2024.8.21 アイラブみーは良い
(略)
帰りに駅の中で走るので人が居るから走らんよと言うと、ちゃんと止まって、人が居なくなると「もしかして 走ってもいーんじゃなーい?!?」と聞いてから走り、また人が来るとパッと止まってベビーカーに捕まっていて偉かった。母がしつけがゆるくてもあーちゃんの賢さで育っている。
暑さと慣れない環境で疲れたのか、長い昼寝をしたあともどことなくフワフワしていて、機嫌は良いものの無表情でご飯を食べたり触られるのを嫌がったりと、いつもと様子が違う。疲れるとパーソナルスペースが広くなるの、こんなに小さい子でもあるんだ。
雨すごいね〜と言うと「おへやも くらいしね!」と言う。喋りが巧みだ。かなり前にどういう話をしたかもしっかり覚えてるし、状況によって次起こることを予測しているし、賢いな〜。
かたつむりとてんとうむしを混同している。歌も混ざりがちで、「でんでんむしむしかたつむりー、…おいけの…どんぐい こおこお どんぐいこー、おいけにはまってさー!たいへーん!」と歌っている。
ジェットコースター→めっちゃこーすたこーすたー
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このパーソナルスペースの話、ちょうどEテレの「アイラブみー」という番組でやっていてそれで気づいた。パーソナルスペースは人によって違うし、その人のコンディションによっても変わるという話。
この「アイラブみー」という番組、めちゃくちゃ良い。
子供向けのアニメーション番組なんだけど、
「おじさんがピンクを好きなのはヘン?」とか「みんなが楽しいルールってどんなルール?」とか「かぞくってなに?」でレズビアン夫婦や一人暮らしを紹介したりとか、
内容がとにかく新しい。教育的なんだけど、どういうテーマなのかひとくちに言えない。
「この気持ちって我慢しなきゃいけないのかな?」とか「人と違う自分って変なのかな?」みたいな主題にはそっと寄り添うような内容を、
わがままや排他的、批判的な気持ちが主題のときには優しく諭し、
令和の道徳観をガンガンアップデートしている。
公式サイトを見ると、「自分の心と体を知って自分自身で大切にする」というのがテーマらしい。なるほど〜。本当にね。
娘にはぜひこれを見て、これ全体に通底した考え方を自然に学んでいってほしいな。