【自己紹介】「からだ」と「生き方」を共に創る
こんにちは。ライフコーチの田中元彬です。個人の方へ「理想の身体と生き方を創る」ためのコーチングを提供しています。
運動や食事、睡眠を通して身体と付き合ってきた今までの人生経験、そして自分自身の能力をフルに使って仕事をしています。
自分の好きな分野をベースに、好きな人たちと「自分の生き方で生きている」と感じます。
何より!自分の身体が好きです(笑)ありがたい話です。
「運動や食事、睡眠を通して身体と付き合ってきた」と言いましたが、今の身体になり、このような日々を歩むまでは随分と遠回りをしてきました。
そもそも自分の身体、つまり自分自身を受け入れられなかったですしね。
「完璧」な学生時代と、その裏の「自己嫌悪」
学生時代、僕は学業とスポーツにおいて、いわゆる「優秀」という結果を出してきた側の人間でした。
小中と成績はオール5。運動神経も良く、中学ではバレーボールで府内ベスト6にいけるチームでスタメンを張り続けていました。
「バレーか勉強、どちらで高校を選ぶか?」と選べるくらいには文武両道を歩んでいたように思います。
さて、これだけなら凄まじい自慢です。
じゃあ実際、心の中はどうだったか?というと自己嫌悪まみれでした。
常に人と比べ、勝った負けたを繰り返す。負けたら嫉妬、勝ったら自慢。
友達には恵まれていましたし、楽しい時代を過ごせましたが、いわゆる「いい奴」には一定の暗い感情を持っていました。
その種は「体型コンプレックス」
小学校時代、今とは比べ物にならないほど太っていました。それをネタに悪口を言われていました。
家族にも
「太っているのは自己管理がなっていない証拠、やって海外では言われるんやで」と言われる始末。
「太っている」→「格好悪い」→「完璧にならないと!」という思考が生まれました。
その頃からずっと心の中では体型を気にしていました。
二重あごを隠すべく変な姿勢になったり、加えて自分の肌、服装、生き方までもが「変ではないか?」「平凡だと思われていないか?」とオドオド。
人前で堂々とできません。
変な薬に手を出したこともありました。
この体型に対するコンプレックスがあり、
「自分の価値を高めるために何事も完璧に評価されないと」
と自分を追い込んでいく癖が定着してしまいました。
自分を追い込み続ける会社員時代
さて、そんな中、自分を追い込んでいく性格のおかげか、大阪公立大学の工学部から第一志望の自動車メーカーの設計者になることができました。
せっかく第一志望の会社しかも大手にも関わらず、ここから自分がますます苦しくなっていくこととなります。
仲の良い同期たちは自動車が好きな人ばかりでした。会社自体もその分野の中では独特なモノづくりをしており、その中でも非常に専門性の高い部署に配属されたのです。
一方、自分といえば自動車や運転は好きで、上記のような環境を望んで会社を選んだのですが、学生時代に自動車を運転する機会は殆ど無し。仕組みも何も全然わからない人間でした。
当然挫折を味わいます。
新入社員研修や現場では基本の用語すらわからず、ついていけない
勉強すると業務が上手く進められず、怖い上司から日々注意を受ける
注意されることを怖がり、「すみません」ばかり言うようになる
気づけばお酒を飲まないと寝られないようになっていました。
枕が涙で濡れた冷たさで目がさめる時もありました。
朝、寮のドアが開けられない。ベッドから起きれない。
心療内科に通い、会社を休むことになりました。
「なんのために生きてるんやっけ」
ずーっと、周りと比べて頑張り続けることに価値を見出していた自分は何にも分からなくなりました。
そんなとき、「コーチング」に出逢います。
コーチングで自分の「答え」を拾いはじめる
コーチングは「答えを創り出す」。
自分の現在地を知り、到達したい「答え」に向けて道を作っていく。
そして、「答えはその人の中にある」。
「解答」や「正解」を追い求めてきた僕にとっては衝撃でした。
「自分で答えを決める?そんなんできたら最高やん」
興味を惹かれた僕はコーチングについて調べ、さまざまなコーチングがあることを知りました。
その中でも自分の生き方を創り出すライフコーチングに大きく惹かれたのです。
すぐライフコーチングを依頼し、同時にそのコーチが学んだ場所でライフコーチングを学ぶことを決めました。
ライフコーチングに触れているうちにわかりました。
それは、今まで僕は家族、友人、世間、ネット、本…外側の情報に大きく影響を受けて自分の行動を決めてきた、
ということです。
だからこそバレーや勉強、仕事でも無理をしたし、それによって自身が傷ついてしまっていたことに気づきました。
自分の「答え」を聞いていなかったんですね。
「自分の答え、全然聞けてなかった」
それ以降は自分の「答え」を拾おうとする日々。
暮らしながら瞑想ができるような自然豊かな土地に移住したり、ヨガを学んだり、自分の感覚を磨きました。
巨大な情報社会の中で、
「『自分の答え』を見つけるために、『自分の答えじゃない方法をとる』」
という、玉ねぎの皮剥きのような状態の時もありましたが、ひたすらに自分の答えに没頭していきました。
その最中、忘れかけていた大きな存在に気づくことができたのです。
「身体」から「答え」へ。すべての基盤を整える「からだ創り」の経験
それは「身体」でした。
思えば自分は「身体」を軽視していたように思います。
身体は見えないところで僕を支え続けてくれました。
朝から晩まで身体を酷使した選手時代、15時間近い勉強をしていた受験時代、危険な作業もある会社員時代。
楽しい時もしんどい時も人生を一緒に歩んできたにも関わらず、ストレスが溜まれば酒や夜更かし、暴食、オーバーワーク、ケア不足…
自分の感覚を磨こうにも、五感を司る身体が不調では何もわかりません。
自分自身にモヤがかかっているような感じがしました。
身体ももちろん重い。自分史上最も体重が重くなってしまいました。
「これはあかん」
危機感を感じた僕は睡眠・食事・運動全ての見直しを開始。
その日の体重や摂取カロリー、運動量、睡眠時間…
数字的なところから始まり体調や感覚を記録。
それだけにとどまらず、生活の選択全てを身体基準で考えるようになり、身体と心のログを取ることに。
迷った時は「どれが身体にとって心地いいかな?」。
その後の感覚との答え合わせ。それを繰り返す日々。
すると、段々脳内が晴れやかになっていく感じがしました。
身体や心も軽やかに。
仕事や趣味のパフォーマンスも上がっています。
好きなバレーボールを活かし、移住先のスポーツクラブでコーチもしています。
長年のコンプレックスだった身体自体も大きく変わりました。
なんと腹筋が見えているではないか!今までどこにいたんや。
世界が変わりました。
「次はどんな身体に、そしてどんな生き方を創っていこうか?」と興味深く日々を生きています。
「からだ」と「生き方」を共に創る
体型のコンプレックスから自己嫌悪。
どんどん自分のダメな部分を見るようになり、最後には自分を支え続けてくた身体まで粗末に扱う始末。
そんな自分が「からだ」を第一に日々を決めてきた。
すると、世界が一変。納得できる生き方ができるように。
気づけば自分のコンプレックスの元と共に生きられるようになっていました。
この経験から、僕はライフコーチとしてクライアントが自分のからだ、もとい自分自身を大切に、そして潜在している力を発揮して生きるためのサポートをしよう、と決めました。
現在、世界には膨大な情報が溢れています。減量、ダイエット、筋トレ方法、フィットネス、栄養…果てには生き方まで。
日々、大量の情報を受け取って生きています。
「どうしたらいいか?」「何を信じたらいいのか?」
こう思う人は多いと思います。
そんな時に本当に自分が納得して信じられるのは自分自身です。
「これをやりたい」「こう感じている」「こんなふうに生きたい」こんな自分自身の「想い」。
自分自身の「想い」を発しやすく、そして感じやすい身体を創る「からだ創り」を通して、その人にしか出来ない豊かな「生き方」ができる人を増やしていきます。
そのためにも…
私自身が自分のからだを探求し続けること
クライアントの隠れた力を信じること
私が持つ力や得たものをフルにクライアントのために使うこと
を約束し、自己紹介を終わりたいと思います!
長々と読んでいただいてありがとうございました!