シーシャを嗜もうとしたけど全く体に合わなかった話

コロナ前、数年くらいシーシャブームがきていまして、ちょうどそのころ知人に連れられてシーシャバーに行ったことがありました。
その知人はブームの前からシーシャを嗜んでいて、一時期は家でも吸っていたそうです。
ワイは正直あまり興味がなかったのですが、これを機に趣味が増えたらと思って挑戦することにしたのです。

シーシャとは、皿の上でタバコを燃やし、その煙を水に通して冷やしたものをパイプで吸う喫煙法です。水に煙を通すことで味がマイルドになり、ニコチンやタールの含有量も紙タバコより少なめだそうです。紙タバコと違い、タバコの葉にフレーバーを足すことができて、甘いものやスパイシーなもの、多種多様なフレーバーがあります。
知人曰く、甘いフルーツ系は吸いやすいとのことで、だいたいアップルを頼んでいたと思います。そこのシーシャバーはフレーバーを混ぜることができたので、店員さんのおすすめも聞きながらフレーバーを注文していました。
2人で行って、チャージ料2人分とシーシャ1台で4000円弱くらい。シーシャは1回の注文で1時間半くらい吸えます。お茶を飲んだり会話を楽しみながら吸うものだそうです。

時折外国の人が来ていておしゃべりしたりするのは楽しかったのですが、色々合わなくて数回やってみてやめました。
何回吸っても酸欠になって酔ったような感じになり、嘔吐していたこと。フレーバーが美味しく感じなかったこと。紙タバコと同様、吸った後体や髪にニオイがついてそれがまた気分が悪くなってしまうこと。
フレーバー美味しくない問題については、店員さんに聞いて対策をしたこともあったのですが、やっぱりどうにも無理でした。
嘔吐してまでやることじゃねえな、と思って。

ちなみにシーシャバーではワイはソフトドリンクを飲んでいたのですが、同行した知人はアルコールを飲んでいました。ほかのお客さんの中にはシーシャを仲間でシェアして、自分の番じゃないときは紙タバコを吸ってる人もいました。そういう人はシーシャ向いているんでしょう。
ワイはアルコールも好きじゃないから飲まないし、タバコは紙タバコすら吸ったことがない。
何回か吸ってみれば慣れるもんかなとも思いましたけど、慣れませんでした。
月に1回くらいのペースで行っていましたが、1年弱くらいやってみてダメだったのでもう手を出さないと思います。

見栄えするオシャンな趣味のシーシャですが、その道のりは耐え難く厳しいものでありました。

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