おじさんの気持ちがわかった

エニーバニー富島春です。

僕は慢性鼻炎。
常に左右どちらかの鼻が詰まってるし、年中鼻を噛んでいる。

そこで僕は考えた。
たまに、尿意はあるのに出てくれない時がある。
そんなとき、まさかの慢性鼻炎が役に立った。
「尿意があるのに出てくれない時は、鼻をかんだ勢いで出す」という僕なりのライフハックを身につけることができたのだ。

だが、僕は危険な薬に手を出したようだった。
薬には必ずといっていいほど副作用というものがある。

そう。
僕は、鼻をかむたびにおしっこがちびってしまう体になってしまったのだ。

はっきり言う。
副作用の方がでかい。
尿意があるのに出てくれない方がまだマシだ。
尿意がないのに出てしまうのだから。
だが、賢者は何事からも学ぶという。
学びと言っていいのかはわからないが、僕はあることに気がついた。

旧車好きのおじさんと同じだと。
故障を繰り返し、悪いところがありながらもそんなところさえ愛おしい。
僕の体と同じだ。
エンジンをふかすと、オイルが漏れる。
鼻をかむと、尿がちびる。

僕は、そんな故障しているこの車を愛そうと思った。




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