2024.9.8 歌と踊りは楽しいからやるの

アニメのオチで男の子がしょうもないことで逆ギレして泣く、というくだりがありガハハ!と笑っていたら、あーちゃんが真顔で「泣いてるね」「あ、笑ったらいかんかったかな」「うん」と静かにお叱りをいただいた。心優しきあーちゃん、人に優しくしない人間に厳しい。委員長タイプだ。

「ごちそうさま」が「さま!」→「さませった!」だったのが急に「ごちそうさまでした」と言えるようになった。

もらったお菓子を「いただいたら?」と促すと「いただく!」と食べる。

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委員長タイプというのは、今は頼もしいけどのちのち苦労しないといいな…と思う。私のように他者のアラを探すような方向にいかないと良いんですが。

娘は人に優しく、おもちゃを奪ったこともないし奪われても怒ったりせず返してくれるのを待っている。それでいて内向的なわけでもなく、お友達に「一緒にあそぼ!」と声をかけたりもする。
ひとりでのびのびと歌ったり踊ったりポーズを決めたりして楽しんでいる時もあって、そういう姿は特にいいなと思う。誰に見せるわけでもなく、ただ「自分が楽しいから」で楽しいことをやるのって、今のこの一億総発信時代には難しい。何をやるにも見るにも、発信すること前提で取り組むみたいなところがあり、原初の楽しみ方から離れている気がする。娘がひとりでラルラルと楽しくやっているのには、失われた純粋な楽しみ方がある気がして、ヨッシャ!と思う。得難いものを、この子は自力で手に入れたんだ、と。自分は何をしている時が楽しいのか、忘れないでいてほしいな。

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