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傷心日帰り旅 銚子編

どうもげこふりです!
2月9日(金)にさっそくまずは日帰りでひとり旅に出ることにしました。
心境の変化はありまくりですが、とにかく動かないと何も変わらないと思ったからです。

それにそもそもフリーター人生を楽しむ理由はひとり旅しまくるという目的があったからに他なりません。そのため、さっそくレッツゴー

二日酔いに沁みる


旅の始まり

新小岩駅スタートで旅は開始です。前日、急遽バイトが休みになったためテンション上がって深酒をしてしまい、二日酔いになりました笑
そのためJR東日本の自販機にてしじみの味噌汁を購入して飲みました。近頃はこんなのも飲料自販機で買えるなんてありがたい笑

ランニングで膝を痛めてしまい歩くだけで痛いと言う軽い重症(どっちやねん)に陥り、万全でない体調の元、旅は始まりました。おまけに歯医者サボっちゃったし笑

総武快速線E235系1000番台
ホームの鏡は恐らく自殺防止のため

新小岩駅の総武快速線ホームに上がるとホームの柱には何やら鏡が設置されています。推測ですがこれは自殺防止のためのものと思われます。 10年以上前に特急成田エクスプレスに飛び込んた人を皮切りに自殺が相次ぎ、名所となってしまったためいち早くホームドアを設置し、ブルーのフィルム(落ち着く効果があるらしい)やこういった鏡を設置して、さらに一時期、警備員も配置して自殺はほとんどなくなりました。

僕も失恋して死にたくなったから自殺する人の気持ちもよくわかります。自殺は遠い所に旅立つという表現もありますがまずはリアルにどこか旅に出て心を癒してほしいと思います。当人はなかなかそこまで考えられないため、支援する人が必要ですが。

総武本線209系

総武快速線で千葉まで来た後は、総武本線に乗り換えです。どちらも総武線ですが便宜を図って千葉までは総武快速線で千葉から先は総武本線との名称で概ね分けられています。

この車両、209系はかつて京浜東北線で活躍していた車両ですが引退後はここ房総の地へ移住しました。一部の車両は伊豆急行線の車両としても再々活躍しています。

東京〜千葉まで行く特急しおさい号にも乗りたかったのですが時間が合わず、帰りに乗るとして行きは鈍行でのんびりと向かいます。

だんだんとローカル色が

のどかな風景に
空いたのでボックスシートをゲット
料金なしは嬉しい

八街を過ぎたあたりからだいぶローカルな風景になってきました。そして最後尾の車両に行ってみるとボックスシートが空いてて、ラッキー! 独り占め! 
これぞげこふりの真骨頂、地方ローカルの鉄道を楽しんでます。風景も田園風景が旅に花を咲かせてくれます。これから海に向かっているのですが総武本線は内陸部しか走らないので車窓から海は見えませんけど泣


反対の東京行き特急しおさい

旭駅にて特急しおさいとすれ違いました。
カッコいい! ですがこれもまもなく引退です。自分と同じ歳(1993年)でバースイヤートレインなので寂しいですね泣 帰りはこれに乗ります♪

銚子駅 JRと銚子電鉄の乗り換え口
銚子電鉄3000形
各駅名には副駅名と広告名が載っている


銚子駅に到着!
JRからそのまま乗り換えが出来るようになっています。Suicaをタッチして銚子電鉄の車掌さんから切符を買います。一応銚子電鉄としては銚子駅は無人駅扱いみたいで車掌さんから買うとのことでした。お隣の仲ノ町駅が本社もあり駅員さんも居る大きな駅扱いとなっています。

そういえば車掌さんがちいかわのキャラクター「くりまんじゅう」を付けていて元カノとの思い出がめちゃフィードバックしてきました(・_・;
元カノはちいかわの大ファンで部屋もちいかわ仕様になっていて可愛いらしいものでした。
失恋ひとり旅の辛くなるところはこういうとこだなとしみじみとしてしまいました。

レトロなこの電車は3000形としてかつては伊予鉄道で活躍していた電車をこちらに持ってきたものです。ロマンスシートが2席だけあるのが特徴です。

ロマンスシート

銚子電鉄は短い距離ながら見どころもたくさんあって車内アナウンスで自動放送ですが女の子がいろいろ車窓や見所を教えてくれます♪

森の中はまるで秘境を思わせる
葉野菜の畑がのどかでいい
一部区間は犬吠埼灯台も見える


赤字続きで経営がまずいとのことで全国的に有名ですがぬれ煎餅のヒットやYouTuberスーツ氏の企画動画などでかなり経営が安定してきているそうです。

小さな地方の零細企業が頑張ってるのをみると応援したくなるし、自分も頑張らないとなって思わせてくれます。発達障害持ちのフリーターでもいろいろ自分は頑張っていると自愛してみようと思います。

副駅名はありがとう
出札口などが残されている
外川駅舎


終点の外川駅に到着です。古い駅舎でかつての懐かしい情景が思い起こされます。鉄道ファンもそうじゃない人も写真撮りまくりでした笑

ここから歩き疲れるほど観光


外川駅から徒歩30分くらいのところにある屏風ヶ浦を目指していきます。前回、銚子に来た時に来れなかったためここは絶対外せないスポットとして行きたかったからです。




見よ! この断崖絶壁の縞々模様を笑
この崖はテレビ撮影にも使われることがあるそうです。
この綺麗な崖は銚子から旭市の方まで10キロほど連なっていてかなり見栄えできるスポットとなっています。ちょうどビーチから遊歩道があり歩いて見て回ることができるのでおすすめです。ただ駅から遠いというのが難点ですが銚子駅からバスも出てますのでそちらも検討して見てくださいね!

続いて犬岩と千驕ヶ岩(せんがいわ)です。こちらに来た時は奇跡的に晴れ間が広がり映える写真が撮れました! 外川駅から徒歩15分くらいの場所ですのでこちらも行ってみてほしいです。

犬吠埼灯台
犬吠埼は東映の映画のあのシーンの場所

続いて40分ほど歩いて膝の痛みに耐えながら銚子の代名詞的存在である犬吠埼にやってきました。ここに失恋した人がやってきたらまあ心配されるだろうなと思いながら海を見て、感傷に浸ります。灯台の上へは膝の痛みを考慮して登らないことにしました。
そういえばお昼何も食べてないと思ったのですがあまりお腹も減っておらず今回はグルメはパスしました。

失恋ダイエット中ですからね まあ痩せたら食べればいいべとポジティブに考える(^○^)
タイミング合えば全然食べたんですけどね

日帰り温泉入浴できる
海岸造形を見ながら温泉に入れる
最高のロケーション

そして今回、心も体も癒したかった俺は温泉をいちばんのメインイベントにしました!
犬吠埼と犬吠駅のちょうど二等辺三角形の頂点あたりに位置する銚子グランドホテルに日帰り入浴をしました。平日は1200円で入浴出来ます。温泉は無味無臭ですが疲れが取れます。そして露天風呂では無いですがオーシャンビューでした。

そこで温泉に入ったら痛めてた膝の痛みがだいぶよくなって快適になったんですね。温泉ってこういう効果ちゃんとあるんだと実感出来ました。 また話しかけられたおじさんにひとり旅をなぜしているのか尋ねられて、実は失恋きっかけですということを伝えると「犬吠埼に飛び込まないでよ」「結婚した先輩として言うけど結婚しない方が気楽で良いぞ」と冗談を言われて何だか癒されました。挫けないで頑張ってくれとも言われてこういう旅先の出会いも温かくて涙が出そうになりました。

また脱衣所で自分の裸をみると凄い痩せたなと実感したのでした笑

そして帰路につく

銚子駅にてしおさい号
もうすぐ引退してしまう
ぬれ煎餅をつまみにハイボール

犬吠駅から銚子電鉄で銚子駅に戻り、お土産やら何やらをNewDaysで買って特急しおさいに乗り込みます。
本当はグリーン車でも良かったのですが車窓は真っ暗だしわかしお号で運転される255系のグリーン車に引退前にもう一回乗ろうということで普通車にしました。それにチケットレス得だ値で40%オフという破格だったのでこちらにします。

やっぱりこういう電車に乗ると酒は避けられません笑 銚子電鉄名物のぬれ煎餅をお供に乾杯(1人で寂しく)します。この255系電車も31年選手で同い年ですが2024年3月をもって定期運用から引退してしまいます。
もう一度乗る時に引退レポも書こうかと思っています。何せ子どもの頃から乗っている思い出の車両ですから。

まとめ

今回、失恋してから初のひとり旅。正直、旅行中も元カノのことを思い出したりしてフラッシュバックがかなりありました。しかしいろんな方からのアドバイスで恋愛してなくても1人でも楽しめる人生になってから新しい恋愛をしなさいとのアドバイスを受けて確かにそうだな、そうしようという気になってきました。今回はそれの第一歩。 独りの… いや一人の自分を大事にしてまずはトラベルライター気取りでnoteの記事を書いていく。
それだけでも失恋の立ち直りとしては上出来だと自画自賛したいと思います。

長くなりましたがこんな感じで旅レポを書いていけたらと思います。拝読ありがとうございました。

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