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恒例の三人ランチ会

老婆といえども皆さん、年末年始はそれなりに忙しく
しばらく間が空いてしまった。
今月は我が家の順番だ。ほぼ4ヶ月ぶり。

お玄関のウエルカムフラワーは、たまたま昨日
絵のお教室で描いた花々のお裾分けで。(タイトル写真)

ランチ会の順番が廻ってくると、毎回今回は何に
しようかと頭を巡らす。

和食、洋食、中華・・・と、
1品でも、皆さんが普段あまりなさらないような
レシピを入れたい・・。

色々考えるものの、ゲストは皆さん長年料理に
携わっていらした方。最終的にはここで気張っても、
所詮は私の料理、と開き直り、極々平凡な洋風料理にする。


セッティング完了


一応、春を意識しました

メニュー
乾杯は鹿児島「桷志田」(かくいだ)の生フルーツ黒酢
前菜・・・・クスクスを土台にして生ハム、
       エビなどの盛り合わせ
スープ・・・春人参とオレンジのスープ
主菜・・・・鶏もも肉のオレンジ焼き
デザート・・ウイークエンドシトロン(レモンケーキ)
      栗の渋皮煮添え 
      紅茶はドイツのロンネフェルト

レモンケーキは作りたてよりも少しおいたほうが
美味しい気がするので、予め焼いておいた。
渋皮煮は昨秋に作って瓶詰め保存してあったもの。

私としては自信があったわけではないが、
意外と好評でほっとした。
こうしてゲストが喜んで召し上がってくださるのが
何よりのご褒美だ。

相変わらずお人の名前や
ものごとの名前が出てこないが、そんなことも何のその
お互いに通じ合っておしゃべりは盛り上がる。

お陰様で日常生活に事欠くことなく過ごせる老婆三人組だ。

体が効かなくなったりしているご友人や、
ご近所の方のお手伝いをなさっているという友人は
「老老介護ね」と笑われたが、そんな相互扶助が
もっと広がると良いのにねと言ってみたものの、
でも何か事故のあった時には大変なことに
なりかねないから難しい話ね〜・・・
と、やはり老後の話が多くなる。

そんな中で、日本語の難しさや、英語で表せる
適当な言葉が見つからないとか、
今はすっかり乱れている若者言葉などなど、
そこから派生して昭和時代の話に飛んで、
昭和の奥ゆかしさを懐かしんでみたり、
80うん十年はやはり遠いのねと納得する。

たわいもないこんな会話が、老化を少しでも
予防してくれることを期待しながら、
暗くなりはじめた帰路で「転ばないでね!」
と友人を送り出す。

今日も一日良い日でした。ありがとう!!



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