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社労士試験にギリギリの点数でコスパ良く受かる方法8〜勉強方法〜

 勉強してもしても成績が上がらない。そんな悩みを抱えている方はたくさんいるのではないでしょうか。成績って直線ではあがらずプラトー現象の停滞期をこえると急にあがるという繰り返しだとわかっていても、停滞期はつらくなってしまいます。ダイエットと同じです。過去問とテキストが基本とわかっていても、つい焦っていろいろと手を出してしまいたくなるものです。

どの問題集がいいの?

 よくある質問です。「どこの問題集をやったらいいですか?」「どの通信講座がいいですか?」「過去問は何年分やったらいいですか?」結論から言うとどれでもいいと思います。好きなものを好きなだけやればいいのです。
 重要なことはそれを何回まわせるかなのです。私は問題集も過去問6年分も7~10周ぐらいはしました。選択肢の記号を覚えるぐらいしました。もちろんただやるのではなく、ちょっとでもひっかかるところがあれば必ずテキストに戻って、該当箇所含む章をすべて読むようにしていました。正答することが目的ではないので、全選択肢の正誤判定ができるようにという意識で解くようにもしていました。誤った選択肢であれば、どうことばを入れ替えれば正しい選択肢となるかまで考えて読みました。過去問からテキストへの反復横跳びをするのです。
 あなたにとって試験日までに10周できる年数の過去問をやりましょう。それができたら模試や予想問題をやりましょう。それもやるからには3周以上はしましょう。もちろん、テキストとの反復横跳びです。もし、3周以上できないのであれば、時間の無駄なので模試や予想問題などに手を出すのはやめましょう。やらなくても合格できます。
 あとは過去問ランドです。とにかく過去問ランドをやりまくるのです。これだけやれば、過去問からの焼き直し問題にはかなり対処できます。

テキストを読むって難しい

 よくテキスト読みが大事って言いますよね。でも、ただ漫然と読んでいるだけでは知識の定着が図れた気もしないし、達成感も何もありません。こんなことでいいんだろうか?と新しい問題集などに手を出したくなります。もはやわかりみしかない。
 クイズを作るつもりでテキストを読んで、そのクイズの答えを探しにテキストを読むという作業を心の中でしながら読んでいました。
 あとは問題集や過去問で間違えた論点が含まれる章は間違えるたびに全部読み直していました。誤っていることはわかるが、どう直せば正しくなるかあいまいといった選択肢でも、テキストに戻って読み直ししました。
 それでもテキスト読みは難しかったので、有識者の方から良いご意見をお待ちしております。

模試って意味あるの?

 模試でA判定だったのに落ちたとか、E判定だったのに受かったとか、聞いたことありますよね。そうだとすれば模試の判定って意味あるの?って思うのが普通ではないでしょうか。私個人もずっと模試は判定不能のF判定というひどい結果だったのに合格できたので、模試の判定の信頼性は低めなのですが、それでも受けたほうがいいです。
理由① 本試験において大手の模試に出た問題の平均正答率は高い。
 補正や救済と言われるシステムがある社労士試験にとって、これはとても重要です。正答率が高い問題を外してはいけません。
理由② 結構あたる
 2022年は「転職者に関する実態調査」が出るとLECの工藤先生が模試の講評でおっしゃってました。本当に出ました。こういうことって結構ある。資格学校の本気を見せられました。ちなみに私は「転職者に関する実態調査」からの問題を落としました。工藤先生ごめん。
理由③ 勉強のきっかけになる
 当然ですが、模試を受けたら復習しますね。テキスト読みのいいチャンスです。さらに3回ぐらい解き直しもしますね。間違えた問題があれば、テキストのその項目は間違えた回数分読みますね。これはよい学びになります。そもそも模試を受ける前に模試を受けることを目標として勉強するのでいつもより緊張感を持って勉強ができます。総復習のチャンスです。

本試験で合格点をとることを目標に勉強してる?

 意外と勘違いしている人が多いと思うのですが、資格スクールのテストで良い点をとるとか、模試でA判定をとるとかっていうのは合格するための手段であって目的ではないんですよ。もちろん短期的な目標として模試で良い判定をとることを掲げることはいいと思うのですが、あくまで模試は模擬試験であって本試験ではないのです。模試でいい点をとって本試験で合格するというのは大学受験でいうと「部活の大会でいい成績を残して、受験も結果だす」みたいなことだと思います。それができれば理想だし、能力がある人はどちらも結果を出しますが、どちらかだけという人も多いのでは。
 2022年当時は覚えるべきだと言われていた雇用保険の基本手当の支給日数とか労災の給付日数を私は覚えませんでした。だって、そういう日数を覚えてたら解けるような問題はここ数年出てないなって思ったし。だから、模試でそういう問題が出たらスルーしてました。実際に2022年の試験では日数は問題用紙に印刷されていたから、覚える必要はなかったです。もし模試でいい点をとることを目標に勉強していたら、そういう数字要件を覚えることに必死になり、他がおろそかになっていたことでしょう。
 あと、模試って過去問の焼き直し問題はあまり出ませんよね。せっかくお金払って受けてるのに、過去問の焼き直しばかり出されたら文句が出るのでしょうが、実際の試験は過去問の焼き直しが多いです。過去問を繰り返すことが点を稼ぐことにつながります。
 大原の金沢先生も動画でおっしゃってましたが、過去問とテキストが食事で模試はデザート的な扱いでいいと思います。(そんな感じのことをおっしゃってましたよね?)テキストが白ご飯で過去問が主菜で白書と統計は小鉢かな。副菜(白書と統計)はまったく食べなくても栄養が摂れる(合格できる)可能性がある。じゃあ、汁物はなんだろう?有識者の方の意見をお待ちしております。

タスクベースで勉強しよう

 長期目標、中期目標、短期目標をたてましょう。長期目標は社労士試験合格です。中期目標はそのために今月何をすべきか、短期目標は今週や今日何をすべきかです。例えば、5月から7月で過去問6年分を10周すると決めたら、後半は加速すると考えて、5月中に過去問6年分を一周します。大体5日で1年分です。10科目あるから1日2科目です。と、どんどん割って考えましょう。多少前後しても大丈夫です。最終的に合格できればいいのです。

と、徒然なるままに思ったところを書いてきましたが、正直ギリギリで合格したやつの勉強方法なんてあてにならないですよね。運がよかっただけじゃんみたいな。私もそう思う。みんなもこんなヨタ記事に惑わされずに我が道で頑張れ!応援してるよ!

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