2023-2024年おすすめ本ランキング!
2023-2024年に読むべきおすすめの小説
今回は、私が選んだ2023年から2024年にかけて注目された小説をランキング形式でご紹介します。どれも魅力的な作品ばかりなので、次に読む本を探している方はぜひ参考にしてみてください!
① 成瀬は天下を取りにいく - 宮島未奈
あらすじ:2020年、コロナ禍の夏に、成瀬あかりという個性的な少女が繰り広げる奇妙な行動を描いた青春物語です。M-1挑戦や実験など、独自の世界観を突き進む彼女の姿が笑いと涙を誘います。
おすすめポイント:成瀬あかりという強烈なキャラクターが物語の中心にあり、読者を引き込む力強さがあります。ユニークな青春ストーリーで、思わず笑いながら感動できる一冊です。
本屋大賞作品の続編
② しろがねの葉 - 千早茜
あらすじ:戦国時代の石見銀山を舞台に、少女ウメが運命に抗いながら成長していく物語。銀の採掘にまつわる知識を授けられた彼女が、過酷な環境の中で必死に生き抜く姿が描かれています。
おすすめポイント:歴史の中に息づく人々の力強い生き方が感動を呼びます。重厚な時代背景とウメの生命力が、読者に深い印象を残す大作です。
③ 名探偵のままでいて - 小西マサテル
あらすじ:レビー小体型認知症を患う元名探偵の祖父が、孫娘の楓が語る日常の謎を通じて、かつての知性を取り戻していく心温まるミステリー。
おすすめポイント:ミステリーとしてだけでなく、祖父と孫娘の絆が美しく描かれている作品。感動的で優しい物語に、心が温まること間違いありません。
第二作
④ リバー - 奥田英朗
あらすじ:渡良瀬川の河川敷で相次いで発見された女性の死体。10年前の未解決事件との類似性に街は凍りつき、警察やメディア、被害者家族の視点から事件が展開されます。
おすすめポイント:緊張感あふれるサスペンスと、登場人物たちの複雑な心理描写が見事。犯罪小説好きにはたまらない重厚なストーリーです。
⑤ 月の立つ林で - 青山美智子
あらすじ:悩みを抱える人々がポッドキャスト「ツキない話」に耳を傾け、月の満ち欠けに心を重ねながら新しい日々を紡いでいく心温まる物語。
おすすめポイント:人生に迷ったときに読みたい、優しさと希望に満ちた物語です。月の変化をテーマに、人間関係の移ろいや再生を描いた秀作です。
⑥ 無人島のふたり: 120日以上生きなくちゃ日記 - 山本文緒
あらすじ:末期の膵臓がんと診断された山本文緒さんが、夫と共に過ごした日々を記録したエッセイ。自宅での闘病生活をまるで無人島にいるかのように表現しています。
おすすめポイント:余命宣告を受けた後でも前向きに生きる姿が胸を打ちます。深い感動を呼ぶエッセイで、命の尊さや生きる意味を考えさせられる作品です。
⑦ 川のほとりに立つ者は - 寺地はるな
あらすじ:恋人の秘密を知ることになったカフェ店長の清瀬が、彼との関係や自分自身と向き合う物語。日常に隠された人々の深い想いが描かれています。
おすすめポイント:静かでありながら、じんわりと心に響く作品です。人との距離感や自分自身の在り方について考えさせられる物語です。
⑧ ゴリラ裁判の日 - 須藤古都離
あらすじ:人間に匹敵する知能を持つゴリラのローズが、夫を守るために法廷で人間と闘う物語。動物の視点から見た倫理的問題を鋭く描いています。
おすすめポイント:動物の権利や人間社会の矛盾をテーマにした斬新な設定が魅力です。考えさせられる要素が多く、読後に強い印象を残します。
次に読むべき一冊は、どれに決めましたか?どの本も心に響く物語ばかりですので、ぜひ気になった作品を手に取ってみてください!
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