2024.8.11

「あちゅまえ あちゅまえ(集まれ)して」とヨーグルトを差し出してくる。いつまであちゅまえでいてくれるかな〜。

水たまりは「みずばたい」と言う。自分でも違うらしいと分かってはいるようで、何度も言い直して結局(今のあーちゃんは「みずばたい」でいっか)と落ち着いている。

あーちゃんが「おつきさま!」と見つけ、どこどこ?と聞くと「そこ!おそらの むこう!」と言っていてなんて良い表現なんだと思った。「青い空の向こうには虹がかかったよ」という歌詞から引用してるんだろうな。

転んで手の平を少し擦りむいたのを執拗にアピールする。骨折でもしたかのような深刻さで、また相手もそう受け取ると信じて疑わないまっすぐな目で「かわが むけちゃったの!」と何度も言ってくる。面白い奴。

夜なかなか寝ずにずーっと大声でグズっており、「起きてよお!!」と絡んでくるので強めに「寝なさい💢」と追い払うとワンワン泣く。お父さんに優しく寝るよう促されるともう他に道がないことを悟ったのか寝た。寝るんかい。こいつ。はよ寝ろ!!

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この頃言葉を使って親の心を翻弄する。家事をしていると「寂しいのから!」と引っ張るし、お風呂に入ろうとすると「まだ遊びたいだったの!」と泣いたり。これまでただ泣いてたのとは違い、言語化されると、アラそうなの…とつい心が揺らいでしまう。

この日から数日間、寝かしつけ中の起きて攻撃がすごかった。
きっかけとなる出来事がある。
晩御飯をほぼ全残しした日の夜に「おなかすいた」と言うので、暗いリビングでおにぎりを作ってあげた。それが嬉しかったのか、寝かしつけに入ると「おなかすいた!」と言うようになり、はじめは真に受けて干し芋とかをあげたりしていたが次第にコイツ…嘘言ってるな…とさすがの私でも気付き、そこからは拒否。そして起きて攻撃が始まった。
しかし年の功でAirPodsでaudibleを聞きながら寝たふりをしてやり過ごした。娘がクソデカボイスでひとりで喋るのを「寝なさい」「静かにしなさい」と諌める以外は寝たふりをしたところ、娘は私を起こすのを諦め、そのうちひとりで寝てくれるようになった。良かった。

でも、この「諦める」という行為、子供に経験させるのは結構怖い。私は子供の頃色んなものを諦めてきた。他の子が持っているものを自分には関係ないこと、自分は手に入らないと言い聞かせて育ってきたので、いまいち自分の人生に主体性が持てない。目の前に選択肢があっても、それが自分で選べるものだと思えない。
人間、自分の欲求に従うだけでは生きていけないので諦めを学ぶのは必要だが、諦めを「いつ」「どうやって」学ぶのが情操的に良いのか、色んな育児書を読んでもしっくりくる答えが見つからない。

気付いたけど月2冊くらい育児書を読んでるな。
そろそろ自分の趣味のものも読んでみようかな〜。でも自分に時間を割くのもったいなく感じちゃうんだよな。

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