38年の感謝と誇り
私は「商売」という言葉にどうしても抵抗がありました。私にとっては、お金を稼ぐことが目的なのが「商売」で、「相手を満足させるのが仕事だ!」という思いが強かったのです。その結果として対価をいただくものだと考えていました。よっぽどプライドが強かったのでしょうね(笑)
なので、開業当初は効果が出なかった時にお金を受け取ることを拒んだことも何度もありました。
そんなプライドから「3回の結果で判断してください」という信念を最初から掲げて始めました。
昔は電話帳で見て、近くだから来るという患者さんが多かったのですが、今ではほとんど紹介のみで成り立っています。
仕事中にセールスの電話がかかってくることも多いのですが、スタッフには「有料のものはすべてお断りしています」と答えるよう指示しています。そのおかげで、皆さんあっさりと電話を切ってくれるようです(笑)。
今年で開業38年目を迎えますが、経営者としては不適合者の私がここまで楽しみながらやってこれたのは、本当にありがたいなぁと思っています。
これからは、この感謝の気持ちを形にしていかなければならないと感じています。
そこで、これからは地方にボランティアで治療に行ったり、効果的な治療の方法を広めたりしていこうと考えています。
そのための方法をいろいろと模索しています。
ご協力よろしくお願いします。