詩 オイラ、イケメンの横顔に一発殴りかかったことありやす。

おいら。
オメェ達人間がでえ嫌いです。
生きてて他人に気を遣えねぇし
不細工ほど身をわきまえないし
どれだけ不気味であるかわかっちゃいねぇ
それでいてありのままでいようだ
なんていうからほんと、
しょうがない
世の中でっせ
まったく


おいら。
年なんて気にしちゃ、いねぇ んです。
気にしとるんは、優しいんかです。
価値なんかいうもんじゃ、ありやしません。
誰に対しても怒らず。そこにいていいとする、寛大さなんです。
価値なんていうもんは、
おいらの目ん玉の前にあるだけでしか、
ありゃせん
しかし、優しさっちゅうもんは、
抱きしめてくれるんです。
優しさも価値かもしれませんが、
そりゃ、わからんで。
許してくだせえ
だけどおいら、生まれた歳が違うからって
ヘタに扱われることが
でえ嫌いでしょうがねえんだ。


こいつぁ、
殺してええかのう
いや
オイラが死んで方がええな


オメェ達を恨んでるオイラでも
オメェ達が悪くはねぇってことはわかっとる
ただオイラがもんげえ弱い
オイラは目の前の価値ばっかで
オメェ達の中身なんて見ようともしない
見たくねえ めんどくせえ
それでいて見てところで つまらねえ
アホみたいなことに時間を使いたくねえ
死んでしまえ つまらない人間どもが

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