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新指数の取扱説明書

競馬における指数とは

競馬ファンや予想家の間でよく耳にする「競馬指数」。

しかし、この指数が何を意味し、どのように利用されるのかを知っている人は意外と少ないかもしれません。

競馬指数とは、競走馬の過去の成績や能力を数値化し、レース結果を予測するための指標です。

この指数を活用することで、予想の精度を高めることができるため、多くの競馬愛好者にとって重要なツールとなっています。

競馬指数の役割

競馬指数の最大の魅力は、その数値が競走馬の実力を客観的に評価できる点にあります。

通常、競走馬の成績や能力を把握するためには多くのデータを分析する必要がありますが、競馬指数はこれを一つの数値に集約します。

この数値をもとに、どの馬が有力か、どの馬が勝つ可能性が高いか、あるいは回収率が高いかなどを判断することができます。

新指数では、特に単勝回収率(払い戻し均等買い)が高い馬を見極めることに主眼を置いています。

競馬指数の利点

競馬指数を利用することで、予想の際の主観的な偏りを排除することができます。

また、過去のデータに基づいて計算されるため、一貫性があり、信頼性の高い予想が可能になります。

特に、多くのデータを扱うことが難しい初心者にとって、競馬指数は非常に有用なツールとなります。

【従来の穴馬指数との違い】

従来の穴馬指数の取扱説明書はこちらから⬇️

新指数 順位別の成績

従来の穴馬指数と比べると、回収率の面では大きな差は見られません。

しかし、従来の穴馬指数は回収率を優先するあまり、的中率を軽視していました。


競馬を投資として考える場合、複利で資金を増やすことを意識する必要があります。

仮に最終的な回収率が100%でも、途中の推移が①85%→115%→100%のケース②50%→150%→100%のケース
この場合、前者の方がより安定した投資対象といえます。

(具体例)
①のケースでの複利計算
0.85×1.15×1.00= 0.9775
②のケースでの複利計算
0.50×1.50×1.00=0.750


この課題を解決するため、新しい指数では人気と回収率が比例するファクターを多く取り入れ、的中率の向上を目指しつつ、回収率の維持にも努めました。


現在は穴馬指数と新指数の2つを公開していますが、指数上位馬の重複が少なく両指数とも月間単回収100%高いパフォーマンスを維持しております

同様のパフォーマンスを持つ指数は併用して活用することで馬券の安定感が格段に向上します。
両指数の期待値が高い部分を上手く組み合わせて活用することで、馬券収支の向上に役立つでしょう。

具体的な新指数の活用方法

【指数値による傾向】

指数値は、約50個の回収率に優位性のあるファクターを用いて加減点したもので、数値が高いほど多くの加点要素が重なり、信頼度・回収率が高くなる傾向にあります。

◎主な狙い目

🔹指数値25以上から回収率100%オーバー

指数値分布

指数値が25を超える馬は一貫して高い回収率を示しています。これは、多くの加点要素が重なっているため、信頼度が高いことを示しています。

これらの数値を基準にして馬を選ぶことで、より精度の高い予想が可能となります。

【指数差による傾向】

競馬は一頭のみが勝つレースのため、各馬との相対評価が重要です。

ここで役立つのが指数差という概念です。

指数差は他馬との評価の差を示し、芝やダートのレースにおいて、指数差が大きいほど回収率が高くなる傾向があります。

◎主な狙い目

🔹指数差-61以下から100%オーバー

指数差分布

指数差が大きい馬は、他の馬に比べて優位性が高いことを示しています。

指数差が大きければ大きいほど、その馬が他の馬に対してどれだけ優れているかを示し、高回収率が期待できます。

【4段階評価における傾向】

これまで単勝に焦点を当てて説明してきましたが、馬券のスタイルは個々の判断による部分が大きく、正解は一つではありません。

そこで今回は、全頭公開の4段階評価について説明します。

全頭をS・A・B・Cの4段階に評価し、頭数ごとに配分しています。

それでは、それぞれの評価に基づいた成績を見ていきましょう。

4段階評価別成績

S評価とC評価を比較すると、単勝回収率で30%、複勝回収率で20%という大きな差が確認できます。

S評価の馬は買い対象とする一方で、C評価の馬は慎重に扱うべきという判断が導けます。

しかし、C評価の馬についてはさらに詳細な分析が必要です。

C評価馬の人気別成績

C評価の馬でも上位人気馬は、馬券に絡む確率が比較的高いことがわかります。
しかし、全体の水準と比較すると馬券内率は依然として低いため、採用する際には慎重な検討が必要です。

反対に、下位人気のC評価馬はパフォーマンスが非常に低く、特に8番人気以下の馬は単勝回収率が60%未満、複勝回収率も60%前半に留まっています。

結論

  • C評価の上位人気馬: 馬券に含める際は慎重に判断することが推奨されます。

  • C評価の下位人気馬: 回収率が低く、基本的には馬券に含めないことが推奨されます。

このように、評価ごとに傾向を把握し、戦略的に馬券を組み立てることが重要です。

【払い戻し均等買いのすゝめ】

穴馬の単勝を購入する際におすすめなのが、「払い戻し均等買い」です。

例えば、一日の予算が3000円で、買う予定の馬が2倍、10倍、50倍の3頭だったとします。

資金均等買いでは一頭ずつ1000円賭けますが、払い戻し均等買いでは以下のように賭けます。

・2倍 2,400円
・10倍 500円
・50倍 100円

資金均等買いでは、10倍、50倍の馬が外れたら、2倍の馬が勝ってもマイナスになります。
おそらくこのやり方を続けると、ほとんどの人は大穴が勝つ前に心が折れて、指数を参考にすること自体辞めてしまうでしょう。

一方、払い戻し均等買いでは、3頭中1頭でも勝てばプラスになるような買い方をします。

この買い方では、大穴ほど賭け金が少なく済むため、気楽に期待値を追うことができ、一日の収支が安定します。

穴馬指数はこの払い戻し均等買いを実施することを前提に作成しています。

収支の評価は長期スパンが必須

競馬は運の要素が大きく、短期的な結果にはブレが生じます。

数日・数週間の間に運が良ければ大きく勝つこともありますが、どんなに指数の精度が高くても、その逆もまた然りです。

三ヶ月以上の期間で収支を評価することで、一時的な運の良し悪しによる影響を平均化し、実際の実力を正確に把握することができます。

まとめ

🔹穴馬指数と新指数は期待値の高い部分を組み合わ
     せることで収支が安定する

🔹指数値25以上から単回収100%オーバー

🔹指数差-61から単回収100%オーバー

🔹S評価馬は買い、C評価馬は消し

🔹単勝購入時は払い戻し均等買い

🔹収支確認は長期スパンが必須


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