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この先の人生、3組のネタしか見れないとなるならば。
初めまして、さかおりと申します。
お笑いと音楽と猫が好きです。性別は女。
何となく思ったこと、感じたこと、日常のことをつらつらと書く場所が欲しく、note を書いてみることにしました。
住んでいるのは関東ですが吉本興業所属の芸人さんを多く好んでいます。最近は他の事務所のライブにも足を運ぼうと思っているのですがなかなか叶わず、、だって吉本見にいきやすいんだもん
幅広く、いろんな芸人さんが好きなのですが、今回は人生で3組のネタしか見れないと言われたらどの3組を選ぶのかという煩悩を消化していこうと思
います。
皆さんはどの3組を選ぶでしょうか。うーーん、
選べんというのが本音ですが何とか絞りました。
1組目 空気階段
彼らが作るコントの世界観が狂わしいほど好きです。そして私がお笑いにどっぷりハマったきっかけのコンビということでランクイン。
割とお笑いを好きになったのは最近で、友達の付き添いで行ったキングオブコント2018の準決勝から。
一枚ずつ2つの名義で応募していた友人が両方当選してしまったので行ってみないかと声をかけられ、たまたま暇だったし、エンタの神様や時々ゴールデンでやっているネタ番組が割と好きだったので快諾したところかれろの世界観に胸を打たれた。
その時見たのは「ゆうえんち」というネタ。YouTubeにネタが上がっているので是非見てほしい。
まず、二人とも演技力がすごい。「ゆうえんち」のネタを見た時、鈴木もぐらには刑事役がハマり役かと思っていた。そして水川かたまりには狂人役。
だが蓋を開けて見ると鈴木の真骨頂は街の一風変わったおじさんで、水川はそれに一般人としてツッコミを入れることもできる。
両方がボケとツッコミができる、一風変わってダブルで狂人を演じることができる。とても器用なコンビだと思う。
ダブルで狂人を演じる時は片方が普通なのではないかと思わせるほど、とんでもな設定を編み出す。
第4回単独ライブ『anna』の「コインランドリー」というネタがそのことを説明するのに最適でだと思う。
このネタは鈴木扮する下着泥棒が、水川扮する洗濯機の中で心を洗濯していた警察官と出会うネタ。
普通のコントだったら下着泥棒がコントの軸となり、いわばボケになるところを彼らはそれを超えた大ボケを被せてくる。
ネタを見ている途中は、水川に目が向きがちだがコントが終わりふと考えてみると、下着泥棒もまあおかしいことに気づき帰り道でもう一度笑ってしまった。
彼らの単独ライブを初めて見た時は脳に電撃が走ったかのような衝撃を受けた。最後のコントはあまりに美しく、思わず涙が出るところだった。
一人のキャラクターからストーリーを展開させていくことが多くいつか彼らが演じた数々のおじさんをまとめた書物が出たら是非購入したい。
彼らの魅力はコントだけではない。TBSラジオで毎週月曜日24時から放送されている「空気階段の踊り場」という彼ら初の冠番組にも魅力が詰まっている。
お給料が少ないと嘆いたり、電波に乗せてプロポーズしたり、彼女のことがまだ好きだと泣き出したり、常にリスナーに肛門を晒し続けてきた踊り場は彼らの芸人人生そのものと言ってもいいだろう。
最近は鈴木の離婚を発表したり、少し前には水川の結婚、そして離婚、さらには再婚を発表したり人生のためになる教養バラエティとしては波乱万丈すぎるかもしれないが、それがこのラジオのいいところ。
空気階段について語り出したらキリがないのでまたいつか彼らのことだけの記事を書けたらいいな。
思った以上に1組目で文字を食ってしまったので次の話で2組目以降を紹介しようと思います。
さかおり。