてなるほどなと思いました。
忘れたころにバジャーダレスはやってきます。
どうしても激覇はC6の達成を目指す序盤は弱くなってしまい、それをアレックスで耐え忍ぶような状況になります。
C6になるころには、生き物契約が苦手とする重疲労が出来るラグナロックXVが着地し、有利展開に持ち込めますが、それまでに勝負がついていることも多々ありました。
それを解決するために暗黒の塔を採用しましたが、早期に貼れば遅延が成功しますが、引けなければ意味がありません。
そういったところを補ってくれるバジャは革命的な強さでした。
バジャで遅延して暗黒で蓋をする。これが今回のリストのコンセプトになります。
詳しい使用感等は各カード解説のバジャーダレスのところで紹介します。
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そしてこれが彼から送られてきた、私がエリア予選に持ち込む原案になったリストです。
ここから細かい枠を調整していき、持ち込むリストまで完成したというわけです。
採用カード解説
ここからは、デッキに採用したカードの解説になります。
ただ、これといった正解の構築は無く、また個人の好みによって採用枚数は上下します。
あくまでもこんなことを意識してるんだな~なんて思いながらご覧ください。
系統:激覇のカードたち
激覇の契約神ダン
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このデッキの契約カードです。
初手で2枚目を持てればにっこり出来ます。
激覇は神託出来る回数も他の神山に比べて少ないので、激覇ネクサスの際の神託含めて、忘れないようにしましょう。
3枚確定間違いないです。
超神星龍ジークヴルム。ノヴァXV
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バトスピの看板とも言えるスピリット。
激覇では数少ない面を触るカードでありながら、ノヴァ一族共通のライフリセット効果を持ち合わせています。
2枚の理由についてですが、2回投げるシーンが欲しいためです。
ライフリセット目的のみの採用なら1枚でもいいのですが、ノヴァXVを投げるだけで勝てるほど簡単な環境ではありません。
ですので、1回目のノヴァで追い込み、2回目のノヴァで削り切るというプランも取れます。
そもそも激覇は面処理が苦手なので、それを補ってくれる枠にもなるので、2枚欲しいです。
翼神機グラン・ウォーデンXV
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元のグランウォーデンが大好きなので、このグランウォーデンも大好きです。
ウォーデン族共通のマジック無効持ちになります。
マジック無効がメインの運用ですが、フラッシュタイミングに自分から顕現して、打点を形成したりブロッカーになったり、イースールトの起爆剤になったりと、結構小回りの利くカードです。
激覇で貴重なアタックステップ中に打点を伸ばすカードなので、慎重に使っていきたいです。
そんな小回りの効くカードも1枚まで落としている理由は、純粋に枠戦争に敗北して抜けていきました。
2枚あると安定してマジック無効運用をしつつ、他の運用方法にも利用できますが、アタックステップ中の打点を伸ばすこともたまにしかせず、マジック無効用にだけ割り切って使用してもいいのかなという方向性で考えたので1枚にしています。
ただ、1枚では結局引けず、練習中も欠損して負けた試合もありますので、2枚取りたい気もします。
終焉の騎神ラグナ・ロックXV
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個人的には、系統:激覇の中で最も強いカードだと思っています。
僕の考えた最強カードみたいな雰囲気がひしひしと伝わってきます。
ちょっとした小ネタですが、シンボル追加は激覇限定ですが、BP上昇はスピリットであれば誰でも恩恵を受けることが出来ます。
実用的な例を挙げると、ラルヴァンダードやアレックスをムキムキにして殴ることができます。
あくまでも小ネタではありますが、相手の激覇ウォールやダンの契約技をケアするために使用することもあるので、覚えておきましょう。ホウオウガXVでラルヴァンを起こして相手のイースールトと激覇ウォールをケアする殴り方は非常に強力です。
今回のリストでは2枚採用ですが、本音を言えば3枚取りたいです。
ラグナロックの召喚時はゲームに必ず1回は絡めたい効果ですので、その再現性を上げるために3枚取りたいのですが、3枚取れば今度は手札でラグナロックが渋滞する事故が起こりやすくなります。
ラグナロックにアクセス出来ていること自体はいいことなのですが、他のカードにアクセスできない状況が問題です。
ラグナロック以外にもアクセスしたいカードは山ほどあります。
そのカードにアクセスするために、その枠をドローソースに変えました。
引けない事故もありますが、ロングゲームになればなるほど激覇は強くなります。こちらの方がエリア予選の場にはふさわしいと思い、2枚に下げました。
天帝ホウオウガXV
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これ1枚で受け性能が飛躍的に向上します。
受けが飛躍的に向上するといいましたが、ホウオウガ1枚採用にしました。
これも調整メンバーとの話です。
「ホウオウガって結局C6までいかないと機能しないし、ゲーム中に1回絡めばいいから1枚にして激覇ウォール3枚目取ったほうがアグロ契約見れて強くない?」
デッキのコンセプトがアグロ契約組を重く見たいものでしたので、この大きなターニングポイント。結果的には正解でした。
この枚数は、地域差や個人の好みによって左右される部分になりますので、この場で1枚が正解!とは言えません。
ロイヤルドロー
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激覇を持つドロソです。
一般的なリストでは3枚採用が多いのですが、私のリストでは2枚に下げています。
理由としては、手札の総枚数が増えない点と、ロイヤルドローがかさばった時が非常に邪魔だからです。
2枚引いて2枚捨てるため、手札の総枚数は増えません。
アクセスしたいカードはたくさんありますが、そもそもの激覇の総枚数が少なめのため、次のターンに置く激覇のことを考えたとき、激覇ではない手札でキープしたいカードを切らなければならない状況にもなりえます。
ロイヤルドローがかさばった時に関しては、ロイヤルドローの破棄する激覇を手元に逃がす効果は同名ターン1であり、ロイヤルドローを同じターンに2回打つことは基本はありません。
その際にロイヤルドローが手札に来すぎても、このターン使わないしなぁ…と腐りがちになります。ターンに1回をゲーム中に2回出来ればいいかなぁという感覚で下げ、代わりに普通に縦引き出来るマジックを多めに採用する方向性にしています。
特に早急に暗黒の塔にアクセスすることがコンセプトのため、手札破棄とは少々コンセプトがズレているのも枚数減少の要因の一つです。
激覇ウォール
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激覇の防御札です。
激覇系統を所持しているため、ダンで置けばドロソにもなります。
ドロソにもなれる防御札。インフレを感じますね。
シンプルな防御札ですが、3コスト以下でビートされると普通に死んでしまうことには注意が必要です。
ネオ・マザーコア
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激覇における最重要ネクサスです。
引けるかどうかは勝敗に大きく影響すると言っても過言ではないです。
ダンにちょっとした耐性を与えつつ、シンボルを全色に変更します。
ちょっとした耐性と言いつつも、青の世界から守ったり、フィールドマジックの影響を受けないようにしたり、ボーンシャーク号やヴァンパイアミラージュのような神託阻害ネクサスからも守ってくれます。
しかしながら万能ではなく、スピリットやアルティメットの効果はモロに受けますし、マザーコア自体は無防備のため、マザーコアが壊されればまたフィールドマジックの影響下にさらされることになります。
それでも最重要と言うのは、色の違う光主のキースピリットを繋ぐ存在だからです。エモいですね。
激覇ではない採用カードたち
ここからは系統に激覇を持たないカードの解説になります。
一部必須レベルのものもあったりしますが、この枠を激覇に置き換えるか否かで安定性や爆発力など、所感がたくさん変わってきます
選ばれし探索者アレックス Rv
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このデッキ唯一の素で全色軽減になれるカードです。
激覇においては、普通にバーストで使っても良し。素出しで使っても良しと、非常に便利なカードになります。
特に、激覇ミラーにおいては、後手1アレックスコアブからのダン配置という動きがとても強く、盤面を処理する能力に乏しい激覇というデッキにおいて3ターン生存するなんて状況もザラです。
私のリストでは、暗黒の塔にバジャーダレスなど、序盤に優先してプレイするカードが激覇において確保が難しい紫シンボルであるため、アレックスを比較的軽く出すことが出来ます。
コンセプトであるバジャで遅延して暗黒で蓋をするというコンセプトですので、3枚も取れる枠はありません。
2枚採用に落ち着きました。
超星使徒スピッツァードラゴン
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私のnote唯一の皆勤賞。
前回はテーマカードとして紹介しましたが、今回はガッツリ汎用側面での解説です。
とはいえこのカードは多く語ることもないでしょう。
ただし、激覇というデッキにおいては神託数が少ない上にコアブ自体はそれなりに余裕があるので、場合によってはダンにコアを置くことも多いことは覚えておきましょう。
1枚採用の理由は、2枚引いても手札でかさばった時が地獄だからです。
超星の時とは違って1枚がちょうどいい枠ですね。
EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-
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こちらもスピッツァーと同様に汎用カードとしての側面が強いです。
当てたい先としては、ミラーのラグナロックや、レーヴダイダロス、ワイバルトなどが挙げられます。
他にも普通に死にそうなときに出しましょう。
幻惑の隠者騎士 バジャーダレス
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今回のリストの最重要カードと言っても差し支えないレベルで強かったです。
事前環境予想の際にもお話ししましたが、現在の環境は雑多環境で、何が対面に来てもおかしくない状況です。
その中でも、私が参加した福山市、もっと言えば広島の環境は非常に重視していました。
この際に相談したのが、広島市を拠点に活動するドン・マルコスです。
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この時点ではバジャーダレスを採用するかはまだ相談段階でした。
バジャーダレスが刺さりにくいデッキが多そうなら、アレックスの枚数を増やしたり、ラグナロックを3枚に戻す予定でした。
この情報を経て、調整メンバーで再度検討したところ、激覇には刺さり方は微妙だけど、零にも熱にも有効なバジャーは採用しても問題ないだろうという結論に至りました。
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さて、現環境での使い方ですが、生き物契約はライフ減少をトリガーに開きます。
激覇以外の神対面であれば、勝手に踏んでくれるため、破壊出来る状況ならさっさと当てます。
そうして発生したドロー効果で、生き物契約に対しては暗黒の塔を、神に対してはファラオムやトルキャを探しに行きます。
仮に上記のカードを引かなくても、それを探すドロソマジックや、激覇欠損事故回避にもつながるため、普通なら入っていないアドバンテージもあって非常に刺さりました。
2枚採用の理由ですが、この枚数がちょうどいいからです。
3枚取った場合、母数が多くかつ刺さりにくい激覇対面で完全な死に札と化します。
それに、生き物契約に対して有利なゲーム展開をしたいための採用ですが、結局はバースト。相手依存である域を出ません。
開けなかった場合も考慮すれば、2枚がちょうどいいわけです。
巨神要塞トール・キャッスル
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バルチャーを失ったトールキャッスルがダンくんに擦り寄ってきました。
このデッキでは第2のフィニッシャーとして運用します。
効果に関して今更説明は不要でしょう。
まず、環境的にトルキャというデッキタイプが消えたことで破棄メタが減少傾向にあります。つまりトルキャの通りがいいということです。
更に神デッキは破棄メタを搭載する余裕はなく、モロに被害を受けます。
激覇というデッキにおいては、ラグナロックでシンボルが増えたり、そもそも土地が多かったりと、トルキャを活躍させる土台は整っています。
激覇はゲームが長引きやすく、相手の受けも盤石な状況を崩すのに最適です。
フィニッシャーとしての運用が主目的ですので、1枚採用になります。
調整メンバーは1枚が結論でしたが、2枚がいいという意見も他の人から頂いていたため最後まで悩みましたが、私自身も1枚の方が感触が良く、1枚採用で臨みました。
ここからは完全に余談になります。
予選4回戦。その全てがトールキャッスルによるライブラリアウト勝利です。
このカードが激覇との相性の良さを物語っていますね。
霜星のイースールト
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対激覇における最強防御札です。
1枚あれば激覇のアタックは大体止まります。
このリストでは唯一ネクサスを触れるカードなので、除去するネクサスはしっかり考えましょう。
闇輝石六将 砂海賊神ファラオム
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今更説明する必要はない気がします。
最強です。踏んだらキングクリムゾンです。
スピッツァーの裏目を考慮しても余りある強さです。
創世の槍&創世の盾
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激覇が登場して少ししてから話題になったカードです。
槍盾ノヴァは今更説明不要だとは思いますが、他にもラグナロックに付けてクアドラブルシンボルで殴ったり、トルキャに付けてワンパンしたりできます。
他にも、ネオマザーコアが無い時に神軽減を取るときに使用が出来ますが、契約ダンに付けてもそのシンボルが変わらないことには注意が必要です。
ただし、マザーコアがあればシンボルを変えれることは覚えておきましょう。
道中に付ければ、シンボル関連で楽になれるとはいえ、リーサルにしか関われないカードのため、1枚が適正枚数だと思います。
ホーリーサイン
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直近の制限改定で制限カードに指定されたカードになります。
1枚でも盤面に及ぼす影響力がとんでもないため、1枚しか入らなくても上振れ要素だったり、安全なリーサルを出すためのカードとして採用しています。
序盤で打って神対面に対して遅延するも良し。
終盤に打って契約技などの神の効果を消して安全に詰めるもよし。
ノヴァXVでライフをリセットすればライフ5の条件を達成できるのが本当に相性がいいです。
プロミスドロー&フォースブライトドロー
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使用用途はほとんど一緒なので、まとめて紹介します。
3枚ドローするマジックです。
プロミスは高すぎるカードになりましたね。
ただ、本当に勝ちたいならプロミスは必須です。
金銭的理由で購入できないのは仕方ないですが、勝ちたいのに買わないのは甘えです。買いましょう。
私も泣きながら買いました。
特に、直近の激覇の構築では、激覇の枚数を極限まで絞る傾向にあります。そのため、初手激覇欠損なんてことも頻発することもあります。
プロミスドローの重要度は増していると言っていいでしょう。
エクストラドローLt
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ブライトの1枠を散らしています。
暗黒の塔にアクセスするのがコンセプトのため、ブライト3枚でもいいかな~なんてことも思いましたが、赤シンボルを形成できるカードは2枚目以降のダンか暗黒の塔だけであり、緑の世界から入った時に3コストで打つブライトは弱いよな~と思って散らしました。激覇欠損した際にも役立ちますし。
赤のカードの有効枚数も19枚と、最低限は確保できてるので、1枚散らすのは全然問題ないのではないかなと思います。
緑の世界/緑の自然神
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初手の上振れ要素。
ラグナロックの軽減になりつつ、小型生き物の殴りを抑制できます。
2枚目以降はドロソに変換できたりと、激覇においてかゆいところに手が届くようなカードになります。
この構築では、後手1で緑の世界→ダン→暗黒の塔みたいな上振れも出来ます。
暗黒の塔
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バジャと同じコンセプトカードになります。
契約対面に対してとんでもない遅延性能を発揮します。
神対面においても、ヘラであれば、ベルゼビートXVなどの踏み倒しを牽制する役割を担えます。
2枚採用でも悪くはないのですが、3枚採用にしています。
メタカードは、引かなければ意味ないのです。
2枚では引ける確率も下がるため、十全にメタ性能を発揮できません。
初手に持っていてもダンと一緒に貼れるため問題なく、絶対に持っておきたいカードのため3枚採用です。
また、ラグナロックの軽減にならないから弱いという意見も耳にします。
私の意見としては、軽減にならないとはいえ、ラグナロックはC6以降に着地します。それまでの間、契約対面に対して遅延できる暗黒の塔は、ラグナロックのお膳立てのためにも採用できるカードになりうると考えています。
侵されざる聖域
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激覇であれば、採用しているXVすべてに赤以外の装甲を配れます。
1枚でビランバカシウスや、ボンシャ、ヘファ神域などの召喚時メタなどを回避できるようになる上に、白シンボルでラグナロックの着地の手助けまで担える、激覇における最強の土地と言っても過言ではないでしょう。
ウエハで再録しますし、激覇にはぜひとも採用したいカードになります。
回す上で意識していること
ここからは、このデッキを回す上で気を付けていることを雑書きしていきます。
序盤
まず試合を開始する瞬間。手を合わせて祈るところから始ます。
この段階で激覇が欠損していたら目も当てられないからです。
そんな叫びたくなるような事故を乗り越えたら、生き物契約であれば暗黒の塔へのアクセスを目指します。
神対面であれば、トルキャやホーリーサインへのアクセスを目指します。
その際、可能なら6コスト以上の激覇は手札に抱えておくことを意識しましょう。
マザーコアによる追加ドローを狙って手札を潤沢にしていきたいからですね。
中盤
このあたりになれば、カウントは6になってます。
ここからは、ラグナロックの着地を目指します、最速先行3ターン目には着地が出来ますが、早々上手くは行きません。
出来る限り早いターンでのラグナロック着地を目指します。
侵されざる聖域を貼れているとBest of Bestです。
終盤
ラグナロックで増やしたコアを使ってリーサルを出していきます。
このリストのメインのキルプランは
・ラグナロック連パン
・槍盾ノヴァ
・トルキャ
この3つがメインプランになります。(エリア予選では結局トルキャで8割勝ったわけなんですけど)
元々防御は手厚い部類のデッキなので、ラグナロックでじわじわと追い詰めるのも手でしょう。
対面知識
ここからは、環境にいそうなデッキの相性や、対面した時に意識していることを話していきます。
有利不利の割合に関しては完全に個人の主観となります。こんな風に感じてるんだな~と気軽に見てください。異論は認めます。
激覇ミラー
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ミラーなので多く語ることはありませんが、破棄メタがあっても、トルキャで必要パーツを落とすことも重要になってくるので、ミラーで重要なのはトルキャです。
余談ですが、私のところのエリア予選では、体感半分くらいは激覇で埋まっていた気がします。
他地域のことは全く知りませんが、参考までにどうぞ。
零契約対面
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零契約対面は、暗黒の塔を最序盤に引ければ8:2
暗黒の塔が引けなければ4:6くらいの相性だと考えています。
フォーアンサーでウィズに耐性を付けること自体は出来るものの、手札保護が搭載されていない今の零契約では暗黒の塔を除去する手段は素出しトールorフリーデン、人によってはマンタレイ。そのくらいしかありません。
だからこそ、暗黒の塔3枚採用しているところや、バジャーダレスが光るわけです。
ウィズであれば、マーキュルブレードティアドロップとかでも踏んでもらえますし。
…が、一度でも煌臨を許してしまえば、フォーアンサーの結誓効果で対抗策を引かれかねません。そうなれば、待っているのは圧殺でしょう。
激覇欠損以上に、手札に暗黒の塔を抱えておくことが、零契約対面では非常に重要になってきます。
もう1つ意識していることとして、可能な限りライフは4点以上を維持すること、アレックスは極力手札に抱えるを心がけています。
ウィズは1度にライフを4点以上削る手段はゼロフェンサーくらいしかありません。
耐えれれば、ラグナロックの重疲労で一気に形勢逆転が狙えますので、意識していきましょう。
熱契約対面
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熱契約対面は、暗黒の塔が最序盤に引ければ6:4
無ければ2:8です。
ネクサスの除去手段が豊富なデッキです。
土地でシンボルを形成して、大型を出すのがコンセプトの激覇において、序盤からポンポンネクサスを破壊されれば、下手すれば機能停止に追い込まれます。
ここで輝くのがバジャーダレス。
バジャーダレスで殴ってきたプチグロウを除去し、暗黒で蓋をする。
こうすれば、2枚目以降のプチグロウを持たれていない限り、ゲーム展開は有利に働きます。
後半でも熱契約とディラノスの両方に4コアはかなり要求値高いので、連パンリーサル止めやすいです。
あとはラグナロックやノヴァでドンです。
造契約対面
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造契約対面は、暗黒の塔が最序盤に貼れれば7:3
貼れなければ5:5です。
スチームハイヴとかいう最強カードが手札保護を内蔵しているので、レーヴを魂状態にしてしまうと煌臨出来るようになるので、注意しましょう。
それでも暗黒の塔が必要なのはダイダロッサの結誓効果を使わせないためです。
どうしても土地への依存度が高いため、壊されてしまえば立て直すのにかなり時間を要します。
ですので、序盤の動きを暗黒の塔で遅延し、ラグナロックで重疲労させることが理想のゲーム展開です。
耐性貫通が無い山ではありますが、ラバーズという最強の防御札があるのは気を付けましょう。
血契約対面
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血契約対面ですが、最序盤に貼れれば7:3
貼れなければ4:6です。
暗黒の塔がとにかく刺さる対面です。
序盤からドヴォルザックやデビルなど、踏み倒しを当たり前にしてくるデッキですので、貼れているだけで安心感が違います。
とはいえ、虚栄の鎧やフォールンハイドなど、ネクサスの処理手段はあることは念頭に入れ、トラッシュ状況はこまめに確認しましょう。
デッキの性質上、絶対に破棄メタを詰んでないので、遅延が成功すればトルキャを投げて勝てます。
また、耐性貫通が自ターン煌臨のパラディバッドしかないので、槍盾ノヴァも有効でしょう。
アイボウ対面
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アイボウ対面ですが、相手のC6までに暗黒の塔が貼れて5:5
貼れなければ3:7です。
他の契約生き物デッキよりは準備期間に猶予があります。
暗黒の塔さえあれば、相手のジークフリードXVの契約煌臨を拒否できますが、当たり前にラルヴァンダードが採用されてるデッキのため、うっかりアイボウを破壊してしまうと、暗黒の塔状況下でも契約煌臨されます。
アイボウが生き残ってさえいれば、暗黒の塔の除去にジークフリードXV素出しを要求することが出来ます。
このあたりはメタゲームが回ってアイボウ側にバスタースピアやレーザーボレーなどが採用されて行けば、更に重いゲーム展開を強いられることになるかもしれません。
王契約対面
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王契約対面ですが、最序盤に貼れれば6:4
貼れなければ2:8です。
暗黒の塔がとにかく有効な対面です。
契約効果がコストを支払わずに召喚なので、暗黒を貼った瞬間とんでもなくぶっ刺さります。
とはいえ引けなかった場合は、普通に速度負けする上に、激覇ウォールも刺さりにくい。とどめに受けホウオウガが裏契約で出来なくなるので、受けの質が他のデッキより数段階低いです。
その低さを暗黒で誤魔化し、早期決着を狙うことを意識しましょう。
GS対面
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GSデッキですが、暗黒の塔を最序盤に貼れれば7:3
無ければ3:7です。
暗黒の塔がとにかく刺さる対面です。
グリズクラッシュや、仮面ライダーウォズなど、踏み倒しを多用してくるデッキですので、あるとないとでは生存力がダンチで変わってきます。
あとは激覇ウォールやホウオウガ、ノヴァを絡めて耐えに耐えてトルキャを投げましょう。
受け煌臨なんて裏目を気にして殴るのを躊躇するくらいなら、最初っからトルキャで頭バナナになって殴ったほうが気が楽です。
もしくは安心と信頼の槍盾ノヴァで一気に5点削りましょう。
ハデス対面
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ハデス対面は7:3であると考えています。
神デッキは特殊なケースを除いて暗黒の塔が刺さりません。
ハデスは特に魔導たちはnコスト支払って召喚しかないため、たまーに採用されてるベルゼビートXVに対して暗黒の塔が刺さる程度です。
ハデス対面は最速ラグナロック着地を目指す対面です。
相手の六冥魔導デルズ・ヴァジュラムのコア吸収効果を立てられれば、非常に面倒ですが、3ターン目にヴァジュラムの維持を求めるのは至難。そのため、早いことラグナロックのコアブを1度通し、その後のクリュメノスを要求値を上げることを意識しましょう。
あとはトルキャを投げれば勝手に負けていくので、序盤のラグナロックが非常に重要です。
ヘラ対面
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ヘラ対面ですが、7:3だと考えています。
侵されざる聖域がほとんど刺さらない対面です。
カシウスビランバケア程度にしか使えず、詰めでは紙切れ同然となります。
この対面も基本的にはトルキャを投げて勝つことを意識します。
しかし、ラショウに全部壊されることがあることは注意しましょう。
土地依存度が高いのは度々お話してますが、その依存先が一気に消滅するので、トルキャの要求値もそうですが、普通の展開すら危ぶまれるレベルで崩壊するので、勝てる枚数の破棄が見えたら迅速にトルキャを投げましょう。
当日の対戦成績
画像を参照してください。
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ここからは、私が覚えている範囲ですべての試合を振り返っていこうと思います。
1回戦 激覇ミラー
1回戦の激覇ミラーですが、本当に辛かったです。
こちらの先行でスタートした際、ダン暗黒、手札にはプロミスドローと、次のターンの動きは完璧だなと考えていたらまさかの後手1レーザーボレー。
暗黒の塔を壊され、重いコストを払いながらのプレイを余儀なくされました。
さらに相手はラグナロックを2ターン連続で着地させ、ノヴァXVまで着地。
しかしマジック無効が引けなかったのか、激覇ウォールでターンをもらいました。
そうして息も絶え絶えに迎えた自分のターン。
手札にはスピッツァー・トルキャ・プロミスドロー。
相手の場にバーストこそあれど、トルキャを投げれば、LOに必要な枚数分のシンボルは相手の場に潤沢にあったので投げれば勝てるかもでしたが、欲を言えばイースールトなどの受け札を探しておきたいところ。
プロミスドローで探しに行こうと思った瞬間、調整メンバーとの記憶がフラッシュバックしました。
「あのバーストがメガトータティスだったらどうなる…まずくないか…」
しかし手札にはスピッツァー。プロミスドローを引いた後でも手札枚数が4枚になるからターンスキップをかわすことが出来る。
大丈夫だとプロミスドローでドローすると、バーストはまさかのメガトータティス。
なんで一枚も見えてないバーストが分かったんでしょう。私にもわかりません。
そしてバーストを華麗に回避したものの、結局防御札は引けず、トルキャにすべてを委ねることに。
結果は破棄メタは入っておらず、LOが通り勝利しました。
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ここのメガトータティスを帰宅後の反省会で話すと、「お前鍛えられすぎやろ」との一言を調整メンバーから賜りました。
一同大爆笑でした。
2回戦 血契約
対戦前にこの試合は大事だよね~と互いに話し、和やかに始まりました。
エリア予選というバチバチに戦う舞台でも、人柄がいい人とのバトルは楽しいものですね。
さて、先行を取ってスタート。
初手に暗黒は引けなかったものの、バジャーダレスがありました。
緑の世界からのダン配置という理想的な動きから入りました。
対する相手はバットに4コア乗せてスタート。
華麗にかわされたと思いつつも、フォグニールからドヴォルザック。
この瞬間内心では「あれ…俺死んだ...?」なんて思ってました。
ドヴォルザックから踏み倒されたのは最高ともいうべきパイモニア。
普通の激覇であれば、アレックスで耐えるのでしょうが、ここで輝くバジャーダレス。殴る前のパイモニアを割りつつ2枚ドロー。ここで暗黒の塔を手札に迎え入れることに成功。
あとは暗黒でひたすら遅延し、最後にトルキャを投げて、次のターンを無くすという方法で受け煌臨をケアして勝利。
2連勝でほっとすることが出来ました。
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3戦目 激覇ミラー
この段階で全勝者が8人くらいでしたが、私の周りの6人中4人が激覇を使うという大激覇時代。
そして始まる激覇ミラー。相手はちょこちょこと親交のある方で、ここでも和やかな雰囲気でスタート。
児雷也杯でもお会いした相手。児雷也杯では対戦こそしてないものの、互いに決勝トーナメント進出という実績を持っていました。
互いに譲らぬ一進一退の攻防。相手のミラージュにヴィーゼルがあり、破棄メタが入っていることが濃厚の状況。
ここで切り札としてこちらが投げたのがトールキャッスルでした。
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そもそもLOに必要なシンボルは揃っていて、仮に破棄メタが入っていても、5点でワンショット出来、激覇ウォール1回ならグランウォーデンXVで止めれるから投げ得だなと思って投げました。
すると破棄途中にヴィーゼルが登場。
破棄は止まるように思えました。
しかし、ヴィーゼルが出てくることはありませんでした。
その理由は単純明快。相手の場に暗黒の塔があり、踏み倒しができなかったからです。
「コストを支払わずに召喚します」
その言葉の後にあれ?と見れば、いるのです。暗黒の塔が。
互いに目を見合わせる。そして「出ませんね…」「はい…」「じゃあLOですね…」
そのまま決着。こんなの互いに大爆笑ですよ。
互いに一つ学びを得たねと言って笑い飛ばしました。
4回戦 GS対面
GSであることは、隣の卓で起きた惨状を見てしまっていたので知っていました。
そんな中初手にいる暗黒の塔。
これにはもうニッコリです。
途中幻魔が付いたり、レイダーガンダムが投げられて危うく死にかけましたが、ひたすらに殴らず粘り続け、ノヴァでリーサルが出そうな状況でも殴らず、ひたすらに待ち続けて最後はトルキャを投げて勝ちました。
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予選総評
一度お話してますが、予選は全てトールキャッスルによるLOで勝ちました。
激覇ってなんなんでしょうね。ただのトルキャデッキだよこんなの。
準決勝 零契約
ここまで上がってくる零契約です。さぞ強いのだろうと身構えて臨みました。
そしてここでもダン、ダン手元置き、暗黒。とんでもない上振れを見せます。
相手はウィズ殴り。それに対してアレックスを開いて終了。
ドロー前に、「状況は良いんだけどマザーコア無いからしんどいな~」なんて思っていたらトップからマザーコア。
内心ガッツポーズ。
そのターン中にマザーコアで3枚ドローし、リソース稼ぎに成功します。
その次のターン。メタルヴェスペ×2にタシカニ通常召喚、フォーアンサーブレイヴ。
普通に死にそうでしたが、激覇ウォールを握っていたため事なきを得ました。
そしてその次のターン。ラグナロックが欠損してるのでしんどいな~と思いながらドローすると、そこにはラグナロックがいました。
もう最高です。
あとはラグナロックの連続攻撃で勝利しました。
決勝戦 妖蛇
最終戦。これに勝てば二年連続の代表だと緊張していました。
しかし最終戦の相手はまさかの知っている顔。決勝戦前のインターバルでも普通に話していた相手が対戦相手となり、「あなたとは戦いたくなかったよ」とどこかのドラマでありがちな言葉と共に対戦開始。
ここでついに、2ターン目に激覇欠損事故を起こしてしまい、一気にペースを握られました。
なんとか立て直しを図り、グランウォーデンイースールトを構えたものの、シンジを投げられ顕現用のコアを枯らされ、イースールトの召喚時にカシウスを踏み、3コストの蛇たちのアタックを受け敗北。
途中カシウスの当て先を間違えたりとプレミをしたところもありましたが、負けは負け。大人しく受け入れて勝利を祝福しました。
ちょっとした宣伝
ここからは宣伝タイムです。
今回の調整の際にお世話になった方々が、非公認を開催しますので、それの宣伝になります。
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バジャの原案をくれたこういちですが、1月12日に彼主催の非公認「六天杯」が開催されます。
BOR1週間前でかつ、メガデッキが使用可能!BOR環境で最速で戦うことが出来ます!
BOR前の腕試しにいかがでしょうか?
もちろん私も出場します。ご応募お待ちしております。
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もう一人紹介します。ドン・マルコスです。
彼には広島の環境を教えてもらったり、純粋にリスト相談の際にお世話になりました。
そんな彼が主催する非公認「黎明杯」
直近だと、12月22日に開催されます。
私は予定が合わず出場できませんが、非常に明るい方ですので、気軽に行ける非公認です!ぜひ参加してみてください!
おわりに
いかがだったでしょうか。
今期のバトスピは何もなしえてないのが心残りだったのですが、エリア予選予選全勝に決勝戦まで進めたことが何よりうれしく、自らの実力の向上をしっかりと感じることが出来ました。
まだBORが残ってますので、BORで勝ち上がり、2年連続の代表目指してこれからも精進してまいります。
最後に、もしこのnoteが良かったと思った方は、そっとチップを置いていってくれると、今後の励みになりますので嬉しいです。
以上になります。ありがとうございました。