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針生検の結果
前回お医者さんから言われた事もあり今度の告知には
付き添いをつけることにしました。家が近所で
家族同然…といえば彼しかいません。漫画の中では
せっちゃんと呼んでます。
本物の家族とはオギャーと生まれてから
15年だけしか住んでいません。高校で寮に入って
そこから就職で神奈川
せっちゃんとは東京で10年以上は
住んでいましたので家族同然でした。
当時はもう別々に住んでいましたが近所でしたので
気軽に頼んだのです
酷く同情してくれて忙しい中、時間を作ってもらい
私は感激したものです。そして
その結果告知の日は2時間ほど待ったでしょうか。
待ち時間、妙な緊張がすごくてすごくて
受験する時や結果通知を受け取る日でも
合格を願うように良性を願っていました
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最初に悪性かも…と言われてたのにも
かかわらずまたまた目の前が白く霞み声が
出てきません。ただ
今日はせっちゃんがついてて話してくれてます
病名「多発性浸潤がん、ステージ1」
せっちゃん「1なら初期ですね?」
先生「はい。でも佐々木さんの場合隣接して
もう1個シコリがあります。合計2個。今日は
あと1個のシコリも針生検して悪性なら全摘となります」
全摘…私は全摘の覚悟が決まっていません
二人はどんどん話を進め大学病院で手術するか?
このままここで手術するかと話しています
1週間の間にネットで調べ「同時再建」なるものを
みつけたので質問することにしました。確か
形成外科がある病院に限られてたはずです
先生「同時にすると再発した時発見しずらいので
再建は胸を切って2~3年経ってから
受けた方がいいですよ」
2~3年も片乳のまま…
絶望しましたがそうもいってられず先生は針生検の
準備があるので「今日の針生検の結果が1週間後です。
それまでに考えて下さい」と言ってどこかに行きました
せっちゃんは忙しのでもうここで帰ってもらうことに
しました。「いい先生じゃん。ここで手術しなよ」
と声をかけられ私も「そうだね」と相槌
何だか不思議とホットしてました。それは
●検査結果待ちの緊張からの解放
●ステージ3とか4ではなく1で初期だった
私は2回目の針生検を悠々とこなし前回と違い
眼鏡をかけて画面を凝視し沢山先生に質問しました。
先生は前回と違った私にぎょっとしていました
きっとこれは少しだけ願掛けが叶ったんだろう
そして何より
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続く