悲しみのカナリア
瀕死のカナリア
どうやってか
危機を脱して
この世を儚む
私の愛する世界よ
住んでいる私は
より良い風景、より良い環境
より良いお天気、より良い生活を
求めたりする
蛇足ですが
より良い半身もいたらいい
人でなしの人殺しだって
私の毅然とした決意の前には
刃がすくむだろう
ガタガタになって使い物にならなぬなった刃は
溶かされて作り直し生き返るのだ_けれども
カナリアは忘れない
あの人が刃を抜いたことを
悲しい唄が多いのは
カナリアの気持ちの反映
いつか唄も忘れて
ペンを持ち
闘いを生きていく
ドーナツ食べて溺れて忘れて
生きていかないように
拒食症でダウンしないように
気遣いながら長い人生の闘いを通して
涙を流してやっていく
夕暮れに涙を流しても
朝明けに喜びの叫びがある
主イエスが共におられるのだから
そう思うのが心の灯
絶やさず次々に灯していく
ああ明るい
何も見落とすことなく
明るい光を愛す
汝を愛す如く
この世を愛す如く