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販売士試験(リテールマーケティング検定)とは?

はじめに

みなさんこんにちは。
とある小売店に勤務するソイソースと申します。
私は大学を卒業後、小売業に就職し、現在4年目に突入しました。
新卒では業界最大手で、そこからは地方の中小小売で勤務しています。
ここからは小売業で勤務するうえで基礎的な知識が得られる
販売士検定試験について述べます。

販売士検定って何?

端的に言えば「販売のプロ」になるための試験です。
日本商工会議所が主催の民間資格です。
3級、2級、1級とあり、受験資格は不問で、どなたでも受験が可能です。
それぞれの級で求められる知識・内容は異なります。
試験は全級、テストセンターで受験する方式で、
自分のタイミングで受験することが可能です
(テストセンターの空き状況を確認の上申し込みが必要)。

販売士検定の資格は就職に有利?

結論から言うと、「活かし方」次第です。
実際にすべての級を取得し、小売店で勤務する私が
言うので多少の信ぴょう性はあるかと。(笑)
では、具体的に述べましょう。
詳細はまた別の記事に掲載しますが各級の概要を述べます。

3級
マーケティングの基本的な考え方や
流通・小売業で必要な基礎知識・技能を理解している。
接客や売場づくりなど、
販売担当として必要な知識・技術を身につけた人材を目指す。
流通・小売業に限らず、
BtoCの観点から社員教育に取り入れている卸売業や製造業もある。

販売士 | 商工会議所の検定試験 (kentei.ne.jp)

2級
マーケティング、マーチャンダイジングをはじめとする
流通・小売業における高度な専門知識を身につけている。
販売促進の企画・実行をリードし、
店舗・売場を包括的にマネジメントする人材を目指す。
幹部・管理職への昇進条件として活用しているところもある。

販売士 | 商工会議所の検定試験 (kentei.ne.jp)

1級
経営に関する極めて高度な知識を身につけ、商品計画からマーケティング、経営計画の立案や財務予測等の経営管理について適切な判断ができる。
マーケティングの責任者やコンサルタントとして
戦略的に企業経営に関わる人材を目指す。

販売士 | 商工会議所の検定試験 (kentei.ne.jp)

各級によって求められる職能レベルが異なります。
3級・・・販売員レベル
2級・・・店舗のマネージャーレベル
1級・・・店長、小売業の経営者、小売業のコンサルティングレベル

実際、小売業では資格がなくとも販売は出来ます。
店舗のオペレーション等がマニュアル化されている会社では必要ないでしょう。
ですが、この資格を取得するうえで、
職場では習わないことがたくさんあります。

知識を得ずしてモノを売るか、得てしてモノを売るか。

同じ売れたでも意味が異なります。
例えば知識を持って売ると、モノが売れるまでのプロセスを理解したうえでの業務なので、もし足りなかったことがあれば次回の販売に繋がります。
この循環の繰り返しなので質の高い販売をお客様へ提供することが出来ます。

資格を取ることがゴールではなく、
それをどのフィールドでどう活かすのかです。
持っていれば小売・流通系では加点になりますが、
それをどう利用するのかまで考える必要があります。

どの級から取り組むべき?

受験される方の立場によりますが、
まずは3級から受験されることをオススメします。
販売の基礎を学べますし、合格率が比較的高いので取り組みやすいと
思います。

そこから先は職位や目標に対して必要な級を受験することを
オススメします。

最後に

ここまでざっくり販売士の概要について述べてきました。
資格を保持する小売業者として、資格受験をオススメします。
ただ、そこには明確な目的意識がなければいけません。
ただ、合格を目指すのではなくどう使うのか、どうなりたいのかを
明確にしたうえで受験しましょう。

つたない文章で申し訳ありません。
今後、各級別の勉強法、どのように活かすかを述べていきますので
是非ご覧ください。

では、また。



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