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愛着障害と私

私は、13年という長い期間虐待され続けていた為愛着障害という病気があります。

〜愛着障害とは?〜
・愛着障害とは、なんらかの理由で親や養育者と子どもの間で「愛情の癒着が形成されずに、情緒面や対人関係に問題が現れてしまうこと」です。

その愛着障害にも種類があります。

1 反応性アタッチメント障害
反応性アタッチメント障害は、うれしさや楽しさの表現が少なく、つらいときや甘えたいときも素直に甘えられず、人のやさしさに嫌がる態度を見せます。 相手に無関心で用心深く、信頼しないなど人との交流や気持ちの反応の少なさがあり、一見すると発達障害の自閉スペクトラム症(ASD)のような症状を示します。

2  脱抑制型愛着障害
5歳までに発症し、周囲の環境が著しく変化しても持続する傾向を示す、異常な社会的機能の特殊なパターンです。 たとえば、誰にでも無差別に愛着行動を示したり、注意を引こうとして見境なく親しげな振舞いをするが、仲間と協調した対人交流は乏しく、環境によっては情動障害や行動障害を伴ったりします。

自分は、1番の反応性アタッチメント障害でした。13歳で児童養護施設に入所した私は、極度に優しくしてくる先生が怖くて仕方ありませんでした。
「本当にこの人は殴らないのかな?」
「嫌われないかな?」
「捨てられたらどうしよう。」

そういう私は、嫌われたり殴られたりするのを避けるため極度に先生を拒んでいました。
そんな中自分の、担当の先生は自分を見て、夜に絵本を読んでくれたり、布団越しに赤ちゃんをあやすようにトントンと、してくれたり、
「大好きよ。」
と、ハグをしてくれたりと、たくさんの愛情をもらいました。そんな中で、自分は試したいと思うようになりました。それは、どこまで自分の行動を許してくれるのか気になったのです。
なので、ケッチャップや、マヨネーズジュースや、水、お茶など、沢山床にぶちまけました笑笑それを見た、先生の反応は、怒ることもなく、叱ることもなく無言で片付けを始めました。その後も、その先生にシャワーをかけたり、手を噛んだ見たり、偏食をしたりと、しましたがその先生は私のことを嫌いになりませんでした。それから1週間後くらいに、「試し行動」というのはなくなりました。しかし、次に待っていたのは「赤ちゃん返り」という次の行動です。

「試し行動」とは
子どもが大人の気持ちを探る行動を指します。 わざと悪いことをしたり、叱られても繰り返したりして、どこまで許してもらえるのか反応をうかがいます。

「赤ちゃん返り」とは
今まである程度自分のことができていた子が、赤ちゃんのように振る舞うようになること。 急に甘えて「できない」「着替えさせて」などと言ったり、ママにくっついたり、抱っこをせがんだりするようになります。

赤ちゃん返りをしていた頃の自分はその先生を片時も離れず、ずっとその先生の背中に抱きついている感じでした。夜も、トントンしてくれないといやで、泣いたり、その先生が帰ると泣いたり、ご飯を食べさせてもらったり、おしゃぶりしたり、哺乳瓶でミルミルを飲ませてもらったりしてました笑笑着替えや、お風呂も自分で入りたくなかったので、お風呂は頭だけ(服を着たまま)入ってました。今思うと恥ずかしいですね笑笑

愛着障害は、発達障害のお子様や、下の子供が産まれたというご家庭でもどこの家族でもなりうることなので、愛情を受けてあげれてなかったのだと、深く受け止めなくて大丈夫です!その代わり、ありのままのあなたでも大好きだよということを伝えて、毎日ハグしてあげたり、昔に戻ったように赤ちゃん返りを受け止めてあげると赤ちゃん返りは、直ぐに終わると思います!

そんな、私の体験談でした!

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