不妊治療物語3 〜なんか無理そうと悟る〜
治療を始めた時の私の身体や検査結果は以下の通りです。
身長 164cm 体重 52kg前後
体脂肪率 安定の30%超
性ホルモン値はいずれも正常範囲内
甲状腺ホルモンも大丈夫
子宮卵巣に大きな問題なし
生理周期は26〜28日と早目で、チョロリとおりものに混じって出血し始めるので正確なday1がわかりにくかったです。
エコーでは毎月両側のどちらかで主席卵胞が育ち、day11くらいで18〜20mmくらいに育つ感じでした。
ちなみに主人の精液検査はこの時は問題なしと言われました。
クリニックに通い、タイミングを指示され排卵を促すhcg注射を打たれる日々が半年くらい続きました。
今月こそ…!と期待しては裏切られ…
私は途方に暮れていました。
なまじ自分も医師でうっすら知識があるからなんとなく感じる「なんか重大な見落としがある。このままだと多分妊娠しない」感。
そもそも自分でタイミングとってた時も、基礎体温バッチリ二相になってて排卵痛もあるから排卵したのもわかるし、多分大きくは外してないはずなのに妊娠しなかったのだからもうタイミングじゃ無理なんだろうなと感じ始めました。
まぁまぁ気持ちが病み散らかした頃に職場の後輩の妊娠がわかり当直回数が彼女の2倍に。
気分転換に企画した女子会で友人の妊娠を知り…
妊娠できない自分が惨めで惨めで仕方なくなって自宅で号泣した私はついに体外受精を覚悟したのでした。