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宿命王のススメ

おはこんばんちわヤノンです。
今回は、今年の夏頃から使っていたレヴィドラスの強化体エンピレオデッキを紹介して行きたいと思います。
自分は今期このデッキのが1番強いと信じており、世間的にはレザエルは奇跡有りでの性能でtier Sなのに対してこちらは直接敗北する危険なシーンを挟まずにS評価に限りなく近いA+評価のバランスの良さを信用しております。
今年はもう出る大会もなく、来年はずっと使っているドラジュエルドの強化を楽しみにしているので一旦の区切りとしてお世話になった山の紹介をしておこうと思いこの記事を書いて行きます。

まずはレヴィドラスというデッキの強みについていくつかカード付きで説明していきます。

①レヴィドラスの振り撒く無限鱗粉マーカーによる受け攻め水準の高さ

宿命王になった新しいレヴィドラス(以下エンピレオ)でレヴィを手札から吸うことで先3ターン目からマーカー3枚を獲得し、ソウルにある宿命者のディバインスキルを得られるスキルがある


②シャンネット.アノートといったパワーカードによるリソースと攻め性能の強化

自身のマーカー3枚で同名がいない際に自己蘇生、自由度の高いアタック時のバフ→ドローを持った強力なサポートカード
EB3で2ルックから手札補充と山上固定+5kという高水準なスキルとマーカー3枚で同名が後列に居ない条件でこのデッキの攻めの要となる後列アタックを自身で持てるアタッカーでエンピレオの登場で先3ターンから動ける様になった


③各マーカー使用カードの噛み合いの良さとストイケアの強力なサポートカードに寄るカスタマイズ性
上記3種のカードで軽く例を挙げるのですが、エンピレオが3枚のマーカーを獲る事でシャンネット、アノート共に全てのスキルを使える様になり更にそれをマーカーで寄るバフにより強化されスタンドや再展開無しでの高火力な連パンを可能にしています。
またマーカーを軸とした強力なサポートでデッキの骨組みを作りストイケアの強力な汎用カードで肉付けする事で完成度の高いデッキを色々なアプローチで作れる自由度の高さも魅力の一つだと自分は思っています

では早速デッキレシピへ…

今回のデッキリストでは上段左5種にフォクシルを固定枠とし、自由枠を序盤に投げやすいカードで穴埋めして後半に使うカードの枚数を落とした構築をしています

デッキレシピの採用カード解説

G3
レヴィドラス2種
それぞれメインVの出力を出すコストでありペルソナライドにもなれる為、最大枚数採用

シャンネット
最強サポート①ゲームに絶対触りたいので4枚…と言いたいところですが、今回は後述のフィランダによりサーチが効くので3枚に落としガード値の無いG3カードの枚数を落としています。
後列のアノートガスターを能動的にリソースに変換できゲームを通して集められるカードの量を増やしてくれつつ、長期戦を見た際にドローをしない事でVのデバフを山切れに恐れず打てる様に調整も可能にしてくれている良カードです。

G2
アノートガスター
最強サポート②前回までとは違い先3での後列アタックと後列からシャンネットで退かしやすくなった為、このカード自体の評価が大きく上がっている。蘇生カードとの組み合わせで序盤のアタックにも参加でき序中終盤で隙の無い動きをしてくれる。
他ゲームの有名なプレイヤーの方がVGトリガーを待つゲームプランを麻雀に例えられている方がいらっしゃったがそう言った待ちのトリガーを山下に残し先送りにしつつもその都度欲しいトリガーを探せるのもアノートの魅力の一つです。例えばこのリストではドロートリガーが4枚ですがそれをデッキボトムに置きゲームを進行する事でその1枚を相手に8枚目のクリティカルに見せ警戒させつつ山札を温存するなどが場面次第で出来ます。

フーリ
1種目の蘇生札でこちらも先3でバフまで使える様になり評価UP!シンプルな10kバフは先行3ターン目でG2にアタックする際やトリガーの消費量が多い試合で最後の詰めに使えます。また前回から引き続き手出し以外でも効果が使える為、同名や他の展開札から出す際にこのカードを挟む事で更に展開できる点や蘇生カードに縛りがない事も覚えておきましょう。

アスプロニア&サフィラ
2種目の蘇生こちらは手限定のG2以上蘇生なかわりに序中盤にトリガーや蘇生対象の新しいカードを探したりフーリには出来ないG2ターンでの蘇生が可能です。
今回の自由枠1枠目(個人的にはほぼ確定)
ここで少し余談ですが、今回のデッキでの自由枠はデッキの動きとは別に環境的な弱点を埋める為のカードを自由枠と定義しております。またこのデッキでは蘇生カード2種を採用しているのですがそれぞれに強いシーンがあり相互感と言える性能なので合計枚数が7〜8という採用枚数です。
強力なレザエルやレヴィドラスと戦う為に環境全体が素早い傾向にありそれに合わせて今回はデュアル国家>フーリの枚数で取っています。

G1
フォクシル
盤面に必要なカードでデュアル国家からの蘇生非対応なので4枚入れているのですが、盤面に2枚以上置く事は基本的になく複数引いた際は焼き対面でない限りガードで切ったりアノートの残弾がない時にシャンネットのコストとなります。

フィランダ
自由枠2枠目
今回のリストでVGをしている方が気になるとしたらこの枠とドロートリガー採用だと思います。
①レヴィドラスはデッキパーツが多くサーチカードを採用し同型内での再現性を上げたかった事とオーダーとは違いデッキ内のガード値が減らない点
②アス&サフィで前述した環境の高速化に対して後手1で投げれるカードを採用したかった点
③アノートで先送りにしたヒールやクリティカルを山を圧縮しつつ混ぜれる点
から採用していますが2種の蘇生と合わせて自身が手限定のサーチ効果として見られる点や②から4枚採用しています。

あとは汎用カード達ですが
自分は今期このテーマが回ったら1番強いという信頼のもと構築してエンピレオに素直に乗ったら勝てると信じて、序中盤にお互いのブレを減らせるドローとフィランダから触って15ガードになれる連なる守護を採用しています。
残りはクリティカルがバニラな点ですが効果クリはパワーが低いおかげで自陣をデバフする事でダメコンに参加できるのですが、出した段階で相手にバレる事も有り、CBコントロールとして使える面は覚えておきつつそれは4枚のドローに頼りクリティカルは採用枚数がバレにくく、前後それぞれの列で使いやすいバニラトリガーを採用しています。

不採用カード
スクワーロル
レザエルやミラーといったカードパワーの近いデッキとやる際に最大値を伸ばせるカードで完全を切らせながらパンチ数を落とさずに進めてられる点が魅力的ですが、個人的にコスト面がSB1と書いてある様に見えますが1つ嘘があります、あのカードは6面展開した際シャンネットで後列のアノートやフォクシルを退却することで使うのでハンタのゴンさんの様にそのターンの火力を出す代わりに次ターンに再展開のしわ寄せがしっかりときます。数の多いレザエルの奇跡とミラーの2種の王にはほとんど除去が採用されて無い事を踏まえて考えるとフィランダのドロップ肥やしと盤面の継続力も強みになるので今回は採用を見送っています。

クラレンス
1〜2枚入れておくと終盤の自由度が上がるため上記のカードと同時採用されるカードですが、序盤の役割が薄く非採用です、たまに見る極光戦姫にバチクソに刺さるのでごく稀に150%活躍するかと思います。

次にマリガン基準です(優先順位の後に解説を挟みます)
基本的には
①宿命者レヴィドラスとアノートガスター
②シャンネット、フィランダ
③蘇生札2種>フォクシル
*宿命者が無い時にエンピレオが②に入ります
先行では上記からエンピレオが同じ条件で→①
後手ではフィランダとアスプロニア&サフィラ→①と②に変更されます

①宿命者レヴィドラスはディバインスキルの関係上確実に触りたくフィランダのサーチに蘇生札を絡める手段では対応出来ないため最優先で狙っていきます。
アノートガスターはG3ターン初回に欲しく2枚から見てカードを拾えるので他のパーツよりもキープ基準が高いです。
②シャンネットはライドコストにする事で効率よくアドが取れて、フィランダは他カードを探せるためです。
③蘇生札はライドコスト、ガード、フィランダの効果と合わせる事で展開札としてフォクシルはゲームを通して余った部分に早期に滑り込んでくれると助かる程度です。
補足の*は先行ではディバインも必要なくレヴィ名称さえあれば良いので宿命者の代用としてエンピレオも残すのも有りで、後手のフィランダは再三話している加速化によるG1の強みを活かすためです。

デッキの動かし方なのですが個人的に受け性能もあるビートダウンというデッキの見方をしており効果でのトリガー積み込みでの6治ケアやデッキパワーの高さから主導権を握ったキルターン作りの自由度が高い為、いくつか基本になる例を上げる形で今回は書いていこうと思います。
まずは改めてデッキ内容を知った上でどの様なプラン取りをするべきかですが、先行では4〜5でのキルを狙いつつ自身が生き残ることをメインに使っていきます。
後手では対面のデッキ次第ですがレザエルとミラーでは5ターン目が貰えるか相手の展開次第なので自分から積極的に攻めて4でのキルを目指し、その為のデッキ対しては先行と同じく4〜5のキルを狙っていきます。

その上で大切なのが3ターン目の盤面なのですが

フルパワーだドン!!
トリガー上置きならアノート→アスプロニア→V→フィランダ→シャンネット+トリガー
完全やペルソナといったゲーム進行に必要なカードを上に置いたらアノートから入ってVより前にシャンネットで拾いつつ相手のダメージトリガーを避けてアタックとブーストを使い分けよう
リソース増やしつつ4パンでのゲーム進行
ヴァルガなどのCBを使いつつ動く焼きデッキにたまに意図的にやる事もある

この2つの盤面を目指しつつ後手の場合はディバインで相手のもう片方の前にマーカーを置きつつ、前トリガーが採用される対面では10kと25k要求、引トリガーには15kと20k要求が立つ様にマーカーの追加をします。
この要求の様に相手の構築が分かるとゲームの進行上で出すべきマーカーの位置もわかるので公開情報で前か引が見えた際はしっかりと覚えておくと良いでしょう。

ちょっと話が脱線してしまったのですが、3ターン目にこの2つの盤面に着地出来る様に序盤のガードと展開をするのが自陣での攻めの動きの基本になります。
また受けでは"次ターンに同じ以上の面を維持する事で相手の手札を削り続けるor前の攻めで半殺しまで追い詰めてあと人押しをする為の盤面"を用意できる様に手札を整えて行くをベースで考えると良いかと思います。基本的に自陣の左右前後の4枚にマーカーを貼るので完成として残りのマーカーは相手に貼りましょう。
その為アノートor蘇生札がある時はシャンネットで追加投入のカードが投げやすい様に後列を退かすと良いでしょう。

キルターン
万全の用意が出来ているなら基本フルパワーの盤面から蘇生札の部分を火力アップするユニットに変えましょう。またシャンネット自己蘇生後に蘇生札や手出しで追いシャンネットが出来る事、シャンネット+マーカー+10kで簡単に35k要求がアノートorフーリorフィランダに同じくマーカー+10kで30k要求が出来る為そこを活かして最後に削れる数値の計算をすると良いと思います。

余談ですが、クリティカルを振り序盤の25k〜中盤の35k〜の要求を意識して作れるとゲームの進行が1つ早く見やすくなるので覚えておくと良いと思います。
またペルソナをエンピレオのコストとして1ターン守れそう場合は2ターンかけての方が削れる枚数が多い&山の枚数とトリガーをペルソナで消費する裏目がない事も1つ覚えておくと余裕のある局面でも辛い局面でもどちらでも活きるシーンがあるかと思います。

本当はもっともっと語りたい事が多いデッキなのですが今回はこの辺にしておこうと思います。
あくまで今回の記事で解説しているのはこのリストでの基本の動きだけでアノートで少しだけ触れたプレイヤーが待っているトリガー以外を山下に送るロングゲームのプランやレザエルやミラーで急ぐ様に焼きのあるデッキとの付き合い方などはまた別の動きになる為、質問などをいただけたら補足をしようと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございましたヤノンでした、また今後も気に入ったデッキのメモを書き連ねて行こうと思うのでよろしかったらたまに見に来てやってください。

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