迷える大学受験生へ①
浪人して良かった。
そう思える浪人生はどれだけいるだろうか。
逆も然り、
浪人すれば良かった。
浪人しなくて良かった。
こう考える現役合格の大学生はどれだけいるだろう。
この記事を書いている時点でお分かりだろう。
私は1年浪人を「した」。
私の高校は毎年半分以上が浪人する進学校だ。加えて、センター試験から共通テストへの変遷期でもあり、
「浪人するかしないか」
例年より皆が自分の進路選択について頭を悩ませた年代だ。
今回は私の浪人をした感想、浪人の全体像を述べることとしよう。
現役のとき、勉強していなかった訳ではない。むしろ朝6時頃から学校で勉強し、夜も学校で自習したり、塾に行ったりしていた。学校の成績も定期テストは普通くらいだったと記憶している。
現役の試験では、センター試験が6割程度(定かでない)で既に絶望を覚えた。
センターの結果で志望校を変えようと思っていたが、実家から隣県ではなく遠くで一人暮らしすることが許可されず、元々の受験校のまま2次試験を受験した。
不合格😕
そりゃそうだ。中期も後期も受けて
不合格🤦♀️
浪人決定👏🎉🎉
親からは「予備校どこにするの」と。大手予備校の1つに高校時代通っていたが自分には合わなかったため、もう一つの大手予備校に行くことにした。
前期中期後期を受けて3校とも正直合格すると自分も思っていなかった。だから浪人する覚悟は前々から自分の中で決まっていたのだろう、と思う。不合格を知っても、「悔しい」「悲しい」「どうしよう」こんな感情が出てこない。「まぁそうだよね」というような、何も感じないかのような感覚の1〜3月を過ごしたことを覚えている。
こんな私じゃだめだ。
そう思って一念発起。絶対合格を掲げた。
予備校へ通った1年間。必死だった。
1年間のマイルールは
「挨拶以外話さない。友達との雑談は基本なし。開館から閉館まで勉強する。」
「話さない。」という目標を決めてやっていたと言うと、「息抜きも大事だよ〜」「逆に効率悪そう」などという人がほとんどだ。
息抜きに友達と話せるのは切り替えができる人や友達と一緒に勉強ができるタイプの人だ。
こんな割とストイックな?1年間を過ごした結果、
第一志望に合格し現在大学4年生、卒論のストレスでおかしくなりそうな楽しい大学生活を送っている。
私は大学4年間を通して、
浪人して良かった!!!
と心の底から言うことができ、きっとこれからもそう思い続けていくと確信している。
細かいことはまた別の回で書くことにしよう。
今回はこれにて。誰かの何かの役に立てば嬉しい限りだ。
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