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不妊治療物語 番外編1 〜妊娠ジンクスのあれこれ〜


妊活や不妊治療してると、色々な妊娠ジンクスに遭遇しますよね。


スマホを◯◯さんの待受にする、コウノトリキ◯ィ、胚移植後のパイナップル、ミスドのホットミルク、マックのポテト、渡り蟹パスタ、ト◯キト◯カアプリ、子授け神社etc...



上記のほとんどを試しましたが、実際に妊娠した周期はどれも行っていませんでした。

特に初めての移植周期は、そりゃあもう腹がはち切れんばかりにジンクス的なものを貪り食う始末でしたが全く効果なし!

なんとなく、一度やって効果がなかったことは縁起が悪くて嫌だなって思って結果ジンクス的なことはほぼ何もしないまま判定日を迎えました。


私が実際に妊娠した移植周期に行っていたことは下記の通りです。




・小麦断ち

・カフェイン摂取量を減らす

・ビタミンD、亜鉛摂取

・パワースポットで拝む




上から説明します。


・小麦断ち

いわゆるグルテンフリー生活です。

これは採卵前からやっていました。

とは言え完璧に断つことは現代生活では難しかったので、友人との食事やたまのオヤツなどは許容しており、日々の主食は米や米粉製品にするといった感じです。


正直どれだけ効果があったかは謎です。

グルテンが卵子の質に云々みたいな話はよく聞くけれど、何も気にしてなくても多くの人々が妊娠するわけだし、そんなら毎日ピザやパスタ食べてるイタリア人はとっくに絶滅しているだろうし、よくわかりません。


ただなんとなくこれまで試してなかったことを試してみよう、くらいの気持ちで採卵前〜心拍確認までやっていました。

ちなみに心拍確認後はなんも気にせず食べてました。






・カフェイン摂取量を減らす

私は無類の珈琲好きで、放っておくとずっと珈琲飲んでます。

カフェインがどれだけ何に影響しているのか全然知らないですが少なくとも摂取量が少ないに越したことはなさそうと思い、自宅での珈琲はカフェインレスにして、外出先ではちゃんとした喫茶店以外では珈琲はなるべく飲まないようにしました。

個人的にはあんまり関係ない気がしてます。妊娠中もまぁまぁ珈琲飲んでたし授乳中の現在も結構飲んでますが子どもは元気に寝てます。
なんというか、願掛け程度のものです。





・ビタミンD、亜鉛摂取

ビタミンDは不妊治療クリニックで血中濃度を測定され、見事に足りていなくてサプリを飲みました。

というかずっと飲んでいたのですがそれでも足りてないということで、飲む量を3倍にするよう指示されてその通りにしました。

亜鉛に関しては特に測定などされなかったのですが、サボっていた内服を再開しました。

これらはジンクスというか、一応医学的根拠に基づいた治療の一環ですかね。





・パワースポットで拝む

たまたま不妊治療中に通い始めた整体(別に不妊治療のために通い始めたわけではなくて単に身体が痛かった)の先生が特に「見える人」というわけではないのですが、パワースポットに行くとなんとなくわかる、という体質の人らしくて半信半疑でオススメの場所を聞いてみました。


そして教えていただいた場所に行ってせっせと拝み倒しました。

どれだけ効果があったかは謎です。

ただ拝んだらタイミングよく妊娠したので、その後妊婦検診の度に通い詰め無事に出産に至りました。


ちなみに子宝神社で有名な都内某神社については


「ああ、あそこは行ってみたけど何もないですよ」


と宣っていました。

確かに結果の出なかった1回目の移植時はそこに拝みに行っていたなぁ…


まぁ神社とかって相性もありますしね。

ちなみに個人的に妊活以外でお世話になっているのは文京区の湯島天神です。







とまぁ私の妊娠した時のジンクス的なあれこれはこんな感じです。


結局何を言っても結果論なのですが、不妊治療中は本当にメンタルやられるのですがれるものにはすがりたい!という気持ちになるのです。



自分のメンタルがおかしくなりつつあることは自覚していたので、主人には


「私が壷とか石とか買いだしたら止めて」


とはお願いしておきました。




何が効くかわからないからやりたいことは全部やればいいと思います。


ちなみに私は〇〇〇蒸しとかよくわからんサプリとかは全く無駄だと思っている民ですが、それも自分が効くと思うならその思いこそが自分の身体に良い方向に働くのかなぁとも思います。

明らかに身体に害がないならなんでもやってみたらよいのです。


ただ、悪徳商法にはご注意を!!

最先端の医療を以てしても妊娠しにくい人間が、よくわからんツボ押されたり壷買ったりしても絶対に妊娠はしないですからね。



必ずしも努力が実るものでもないしお金をかけたから結果で出るものでもない、不妊治療というのは本当に残酷なものなのです。










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